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2006年10月31日 (火)

一挙放出①県議会報告会

さてもご無沙汰、ご無礼のほどを。

それでは、たまった日記を一挙放出!

まずは10月28日の報告から。

午前中は毎年恒例の「志津公民館祭」に参加。明日はわれらがゴミゼロの会の出番。出し物の学習会「里山・谷津田は誰のもの?」のチラシをせっせと撒く。

Sizukouminkann

しかし、横のテントではお父さんたちが手打ちウドンを売っている。チラシまきもそこそこに、宮田さんとウドンに舌鼓。

夜は大事な「県議会報告会」。遅い時間にも係わらず、30人以上も集まってくださり、感謝感激。しかし、準備には結構時間がかかった。今こっているのがパワーポイント。先日の議会での一般質問を、「とにかく分かりやすく」の一念をこめて、2日間ほどかかって作成。画面に字が1行ずつ現れたり、字がクルリンパと踊ったり、あらゆるテクをためしたくてしようがないが、見ているほうにとっては、目が回るに違いないので、半分自粛。

2日間かかった「力作」も写してみれば30分で終わってしまった。みなさんが一番興味を持ったのが、やっぱり酒々井インターチェンジ。誰が考えても、みのもんたに「ファイナル・アンサー?」と追い討ちをかけられなくても、このインターが「こんなもん、いらん!」と即座に正解を出してしまえるシロモノだと分かる。

それなのに、ああ、それなのに、道路事業はいったん走り出すと止まらないこと、カッパエビセンのごとし。無責任、無関心、無恥の三無主義が、千葉県の土木行政を全国最低レベルにおとしめている。

そう、参加者と一緒に怒りの鉄拳を宙に突き上げながら、サンドイッチをほおばる。あとは来てくださった皆さんからのひとことメッセージ。不耕起移植栽培のことも結構みんな関心をもってくれたが、中には間違って「不耕作田」という言葉を連発する人もいたりして。

Houkokukai

2006年10月25日 (水)

閑話休題、小虎ちゃん!

この1週間、朝は駅宣、昼間は政策カーを佐倉市内に回して街宣をしている。眠い!!!

教育基本法の行方も気になり、国会へとはせ参じたいが、ぐっと我慢。アベ首相が力を入れている教育基本法改「悪」。政府案に改変されれば、教育の自由が死んでしまう。国家が教育に介入する仕組みが、実に巧妙に張り巡らされているのが政府案だからだ。これが通ってしまえば、全国で「新しい歴史教科書」が採用されるどころか、戦前の「国定教科書」にまで行ってしまうんじゃないかと、心配でならない。管理教育・愛国教育・思想統制・全体主義。あああ・・・

写真は先日、佐倉市内での教育基本法の学習会で、見事な解説をしてくださった千葉大の三宅晶子先生。

Miyakesensei

なにはともあれ、私は政策カーに乗り込み、連日佐倉市内を「巡業中」。雨が降ろうと風が吹こうと、♪マイク1本、さらしに巻いて~♪ ではなく、マイク一本片手に抱いて、日がなピーチク、パーチクとしゃべり続ける。

超忙しいのにあんまり変化のない毎日、ここにアップできる写真もない、と思いきや、天の助け! 弟からこんな写真が届いた。↓

Kotorachan

弟が最近飼い始めた子猫。名前は小虎ちゃん。犯罪的可愛さである。警察呼べー!

