2009年7月11日 (土)

ブログ移動しました

システム変更のため「県県Go! Go!」は下記アドレスに移動しました。
リンク等して下さっている方は、お手数ですがリンク先の変更をお願いします。

新アドレス
http://kenken55chiba.blog54.fc2.com/

| コメント (1) | トラックバック (0)

2009年6月 8日 (月)

安全・安心日本一とは? みんなで見張る社会?!

森田マニフェストで、重点政策のトップに掲げられているのが「安全・安心日本一」である。知事初めての予算編成である6月補正に、まず「移動交番」が入ったことからも、尋常ならぬ力の入れ方が伝わってくる。

マニフェストでは、千葉県の治安がいかに悪いか、これでもかというくらいに強調されている。確かに犯罪発生率は全国ワースト8位だが、これは人口が多いところには犯罪が多発するのは当たり前だから、順当といえば順当。

ちなみに、人口1万人あたりの刑法犯が多い順から挙げると、

1位大阪府(229.1人)、2位愛知県(196.6人)、3位京都府(190.4人)、4位福岡県(178.6人)、5位兵庫県(174.5人)、6位埼玉県(172.2人)、7位東京都(166.3人)、8位千葉県(165.3人)、9位茨城県(147.8人)、10位栃木県(142,0人)

マスコミが異常犯罪や凶悪犯をセンセーショナルに報道し、社会は「体感不安」で充満している。この現象を冷静に検証してみようと、6月7日、札幌学院大教授の清水雅彦さんを講師に招き、学習会を開いた。

清水さんのお話で分かったことは、警察権力が社会の隅々まで入り込んできている現実だ。90年代から全国的に「安全・安心条例」が作られていき、自治体と警察だけではなく、住民(自治会)と警察、学校と警察の連携が強化された。生活安全局が肥大化し、行政警察が拡大し続けている。

森田マニフェストはこうした「警察による暮らしの監視」システム構築の一環として捉えることができる。その証拠に、マニフェストのサブタイトルが「みんなで見張る!」だ・・・ 本当に作るべき社会は「みんなで見張る」ような社会ではなく、「みんなで見守る」社会ではないか。

犯罪の防止に警察はなくてはならない。しかし、市民が警察化することは大変危険である。ちょっとしたことで人を疑い、不信感を増幅し、信頼に基く関係が保ちにくい社会になってはいけない。

憲法学者の清水さんの言葉は、ユーモアに包まれながらもしっかりと冷静な科学的分析で裏打ちされ、大変充実した学習会だった。

その帰り道、ちょっと寄り道して、国交省の千葉出張所を見てきた。例の「直轄事業負担金」問題で、やりだまに上がっているおかしな地方負担金がここにも流れているのだ。出張所の耐震補強工事に、千葉県は2010万円負担することになっている。これがその建物↓

Kokkoushoujpg

かなり古い建物だったが、なんで千葉県が負担するのか、やっぱり腑に落ちない。

2009年6月 6日 (土)

きなだやま?それは何だと 知事の顔

皆さま、永らくご無沙汰しておりました。何しろ6月議会の代表質問の日が迫っており、毎日準備に忙殺されております。ブログのほうがすっかりお留守になってしまい、反省しきり。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

書きたいことはほどあれど・・・ うん?山? 山といえば鬼泪山(きなだやま)!

