10月7日は市民ネットワーク千葉県の来年地方統一選挙の第1次候補者発表の日。
それに先立ち、斉藤貴男さんの講演会が開かれた。
テレビや新聞でおなじみの斉藤さん。期待にたがわぬ超絶オモシロトークを繰り広げた。
題して「格差社会と改憲潮流」
格差を作る動きと改憲をもくろむ動きがぴたり重なる恐ろしさ!
まずは「労働」の部の格差の話を。
「昔から貧乏人と金持ちという格差はあったよ」という人がいる。しかし、今の格差社会では同じ仕事をしても、正規社員と非正規社員とでは給与が待遇が天と地ほど違う。日経連が発表しためざすべき3つの雇用形態が、格差を象徴している。
①長期能力集積型:昔ながらの終身雇用。ただし少数の超エリート集団。高学歴。
②高度専門能力活用型:すご腕技術士やカリスマ営業マンなど、プロフェッショナル集団。10年~20年の雇用。安定はしていない。
③雇用柔軟型:いわゆる非正規社員。派遣、バイト、パートなど。いるときだけ呼ばれ、いらなくなるとポイ捨てされる。以前は末端の労働者だけがこの部分だったが、今はホワイトカラーも含まれる。
勤労人口の7~8割を③にしたいと、雇用側は考えている。人件費を切り詰めるために、正規社員ではなく派遣会社から安い賃金の労働者を雇う。待遇が悪くても、またセクハラを受けても、何も言えない。
教育分野でも着々と格差は広がっている。
教育過程審議官の三浦朱門氏は格差の旗手だ。「できもしないオチコボレに割く時間などもったいない。エリートの子だけ重点的に教えて、こぼれた非才、無才の子どもは実直なだけでよい」
今までの教育の3割をカットした「ゆとり教育」の正体は、台形の面積や円周率など、オチコボレに教え込む時間をばっさり切り捨て、あまった時間をエリート養成に振り向けるとんでもない選別教育だったのだ!
教育改革国民会議の江崎玲於奈氏は更にすごいことを言っている。「就学時検診のとき、子どもの血を採って、勉強のできる子かできない子か、ゲノム解析すればよい」 アホか。勉強のできるDNAがあるとでも言うのか。これがノーベル賞をもらった人間の言うことなんだから、あきれてモノも言えぬ。
ほかにも色々格差を広げる現象についてのお話があったが、では、なぜ、政府は格差を広げることに躍起になってきたのか。
ずばり、戦争をする人間、兵士を作るためだと斉藤さんは言う。
アメリカの植民地の日本。アメリカが戦争しやすいように、後方支援だけではなく、積極的に武器をとって戦いたくてしようがない。
また、海外あちこちに工場を持つようになった企業は、紛争やテロに巻き込まれた際、日本の軍隊に守ってもらいたい。だから改憲して、堂々と日本の軍隊を持ちたいのだ。
しかし、「徴兵制」などは国民から嫌われる。ならば、アメリカのように貧しい家庭の若者を雇えばよい。教育のチャンスを奪われ、ろくな仕事についていない若者は、軍隊にいらっしゃい!というわけだ。
では、私たちはどう対処すればよいのか。
「9条を守ろう」と言うだけなら守りの姿勢。9条を「本物」にしようではないか。(この部分はあまり具体的な言及はなかった。)
講演会が終わったあと、県議選にチャレンジするネット3人衆が斉藤さんを囲んでパチリ。↓
このあと、県ネットの候補者発表会が開かれた。県内の各ネットからの候補者(第1次)がズラーリと並んだ写真をご覧あれ。
わがさくらネットからは、代表の五十嵐さんが↓
続いて、伊藤さん。
もちろん、わたくしめも・・・
田中まき子さん言うところの、「子どもがお父さんの靴をはいて外に出たら、なぜか右へ右へと歩いていく。あぶなっかしくってしょうがない」アベ政権だから、私たちは気を引き締めてかからなくてはならない。