2006年10月21日 (土)

視察の翌日から早朝駅宣が始まった。しかも、そのあとは1日中政策カーに乗って、ウグイスをしたり、要所要所でスポット演説をしたり。かなりキツイが、もっと大変なのは運転手の小高さん。私がスポットでマイクを持っているあいだ、周辺住宅にチラシを配るのだ。

スポットでは、10月県議会の模様を話した。メインはやはり酒々井インターチェンジである。ところが話を聞いてくれていた女性が「アウトレットって何?」と怪訝な顔。

複合型大型ショッピングモールと言いかえるのもなんだかねぇ・・・

ところで、10月に東京の豊洲にできた大型ショッピングセンター。年間入場者を1,300万人と見込んでいる。酒々井の2,000万人計画がいかに大風呂敷か、ますます確信を持ったぞ。

写真は京成佐倉駅前での朝宣。

Asaekisen

もうすぐ、県議会報告会を開きます。新聞では読めない情報をてんこ盛りにしますので、どうぞお気軽にご参加を。

*日時 10月28日午後6時半~8時半

*会場 京成佐倉駅隣接 ミレニアムセンター

*無料です。

長崎視察

10月17日から1泊で、健康福祉常任委員会の県外視察のため、長崎県へ。

本当は16日から2泊3日の視察だが、私は16日は野田市の江川谷津田の視察に行ったので、後半1日のみの参加となった。

さて、視察先は雲仙市にある新小浜病院。平成14年に国立小浜病院が廃止されることになり、地元の7つの町が一部事務組合を立ち上げて、病院を譲り受け、組合立病院として再スタートさせた。ベッド数は150床。増加する心臓血管病に常時対応するため、心臓血管外科を新設した。

Tatemono

経営方式は複雑で、ざっと説明を聞いただけではとても理解できない。とにかく、患者負担金(3割)が組合のほうに入り、診療報酬(7割)は病院のほうに入るということだ。組合は病院に指定管理者として委託料を支払うが、赤字が出ても補填はしない。今のところ黒字経営だというので、感心してしまった。

課題は地元の医師会との関係だという。新病院ができると地元の病院が圧迫されるという理由で、医師会が新病院経営を断り、仕方なく、諫早市の医療法人を誘致した。病院経営がうまくいくほど、地元医師会との関係性は悪くなるとか。

時間が足りず、大変消化不良の視察だったが、帰途のバスの中から嬉しいものを発見! これは何でしょう?

Nagasakisuiden

そう、棚田である。しかも、石垣で囲ってある。雲仙岳の火山岩だそうな。このあたりは有機米の産地なのだ。

長崎は今日も雨・・・ではなく、蝶々婦人の「ある晴れた日に」のように、晴れ渡っていた。

2006年10月18日 (水)

野田市の江川探訪記

10月16日(月)野田市の三ガ尾・江川地区の休耕田と谷津を見学に行った。現地は柏市と接する地域で、すぐ近くに利根運河が流れている大変景観の良いところである。

案内してくださったのは、「東葛自然と文化研究所」所長の新保國弘さん。

佐倉市で大きな課題となっている「下志津・畔田」のゼネコン保有土地問題。佐倉市が20ヘクタールのこの谷津田・山林を3億8千5百万円で買い上げて自然公園にすることになったが、相場の3倍近い値段なのが納得できないし、アンビリーバボーだ。

野田市でも同じくゼネコン保有の休耕田・緑地を買い上げ、市民農園とする計画を着々と進行中である。33ヘクタールが1億6千5百万円というから、リーズナブルな買い物だといえる。この計画の中心にいるのが前述の新保さんであり、彼には10月29日の志津公民館祭の環境学習会で、講師としてお願いしている。野田と佐倉の谷津田シンポに、講師がシンポさん。でき過ぎ?

さて、野田市江川地区は、広々としてなんとも気持ちが良い場所だった。昔から「白鷺川」と呼ばれる用水路の両脇が2キロにわたって休耕田。すぐ近くに住宅地が迫り、野田市のゴミ焼却場やゲートボール場もあったり、思っていたより開発が進んでいる。