 昨日、鬼泪山の山砂採取に反対する市民団体が集まって、知事への面会を求める集会があった。鬼泪山の山砂採取と言うのは、このブログでもたびたびお知らせしているように、国有林をばっさり伐採、山を丸ごと削り取って、首都圏の埋立てやビル建設の資材にしようというもの。房総の自然を台無しにし、住民の水源をぶったぎるとんでもない暴挙であるとして、地元の住民をはじめ大勢の県民が反対をしている。

森田知事は選挙期間中、市民団体から寄せられた公開質問状にたいし、この鬼泪山の山砂採取にははっきりと「反対である」と回答した。

だがしかし、八ッ場ダムでも証明されたように、選挙期間中のことなど、当選したらドコ吹く風、あっさりと態度を豹変することなど朝飯前の御仁だから、鬼泪山も安心できない。

そういうわけで市民団体の皆さんは必死の思いで、5月21日に知事に面会を申し込み、知事の「反対」の意思を確認しようとした。

ところが案の定、知事は「面会お断り」。仕方がないので、担当の商工労働部に質問状を渡し、回答期限を6月4日として、知事が直接回答してくれることを期待し、引き下がった。

そして昨日、回答期限が来たので再び知事への面会を申し込んだが、今度もきっぱりと拒否された!(職員の説明によると、あくまでもスケジュールの都合と言うが・・・)

回答の内容は、「自然環境や森林の保全などは非常に重要と認識している。しかし、山砂採取については、現在、土石採取対策審議会で慎重に審議をしているところであり、知事の立場からは、審議会に影響を与えることにもなりかねないのんで、意思表示は差し控える」というもの。

つまり、「審議会に今はお任せ」というもの。許認可権者である知事としてのリーダーシップはどこへ消えうせたのか? 

商工労働部長の、「自分が生まれ育った地域で、山砂採取で山が丸ごと消えてしまったのを、この目で見ている。こういうことは繰り返したくないという思いである」という弁がせめてもの慰めであった。

なんだかなぁ~、という思いと、やっぱりなぁ~という思いが交錯しながら、みんな重い足取りで退散。それでも、森田知事が選挙前に現地視察をしたという説明に、髪の毛ほどの一筋の希望をヤットコサットコ見出しながら、今朝6月4日の知事記者会見の模様をインターネットで見た。

すると、驚愕の事実が!!! 以下のURLで、6月4日の開始後41分をご覧ください。

http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/a_hisyo/chiji/kaiken/index.html

記者から「先月、鬼泪山の山砂問題で市民団体の方が知事宛に質問状を出されていて、今日、その回答期限だったと思うのですが・・・」と質問されている途中で、森田知事は目を大きく見開き、

きなだやま???」とハトが豆鉄砲を食らった表情。

記者がなおも質問を続けようとするが、それをさえぎって、

「ちょ、ちょっと待って、きなだやま??? きなだやま・・・・

都合三回も、初めて聞いた言葉のように「きなだやま」を連発。慌てた職員が横から「鬼泪山につきましては・・・」と代わって説明。その間、知事は黙りこくり。

なんだ、これは?! 今までずっと、担当職員から、知事には鬼泪山のことをレクチャーしていると聞かされてきた。レクチャーして理解してもらうのに時間がかかるから、会うことはできないとも説明を受けてきた。これではレクチャーしたのかどうかも疑わしいのではないか。知事の表情は明らかに、「聞いたことも見たこともない。きなだやま? なんじゃ、それ?!」だったぞ。

知事が拒否しているのか、職員がガードをしているだけなのか、どちらとも分からなくなってきた。逆に、千葉県政が県民からどんどん遠ざかり、扉を閉ざそうとしていることだけは、はっきりと分かってきた。

2009年5月25日 (月)

5月24日(日)千葉市長選

本日午後、千葉市長選に立候補予定のくまがい俊人さんの、千葉駅前大集会があった。

鶴岡前市長が贈収賄罪で逮捕されるという前代未聞の事態が起き、民主党市議の熊谷さんに急遽お鉢が回ってきた。千葉市で連綿と続いてきた「助役(副市長)→市長」という伝統を断ち切る絶好のチャンスだ。

今日は民主党とネットが中心となった街頭。たくさんの応援弁士がスピーチし、ようやく待ちに待った熊谷さんがマイクを握る番に。

「借金が1兆円を越す千葉市。モノレール延伸など大規模開発事業の見直しで200億円削減する。カットしたお金は、子どもの医療費助成や保育所待機児童の解消など、子ども施策に使う」など、力強く宣言した。

Kumagaisan

| トラックバック (0)

2009年5月24日 (日)

5月23日(土)大都市の中のスグレモノ公園・有機農業万歳!