写真の中央がガイドをしてくださる新保さん。↓Sinposanto

用水路沿いにはこんもりとした森が点在し、オオタカやサシバが棲息している。動植物の説明役で同行してくださった地元の柳沢さんが、「あっ、オオタカ!」と目ざとく見つけたが、「えっ、どこどこ?」と私たちが目を上げる頃にはオオタカはいずこへと消えてしまった。ところが、直後にカラスが数羽森から飛び出してきて、何やら大騒ぎ。どうやらオオタカの飛来に、「みんな、気をつけろー!」と警戒信号を出しているらしい。住宅地のすぐそばで、こんな自然のドラマが見られるなんて、動物大好き人間の私にはこたえられない瞬間だった。

その森をバックに。左から、伊藤、五十嵐、大野。

Igarasiito

市という公共団体が農地を取得することは禁じられているので、野田市は「農業生産法人」を立ち上げて、今後休耕田を田んぼとして市民に開放しながら、農業経営をしていくという。

用水路の下流部分。右端のほうで利根運河につながっている。↓

Egawazentai

利根運河。↓ 無粋な三面張りではなく、自然の岸辺に柳の木やたくさんの植物が繁茂している。両岸は格好の散歩コース。Toneunnga1   

森の近隣には集落があり、神社があり、優しい人々の気配が満ちていた。新保さんの名解説と、柳沢さんのこだわりガイドが、この地にぴったりの雰囲気をかもし出し、快晴の天気とあいまって、思わぬ素晴らしい秋のフィールドを楽しむことができた。

2006年10月15日 (日)

ヤンバとヤチヨ、ヤーヤーヤー!

一昨日、10月13日の金曜日(ジェーソン!)八ッ場ダムの第8回の裁判があった。毎回原告は趣向をこらしたパワーポイントを作成。今回は「環境」をテーマに、原告の細田さんが原稿を作成、村越さんがパワーポイントに仕上げて力作を披露した。

1993年に締結され日本も加盟している「生物多様性条約」。八ッ場ダム建設でも環境アセスは行われているが、中身は実にずさんで、生物多様性条約を守ったものとはとてもいえないこと。

現地の吾妻渓谷にはクマタカやイヌワシ、ニホンカモシカなど貴重な生物がたくさん棲んでいる。また渓谷自体が自然の超絶技巧をこらした貴重な財産だ。これらをぶっこわす八ッ場ダム計画が条約違反であることはメイメイハクハク、ハクビシンだ。(ちなみに、夏頃うちの庭に出没していたハクさん、最近見かけません)

裁判の被告である堂本知事は参議院議員時代に「生物多様性」という著書を出している。さて、今はどうご趣旨が変わったのか。八ッ場ダムが条約に違反していることは認めたくないのかな?

裁判のあとは恒例の弁護士さんたちによる説明会。↓

Yannbasetumei

弁護士の菅野さんや中丸さんによると、被告側の弁護士は、「この裁判自体が成り立たないよ」と持って行きたい、実体審理(ダムがいるかいらないかなど)には入りたくないということであった。中身で勝負だと、八ッ場ダムの不条理性があぶり出されるからイヤなんだろう。しかし、少なくても4600億円という巨額の税金を使うダム。いらないものはいらない! 

このあと、県庁前でチラシまき。ちょうどお昼時なので、職員の皆さんがお腹をすかして出てくるところをつかまえて、「八ッ場のチラシでーす。お昼休みにお読みくださーい!」と配りまくる。

ときどき「センセー! こんなとこで何してんですか?!」と驚く職員もいて、結構楽しい。

ちなみに「先生」と呼ばれる事に抵抗してきたが、今はあきらめている。職員の皆さんの立場に立てば、議員の名前を覚えるのは煩雑。「センセー」と呼ぶのも別に尊敬の意味ではなく、単なる符丁、屋号のようなもの。「ちょっと、おイモやさん」と呼ぶのと同じだ。そう、理解することにしている。

しかし、県庁のビル風は本当にすごい。チラシも旗も吹き飛ばされた。しかし、裁判は吹き飛ばされないぞ!