市民ネットでは、議員報酬を一括管理して市民活動に使うシステムをとっている。その一環として、毎年学習会や視察ツアーなどいろんな行事を企画しているが、さくらネットでは5月23日に、「食」と「農」と「自然」を楽しむ一粒で3度おいしいバスツアーを実施した。題して「足立区都市農業公園見学バスツアー」。

市民の方も多数参加。総勢23名を載せたバスは、まず市川市動植物園に到着。この公園は谷津と斜面林と言う昔ながらの地形と景観を保全しながら、自然と親しみ、自然を学ぶ場として整備されている。最奥部の700mが自然観察園として保全され、隣接してバラ園やせせらぎ園など整備されている。↓

Nagatayatumap

上図マップのムラサキ色の部分が下の写真。自然のままに生えたヨシや野花、柳が風にそよぎ、とにかく最高の気分。いつまでもこの癒しの空間に遊んでいたい誘惑にかられた。

Shokubutuen

バラ園のバラも綺麗だが、私のお目当てはレッサーパンダ。花よりパンダである。

Lesser_panda

お昼は市川市内の閑静な住宅街にある「自然の食卓」でいただいた。なるべく農薬を使わない安全な食材でおいしい欧風家庭料理。スピーディーな気配りにも満足。

このあと、いよいよ足立区の都市農業公園(通称:有機農業公園)へ。うだるような暑さの中、いつも佐倉でお世話になっている有機生産者林重孝さんが出迎えてくださり、園内を案内してくださった。林さんはここで、月2回、農業の指導をなさっている。

足立区という大都会の中に「農業公園」があるというのが驚きだが、荒川河川敷を利用して、何と6ヘクタールもの広さがある。広い園内には、畑や田んぼ、子どもの遊具広場、古民家などが散らばっている。

園内で、有機農業公園を紹介したDVDを見たが、創始者の魚住さんの言葉が印象深い。

「有機農業でも土壌や水質の汚染は防げない。近代社会はそれほど汚染を広げている。有機農業はこれ以上環境を悪化させない、ここで汚染を遮断するという意味がある。これまで有機農業は普通の人にはとっつきにくく、一握りの人のものだった。その垣根をとっぱらうために、有機農業公園を作った」

千葉県の食糧自給率、つまり県内産のものを県内で食べる率は、わずか28%。

これをもっと引き上げるには、「安全・安心の農産物」を千葉ブランドとして大々的に売り出し、消費者にアピールし、県内の消費を底上げすることでしかないのではないか。農産物の「差別化・ブランド化」である。消費が増えれば価格も下げられる。更に安全な有機農産物が出回る。このプラスのスパイラルを構築することができれば、千葉の農業は輝かしいものになる。

ただし、森田知事のマニフェストには「農林水産業をさらにパワーアップ!」と称して、食の安全、安心できる食材など抽象的な言葉の羅列に終始し、具体的な取り組みはほとんど書かれていない。無論、「有機農業」という言葉は皆無。

この上は「有機農業」の「ポテンシャル」を発見していただきたいものである。

写真の風景は麦畑。右手の背の高いのはライ麦。向こうのほうに古民家が見える。

Yuukikouen

| トラックバック (0)

2009年5月23日 (土)

突然? アクアライン800円化!

今日(5月22日)午後2時ごろ、新聞記者から電話が入った。何と、森田知事が「8月からアクアライン800円」を実施するという。国交大臣との会談があり、そこで記者発表した模様。千葉県負担は10億円と、知事がはっきりとクチにしたというので驚いた。8月から実施というのだから、6月補正予算で出てくるのは間違いない。しかし、とにかく唐突である。サプライズである。

早速担当課の職員に来てもらって10億円の積算根拠などを聞いたが、職員もみな、「寝耳に水」!? 今日の知事の発言にビックリ仰天、度肝を抜かれている様子。もちろん10億円の根拠も全く分からない。

わかっていることは、これから2年間社会実験として、普通車800円、大型車(バスを含む)が1320円(未定)になる予定。

しかし、部下にも知らせず、国交省とだけで決めてしまうのはいかがなものか? アクアライン800円、まさか「ウソ800円」では?などとあらぬことも考える。

このところ、連日のように、やれ記者会見の録画放映を途中で切っただの、やれ剣道2段はうそっぱちだの、相変わらず失点を重ねている知事が、マイナスイメージを払拭するために、がんばっちゃったのではあるまいか。

で、夜のテレビ朝日「報道ステーション」で、早速この件が報道された。そこで分かったのだが、この千葉県負担10億円は、「経済危機対策臨時交付金」という国からの交付金。国も10億円負担するから、都合20億円となる。麻生首相と自民党の菅義偉選対副委員長、そして森田知事の三者会談で、先週には決定していたという。やはり自民党と二人三脚だ。

8月には衆議院選挙が確実視されている。その時期に800円をぶつける腹積もりか。

番組では、地元木更津市のJR駅前が映された。ここにはかつて「そごう」デパートがあったが、アクアラインが出来てから客が来ず衰退し、今は「アクアビル」と名前を変えて生きながらえている。その中でブティック天を経営している女性が「便利に安くなっても、地元は素通りになるだけ」と訴えているのが印象的だった。

木更津市のデータによれば、アクアラインが開通した「おかげ」で、市内の小売店の総売上額が、今までに約500億円も減ったという。

東京・横浜 → 千葉県  1万7300台

千葉県 → 東京・神奈川 1万8300台

これは今年の連休中の車の行き来である。やはり、千葉県から東京・神奈川に行く人のほうが多い。横浜や御殿場でショッピングだろうか。

2009年5月21日 (木)

5月20日(水) 疑惑の知事記者会見・その2

さて、前回の「知事記者会見の不自然なカット」発覚から、週があけた5月18日(月曜)。議会棟会派室で、小宮さんと県の報道広報課に聞き取り調査をした。そのときの県の説明。カッコ内は私のコメント。

◆外部サーバーと契約を結んでいる。年間何ギガバイトか今はちょっと分からないが、数百万円払っている。時間にすると30分くらいだ。
(これに対し、全部放映した場合は何ギガバイトになり、契約料はいかほどになるのか、聞いたところ、返事はあとでということ)


◆1回目が45分以上放映して、そのあとだんだん短くなっているのは、最初はどのくらい放映できるか分からず45分以上やってみたが、やはり、これだと容量オーバーになることが確実。だから短くした。
(本末転倒! 全部放映することが県民の「知る権利」を尊重することであり、容量をふやせばいい話しじゃないか)

◆千葉テレビも会見は途中で切っている。
(千葉テレビは千葉県の委託により県広報番組を作成・放映(随意契約)している。平成20年度だけでも県と108,604,650円の契約を結んでおり、言わば千葉県はお客様。県のHPが千葉テレビを基準にする理由にはならないだろう)

◆堂本知事の時代から、30分前後でカット編集してきた。
(今は堂本知事時代の動画は全て削除されているので、確認のしようがない)

◆朝日新聞の記事では「県民からの要望があれば、すべて放送することも検討したい」と書いてあるが、自分はそんなことは言っていない。正確には「技術的な面を含めて、検討の余地がある」と言った。
(このあと職員に確認すると、「検討もするつもりはない」と更に後退!)