Chirasimaki

Yanbahata

このあとは、会派室に戻り、重要な打ち合わせが2件、夜は八千代市まで行き、緑ヶ丘の土地区画整理事業の産廃問題で、都市再生機構(UR)の事業責任者と会う。

区画内には産廃がドッサリ埋まっている。どうもそれが分かっていてURは土地を買ったらしい。

土壌・地下水汚染が大変心配だが、URの姿勢には驚かされた。

「ニュータウン内(区画整理された土地)には水道を引きます。ニュータウンの外のことは知りません」

これが、昔は公団だった機構の言うことか! 売りさえすれば、環境汚染なんか関係ないとは、悪質不動産と一歩も変わらないではないか。しかもURは事業施行者であり、地権者でもあるのだ。重大な責任があるのに、この無責任さはなんなんだ!

遠くは八ッ場ダム、近くは八千代市。根っこは同じ、無責任体質と環境に対する想像力の欠如。どっちもいっぺんに味わった秋の1日であった。

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2006年10月12日 (木)

30分だけモデル気分

来年の統一地方選挙に備えて、市民ネットワークの候補予定者20人のポスター写真撮影が昨日と今日行われた。

撮影用の衣装、と言っても手持ちのジャケットを数着持って、千葉市のスタジオに行くと、ちゃんとメークさんも待機している。「整形はいやなので、メークと修正技術に大いなる期待を抱いています」旨を伝える。私の前回のポスターは、「詐欺じゃないか!」とまで言われた見事な出来で、内心冷や汗・・・

さて、今回はお気に入りのエリマキトカゲ風襟のついた水玉模様の白いジャケットを選び、早速撮影開始。

同じく今日撮影予定だったが、風邪で「顔」の体調が悪く(?!)撮影延期となった友子さんと彼女のお嬢さんが、面白そうに見守っている。事務局長の関根さんが、「ひろみさん、目をあけて!」

あのね、ちゃんとあけているんだけど・・・

「だまってりゃ、お品が良さげじゃないの」と友子さん。はいはい、みんなありがとね。

外野の野次もなんとか凌ぎ、いえ、倍返しにしてお返しし、無事撮影終了。ちょっぴりモデル気分を味わえた秋の1日であった。

Shasinsatuei

2006年10月11日 (水)

簡単に議会報告

このひとつ前の日記にも書いたとおり、北朝鮮が核実験をしたことで、自民党が民主・公明とすりあわせをした非難決議文を県議会最終日に出してきた。これが今の千葉県議会のタカ派ぶりを象徴するかのように、昨日出された政府与党の決議文よりも数段過激。非難するというより、「制裁する」という言葉のオンパレード。

議会運営委員会で委員の友子さんは、文案の中に「平和的解決のため」という一文を盛り込もうと懸命の努力をしたが、かなわず。しかし、文言には盛り込まれないけれど、「平和的解決をめざす」という方向性は自民党、民主党、公明党も持っていることを確認し、苦渋の選択として決議文に賛成した。

また、懸案の「障害者のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」案は、全会一致で可決。ほんの少し前まで、この条例案を成立させないよう自民党内の署名集めをしていたU県議、Y県議に加え、佐倉市のN県議が採決の際に退席をしたのが驚きだった。

ともかく、紆余曲折を経て、ようやく成立した条例案。本当に難産だったが、まずは無事に誕生した。「やっと卵が生まれたねぇ」と言ったら、友子さん、スラスラとこんな絵を描いてくれた。題して「小さく産んで、大きく育てよう! ジョーレイ・エッグ」

Img003

本会議終了後、「県議会定数検討委員会」が開かれた。委員の吉川さんは数字と首っ引きで「定数問題」に取り組んでいる。

千葉県議会は1票の格差が日本一ひどい。郡部の町と千葉市緑区とは、1票の格差が5倍以上もあるのだ。また、郡部では人口が極端に少ないところからも一人県議が出てくる。もちろん、 こんな選挙方式で一番得をしているのが自民党。だから、今の方式を大きく変える気などサラサラない。パチンコ台の出だまを、パチンコ屋自らが調整しているようなもんだもの。それでも試案として、さすがに定数98人を95人に減らす案を出してきた。

吉川さんは定数を今の98人から90人に減らし、格差も2,0以内に収まるよう提案。しかし、結局は自民党の案で決まるんだろうなぁ。

しかし、自分たちの定数を自分たちで決めていいんだろうか? ご都合主義が生まれてしまうではないか。

やっぱり、定数は外部の第三者が委員になって決めるべきだ。

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光あれ!