もう一度言うが、2回とも森田知事が政治資金規正法やパチンコ問題について質問を受けた場面がカットされている。声を荒げて退席した場面も含まれている。ここがバッサリとカットされているのだから、誰が見ても「容量が理由なんて、なんと要領の悪い言い訳なんだろう」と思わざるを得ない。

知事が指示したとしたら大問題だし、職員が気を利かせてカットしたとしたらこれまた大問題である。情報隠蔽は一番やってはならないもののひとつだ。一度隠し立てしたりウソをつくと、うそにウソで塗り固め、やがて身動きできなくなり墓穴を掘ってしまうことだろう。

急いで「抗議文」を作成し、記者クラブに投げ込みに行く。(抗議文は以下をダウンロードしてください)

「kougibun.doc」をダウンロード

千葉県はガンとして「容量がたりないのでカットせざるを得ない」と言い張るが、では、他県はどうなのか? 森田知事が日ごろから意識している東国原知事の宮崎県を調べてみた。

4月7日(1時間2分32秒)、4月21日(1時間15分50秒)、5月19日(1時間8分37秒) いずれも「カットなし完全放送」

千葉県は毎週やるが、宮崎は2週間に1回のペースなので、その分長くやれるのかもしれないが、少なくとも全部放映できているのだ。しかも特筆すべきことは、最初の「知事発表」がせいぜい10数分で、あとはたっぷりと記者の質問時間になっている点だ。

本来は記者会見に県民も参加できるようにするべきだ。長野県はすでに実施。知事が変わった現在も続けられている。

| トラックバック (5)

2009年5月17日 (日)

5月16日(土)知事記者会見、県のホームページで情報隠し?

森田知事は毎週木曜日に定例記者会見を行っている。

さて、昨日(5月15日)の千葉日報に「5月14日の記者会見で、自身が主演した青春ドラマをテーマにしたパチンコ台が発売されたことについて問われると『何で(批判が)あるんだ、何で私がいけないんだ』と声を荒げ会見を打ち切る一幕もあった。」とあった。

早速県庁ホームページで記者会見の動画を見てみると、インフルエンザや地域活性化プラットフォーム事業、国体ではシャワーやトイレを改修するなど、公式発表がダラダラと続き、いよいよ記者との質疑応答。これまた、「知事になってからどんな勉強をしているのか」とか、「民主党の小沢辞任と代表選挙についてどう思うか」とか、可もなく不可もなくの質問がダラダラと続き、いい加減イライラしてきた。

ただし、途中で、「小沢氏は西松建設に関して説明責任を果たしているか」という意味深のグッドな質問があった。これに対し、知事からは「国民が説明が足りないというのなら、そうだろう。民主党議員からは総会の中でそんな声は出ていない。権力闘争みたいだなぁ」という、まるでチンプンカンプン、かつ、スットコドッコイな答えが返ってきた。

はぐらかしなのか「天然」なのか、それとも深~い意味があるのだろうか?

などと考えつつ、今か今かと「声を荒げ・・・」の場面を待っていたら、突然プチッと録画が終ったのである。??????

こ、これって、見せたくない画面をカットしたの??? そこまでやるのか!

とりあえず、県の総合企画部報道広報課に電話で聞いてみた。大分待たされた後、返ってきた答えが「録画は容量が30分程度なので、それを過ぎると終了しちゃうんです」 「えーっ、本当ですか? 見せたくないから編集しているとか、ないんですか?」 「いえ、それはないです。容量の問題です」

で、おかしいと思いつつ、一応ことの顛末を「告発する会」のメーリングリストには載せておいた。

すると、今朝(5月16日)の朝日新聞千葉版にドーンと載っているではないか。

知事会見動画、尻切れ:県の運営するホームページで、4月30日と5月14日にあった森田健作知事の定例会見の動画が会見途中で終了している。就任直後の会見は冒頭から終了まで放送した。しかし、今回は政治資金の問題や知事が過去に主演したドラマをテーマとしたパチンコ台についての質疑部分が流れていない。県は『サーバーの容量の問題』としているが、知事の『マイナスイメージ』と取られかねない質疑のカットは『情報隠し』との批判を招きそうだ。」