心配していたとおり、北朝鮮が核実験を強行してしまった。手練手管、ぎりぎりのかけひきに命をかける金正日が、ついに最後の切り札を出してきた。これまで、なんとか北を6者協議の席に引っ張り出して、少しでも残っているかもしれない対話能力に期待をかけた国際社会の横っ面を張り飛ばし、冷水を浴びせ、背中に飛びげりをくらわしたのである。絶対に許してはならない。

だが、しかし、じゃあ、他の国はどうなんだ? 地球を2百回以上ぶっ壊すほどの核兵器を持つアメリカはどうなんだ? 罪もないアフガンやイラクの市民を虫けらのように殺していったアメリカはどうなんだ? 普天間基地を縮小すると言いながら、これまでにないパトリオットミサイルを着々と配備しまくってるウソツキ、ペテン師のアメリカはどうなんだ? 

そして、その親分アメリカにはたてつくこともせず、「へい、合点承知の輔!」と嬉々として十手を振り回している岡っ引き・ニッポンはどうなんだ?! 

なんにしろ、世界中の「核」をなくしていかなければニッチもサッチも、アッチもコッチも、どうにも立ち行かないのだから。

「核」をゲームの道具にしてはならない。かけひきの道具にしてはならない。見せびらかしの道具にしてはならない。アメリカも、ロシアも、パキスタンも、インドも、イスラエルも、みんな「核」を棄てちまえ! そのとき初めて君たちにも、北を非難する資格が生まれるのだ。

さて、わが日本はどうすべきか? メディアが北の恐怖をあおりたて、日がな、お腹の出た悪役金正日の映像を垂れ流す。「軍事行動も辞さず」などという剣呑なせりふも日常的に聞こえる今、皮肉にも、アベ首相が「国民のみなさんはもう少し冷静な判断を・・・」などと言う始末。ここはアノ男しかいない。

そう、爆笑問題の太田光! 「9条を守れ」と、涙を浮かべてテレビの中から叫ぶ現代のドン・キホーテ太田光。田中君という絶妙のサンチョパンサを従え、ストレートに平和の大切さを訴える。冗談じゃなく、彼には本当に日本の首相になってほしい。ウソだと思う人はぜひ、この本を読んでみてほしい。

Ootahikari

2006年10月10日 (火)

10.9加藤登紀子八ッ場コンサート

今日は待ちに待った「加藤登紀子八ッ場いのちの輝き」コンサート。

早めに会場の日本青年館に出かけ、入場者の案内係りをする。2時間前から並んでいる人もおり、1000人以上収容の広いホールが満杯となった。

まずは、登紀子さんと永六輔さんの軽妙なかけあい漫才が炸裂する中、嶋津てるゆきさんや大熊孝さんらが、八ッ場の治水と利水面でのおかしさをパワーポイントで説明。ダムに沈む川原湯温泉街の人々の苦しい日々も紹介され、ダムにただ反対するだけではなく、現地の生活再建をどうするかが問われた。登紀子さんの言葉「ダムを心待ちにせざるをえない人々もいる。その人たちが、自分のふる里を誇りに思い、ああ、今夜もいい時間を過ごせたな、と思うような場を共に持ちたい」が胸に染みとおる。

そして「現地再建のために、みんなで温泉に行こう!」という大きな掛け声で大いに盛り上がったところで、サプライズ・ゲストの池田理代子さんと、歌手の南こうせつさんが登場。池田さんは漫画家としても一世を風靡したが、声楽家としても有名で、美しいソプラノを披露。こうせつさんは懐かしい「神田川」を歌った。

そのあとは、お待ちかね、登紀子さんのライブ。いつもながら、いや、いつもより更にパワフルな歌声で会場を魅了した。8月12日の平和集会でも歌った「れもん」や「ワーキング・クラス・ヒーロー」が、やっぱり胸にジンジン迫ってきた。

最後は観客も総立ちになり、スタッフも舞台に上がって「いのちの輝き」を全員で祝福。これ以上ないような素晴らしい祝祭のようなエンディングだった。

Butai

とにかく、登紀子さんの暖かく熱い思いがほとばしる舞台だった。

終了後、見事な解説を披露した嶋津さんを囲んで。左から井村さん、嶋津さん、大野、宮部さん。↓

Simazusan

このあと立食パーティーで、苦労をねぎらいながら、あらためて「八ッ場」の問題解決に取り組む意思をみんなで確認。ゲストの皆さんを囲んで、なごやかな談笑が続いた。↓右からこうせつさん、登紀子さん、池田理代子さん、大河原雅子さん。

Riyoko

そして、昔から大ファンだった野田友祐さんを発見! 今日は舞台で達者なハーモニカ演奏を披露。↓水色の服は入江さん。スタッフとして色々ご苦労様。

Tomosuke

佐倉は中村春子さんも準備やチケット売り上げに大奮闘。本当にお疲れ様。最後に登紀子さんを囲んで記念撮影。若井康彦夫妻や村越さんら、千葉組大集合となった。

Tokikotominnna

2006年10月 9日 (月)

インターネットで見られます

千葉県議会質問の模様がインターネット録画で見られます。

http://www.pref.chiba.jp/gikai/chukei/rokuga/index.html

私の場合は10月2日の大野博美の行、「再生」をクリックしてください。ちょっと早口で、恥ずかしいです。

恥かきついでに、6月議会のときの写真を・・・

Gikai

格差という「仕掛け」

10月7日は市民ネットワーク千葉県の来年地方統一選挙の第1次候補者発表の日。

それに先立ち、斉藤貴男さんの講演会が開かれた。

テレビや新聞でおなじみの斉藤さん。期待にたがわぬ超絶オモシロトークを繰り広げた。

題して「格差社会と改憲潮流」

格差を作る動きと改憲をもくろむ動きがぴたり重なる恐ろしさ!

まずは「労働」の部の格差の話を。

「昔から貧乏人と金持ちという格差はあったよ」という人がいる。しかし、今の格差社会では同じ仕事をしても、正規社員と非正規社員とでは給与が待遇が天と地ほど違う。日経連が発表しためざすべき3つの雇用形態が、格差を象徴している。

①長期能力集積型:昔ながらの終身雇用。ただし少数の超エリート集団。高学歴。

②高度専門能力活用型:すご腕技術士やカリスマ営業マンなど、プロフェッショナル集団。10年~20年の雇用。安定はしていない。

③雇用柔軟型:いわゆる非正規社員。派遣、バイト、パートなど。いるときだけ呼ばれ、いらなくなるとポイ捨てされる。以前は末端の労働者だけがこの部分だったが、今はホワイトカラーも含まれる。

勤労人口の7~8割を③にしたいと、雇用側は考えている。人件費を切り詰めるために、正規社員ではなく派遣会社から安い賃金の労働者を雇う。待遇が悪くても、またセクハラを受けても、何も言えない。

教育分野でも着々と格差は広がっている。

教育過程審議官の三浦朱門氏は格差の旗手だ。「できもしないオチコボレに割く時間などもったいない。エリートの子だけ重点的に教えて、こぼれた非才、無才の子どもは実直なだけでよい」

今までの教育の3割をカットした「ゆとり教育」の正体は、台形の面積や円周率など、オチコボレに教え込む時間をばっさり切り捨て、あまった時間をエリート養成に振り向けるとんでもない選別教育だったのだ!