このあとの記事では、報道広報課の能美副課長の「サーバーの容量の関係上、放送は従前どおりに原則30分前後としている。(知事から動画を短くするように)指示は受けていない」というコメントが紹介されている。

早速これまでの記者会見の時間を調べてみた。するとーーー

4月16日の就任記者会見は45分28秒の全てが放映された。

2回目、4月23日の記者会見も36分7秒全て放映。

3回目、4月30日、そして、今回5月14日の記者会見は政治資金規正法、福岡の高校の講演料の疑惑、パチンコ台の問題について質疑があったのだが、4月30日は30分31秒で終了。5月14日にいたっては、34分だったのに、わずか27分42秒で終了。

県の言う「30分が限度」という理屈は全く破綻している。これこそ、情報操作、事実の隠蔽ではないのか! 県当局、そして誰よりも森田知事本人の釈明を改めて厳しく問いたい。

| トラックバック (0)

2009年5月13日 (水)

5月12日(火) 八ッ場裁判と裁判員制度

午前11時より千葉八ッ場裁判最後の口頭弁論。ピッカピカの新しい千葉地裁に入る。今回も傍聴席は満員。昨日の東京裁判の住民敗訴がよほど嬉しいのか、老獪弁護士B氏の頬はゆるみっぱなし。

例によって、淡々と議事(?)進行、と思いきや、次回6月23日の結審について、老獪弁護士B氏より注文が出た。なんと、結審に出す原告側の最終弁論書を「3週間前にくれ」と言うのだ。それを読んで反論を提出するとのこと。ば、ばかな! 最終弁論というのは最終回に、双方「セーノ!」で同時に出し合うものではないか。それを、原告側のを先に出させ、それを読んでから反論を書いてチョンにするとは、自分を有利にするための卑怯な手段である。さすがの裁判長もこれは却下。

しかし、昨日の東京裁判の判決は、「お上の決めたことに民は口出しするな」という前時代的なひどいシロモノだった。結論が先にあって、それにあわせるために、東京都のいい分を全て認めた。せめて、過剰な水需要予測を改めさせるよう指摘するなど、行政側への言及があれば・・・

裁判終了後、中丸弁護士らによる説明会。嶋津さんの怒りをこめたコメントがみなの胸を打つ。

江戸のカタキを、千葉で打とう!

さて、このあと八ッ場ダムをストップさせる千葉の会の幹事会。ばたばたと今後のイベントや会報作成について決める。

午後3時に県ネットを飛び出して、東京へ入江さん吉澤さんと急ぐ。国会の衆議院会館で、「裁判員制度反対院内集会」が開かれるのだ。

会場は満杯。司会は保坂展人衆議院議員と、われらが弁護士及川さんとで、サクサクと要領よくすすんでいく。まずは超党派の国会議員による「裁判員制度を問い直す議員連盟」代表の亀井久興衆議院議員があいさつ。「この制度を全会一致で可決したことに忸怩たる思いだ。その後、裁判員制度がいかに欠陥だらけで、危険なものであるかが分かった。5月21日実施を目前にして廃止、あるいは凍結をめざして全力を尽くす」

狭い室内は超満員で立ち見も出る始末。出席者は最終的に、弁護士26人、市民35人、議員14人、議員代理出席(秘書)17人の計92人に上った。

主な発言はーーーー

◆この制度には「国民に強制的に参加させ、拒否する者には罰則を課する」など、少なくとも憲法違反が4点以上ある。

◆普通、こういう問題があるから、こういう法律を作るということになるが、裁判員制度に限っては、今の制度は森法相も「何の問題もない」と言っているのに、無理やり法律を作ってしまった。ハメルーンの笛吹きに連れられたネズミのように、国民が誤った方向へ連れて行かれている状態だ。