教育改革国民会議の江崎玲於奈氏は更にすごいことを言っている。「就学時検診のとき、子どもの血を採って、勉強のできる子かできない子か、ゲノム解析すればよい」 アホか。勉強のできるDNAがあるとでも言うのか。これがノーベル賞をもらった人間の言うことなんだから、あきれてモノも言えぬ。

ほかにも色々格差を広げる現象についてのお話があったが、では、なぜ、政府は格差を広げることに躍起になってきたのか。

ずばり、戦争をする人間、兵士を作るためだと斉藤さんは言う。

アメリカの植民地の日本。アメリカが戦争しやすいように、後方支援だけではなく、積極的に武器をとって戦いたくてしようがない。

また、海外あちこちに工場を持つようになった企業は、紛争やテロに巻き込まれた際、日本の軍隊に守ってもらいたい。だから改憲して、堂々と日本の軍隊を持ちたいのだ。

しかし、「徴兵制」などは国民から嫌われる。ならば、アメリカのように貧しい家庭の若者を雇えばよい。教育のチャンスを奪われ、ろくな仕事についていない若者は、軍隊にいらっしゃい!というわけだ。

では、私たちはどう対処すればよいのか。

「9条を守ろう」と言うだけなら守りの姿勢。9条を「本物」にしようではないか。(この部分はあまり具体的な言及はなかった。)

講演会が終わったあと、県議選にチャレンジするネット3人衆が斉藤さんを囲んでパチリ。↓

Saitousanto

このあと、県ネットの候補者発表会が開かれた。県内の各ネットからの候補者(第1次)がズラーリと並んだ写真をご覧あれ。

Zeninshuugou

わがさくらネットからは、代表の五十嵐さんが↓

Igarashi

続いて、伊藤さん。

Itoh

もちろん、わたくしめも・・・Me

田中まき子さん言うところの、「子どもがお父さんの靴をはいて外に出たら、なぜか右へ右へと歩いていく。あぶなっかしくってしょうがない」アベ政権だから、私たちは気を引き締めてかからなくてはならない。

2006年10月 4日 (水)

ひろみの遠吠えと秋の虫

昨日、無事に質問を終えた。案の定、時間が足らず、後半はとにかくしゃべりまくる。そして、案の定、酒々井インターチェンジに関しては、県当局からは明快な答えはでなかった。

しかも、私が指摘した「リミットの平成22年3月の完成は到底無理。早くとも2年後の平成24年でしょ」という点を否定するどころか、全く触れなかった。これってどういうこと? お題目のように唱えている「今年中には用地買収を終え、来年3月には工事着工。平成22年3月には完成!」が「アリエネー!」ことを県みずから認めたことになる。

さすれば、大変なことになる。国が許可した規格を去年勝手に変更したのは、例のアウトレットが来るからだ。ディズニーランド並みの2000万人が来るという、オーブロシキな話にやすやすとのっかって、それにあわせたデラックス仕様に変えたのだから。

このアウトレットの話を酒々井町に持ちかけた外資系企業は、何度もここに書いたように、「インターが平成22年3月に完成しなければ来ないよ」と言っている。そのリミットは上に書いたようにほとんど絶望的。今千葉県は「破談」と分かっている結婚式に向かって、ドタバタと歩を進めているのだ。残されるのは、ぺんぺん草が生えている広大な開発地域と、クルマもほとんど通らないやけに立派なインターチェンジ・・・

知事も、県土整備部にまかせっきりではなく、工事の日程をきちんと自分の目で耳で調べてほしい。用地買収にかかるまでにハードルがたくさんあり、用地買収そのものに、もっと高いハードルがいっぱいあり、住人の建物移転がこれまた1年はかかるという事実を知ってほしい。

しかも、アウトレット年間入場者「2000万人」説のアホラシサ!