◆今回の裁判員制度は、実は、ナチスドイツに占領されていたフランスの「参審制度」にそっくりだ。最高裁が発行しているフランスへの調査報告書でも明らかにされている。60年以上も前の、いわば「ナチスの参審制度」というべきものを、「裁判員制度」と名前を変えて導入しようとする国家権力の狡猾さと恐ろしさを知ってほしい。

◆自分は衆議院議員でありながら、この法律ができたことも知らなかった。(おいおい) しかし、大変な問題があると分かったので阻止したい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

特に興味深かったのが、実際に「模擬裁判」に参加した市民の方の発言。この男性は最初は裁判員制度に大賛成だったという。ところが、模擬裁判員になって、とにかく職業裁判官がシロウト裁判員を強引に誘導する姿を目の当たりにし、考えが180度変わったという。「自分は無罪だと判断したが、結局は裁判官の意向のとおり、有罪になった。これが実際の裁判だったらと思うと、もう二度と参加したくない」

私と吉澤さんも発言。私は、さくらネットで行ったアンケートから「人を裁くなんて、自分は絶対やりたくない」「墓場まで秘密を持っていかなければならないなんて真っ平ごめんだ」などの意見を紹介した。吉澤さんは「主権者たる国民を統治の側に強引にもっていく点に大きな問題がある」と指摘。

えん罪は増えるだろうし、国民の負担はもっと増える。何のための制度か。司法の負担と責任を減らすためだけとしたら、その代償は余りにも大きいのではないか。

写真は左から、原口議員、亀井議員(ちょっと隠れている)、綿貫議員、そして保坂さん。

Innnaishuukaigiin_2 

余談であるが、帰り際「大野さん」と呼び止められてビックリ。夫の会社の同僚ではないか。なんと定年退職後、国民新党の糸川議員の秘書をやっているとか。世間は狭い!

| トラックバック (2)

2009年5月12日 (火)

5月11日(月)八ッ場ダム東京裁判 不当判決!

民主党小沢代表の辞任というニュースでもち切りの今日、もう一つ重大なニュースがあったが、テレビはほとんど取り上げなかった。

八ッ場ダム住民訴訟である。4年前から1都5県で同時訴訟を起こしているが、本日東京地裁がトップを切って判決を出したのだ。

結果は原告側敗訴の不当判決。

私は昨夜から目が炎症を起こし真っ赤に充血。残念ながら東京地裁には行けなかったが、夕方判決の概要が届いた。読んで手がぶるぶる。本当に不当な判決である!

東京は1日170万トンも水が余っている。八ッ場ダムからの水など1滴も必要ない。治水効果のほうも、根拠となるカスリーン台風のときの雨量パターンを捻じ曲げて、過大・誇大に被害をでっち上げている。

そんな国の言い分を、ろくな検証もせずにすんなり受け入れる裁判官。しかし、住民側が綿密な調査と精緻な理論で組み立てた意見は一顧だにしない。

判決を書いた定塚誠裁判長は4月1日に最高裁の情報政策課長に異動している。東京地裁に来る前も最高裁の行政局第一課長にいた人間で、彼自身は裁判官というよりも司法官僚と言える。だから、国には逆らえない。国の無駄な公共事業に鉄槌を下すどころか、やすやすとお墨付きを与えてしまう。

住民訴訟は99%、住民が負ける。所詮、司法も体制側なのだ。もうすぐ始まる「裁判員制度」は、新制度のような血なまぐさい刑事事件ではなく、八ッ場ダムのような行政訴訟こそを扱うべきではないか。税金の使い方という生活に直結することがらなんだから、民間の判断を入れたほうが絶対に良い。「お上」の意向ばかり気にする裁判官が、公正な判断を下せるとは思えない。

いずれにせよ、明日は千葉県で最後の口頭弁論。千葉の裁判官は「正義」を具現してほしい。

| トラックバック (0)

«5月10日(日)母の日はシール投票で赤い花