今日本で一番入場者数が多いのがディズニーランドで2500万人。

2位は? 大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで、ぐっと減って810万人! この二つはテーマパーク型遊園地だが、アウトレットは全国で苦戦している。一番入っているのが御殿場で、800万人。その次が軽井沢で、750万人。千葉県の長柄にいたってはわずか200万人。この10倍もの入場者を酒々井の地に呼ぼうというのだから、いかに無謀きわまる計画か、あきれ果てる。

こんなことを少しも検証せず、開発を進める都市再生機構の「仲人口」に乗せられて、多額の税金を無駄なインター建設に投入する千葉県の土木行政。

目を覚ませ、襟を正せ、身を引き締めよ!

あああ、議場でしゃべり倒しても、まだしゃべり足らない。

しかし、秋の夜に、いつまでも遠吠えを続けていても仕方がない。虫の音にしばし心を遊ばせ、身をほぐし、頭をゆるめることにしよう。

あっ、そうそう、わが家は生物多様性の家。鳴く虫も種々取り揃えている。エンマこおろぎ、ツヅレサセこおろぎ、うまおい、他大勢いらっしゃるが、私のお気に入りはこの方↓

Yamori

虫ではあらねど、ヤモリさんは鳴くのだ。丸っこい指がなんともかわいい。

2006年10月 1日 (日)

前日の泰然自若?

はい、またまた、きっちり1週間のご無沙汰でした。

いよいよ明日は年に一度の議会質問。隣の友子さんが指摘のとおり、質問が多すぎて30分じゃ収まらず、あっちを削り、こっちを削り、ついでに鉛筆も削った日曜日。

今日は佐倉市の和田地区の敬老会招かれている。気分転換に出かけた。

和田は毎年お邪魔するが、典型的な農村地帯で、昔懐かしい匂いのする大好きな地域。今年もたくさんの元気なおばあちゃん、おじいちゃんの顔に出会えた。それも楽しみなのだが、何より和田地区は幼稚園児の「歌と踊り」が売り物。

Oyuugi

和田は太平洋戦争でたくさんの若者を失った地域だ。昨年暮れには「和田ふるさと館」で、その若者たちの遺品を展示して、静かな感動をよんだ。部落全体に不思議な優しい気配がある。

園児たちによるおじいちゃん、おばあちゃんへの手作りペンダントプレゼント↓

Ribonkake

さあ、それからは家にすっ飛んで帰って、明日の準備!

今回の「目玉」酒々井インターチェンジの見取り図を小高さんが拡大してくれたので、明日の議場用に色を塗る。↓

Intermap

  • 真ん中の文字がなぜかダブってしまって読みにくいが、「東関東自動車道」である。

佐倉インターと富里インターの間、富里インターからわずか2.5キロの地点に県が建設を進めている酒々井インターチェンジ。なんともケッタイなインターなのだ。

20年前から地元の議員や首長が「ほしいよ~」と毎年静かにおねだりしていたのだが、数年前、突然アメリカの企業が、このインター予定地のすぐ南側にある72ヘクタールの「お土地」(写真の緑の部分)に目をつけた。なんと、今は昔のバブリー企画、テーマパークとアウトレットモールを合体させた一大人工リゾートゾーンを作るという。

青写真を見て恥ずかしくなった。ヨーロピアン・ブランド品ゾーンだの、アジアンテイスト・ゾーンだの、安っぽいアイデアをくっつけただけのだだっ広い空間。これで年間2000万人を呼ぶつもりだというから、驚き桃の木・気になる木だ。

天下のディズニーランドだって2500万人ですぞ!

で、もっと驚くのが県の姿勢だ。この外資系企業の進出話が起こったとたん、浮き足立ったように、インター設置をバタバタと進め始めた。

上の写真をよぅく見てほしい。左側が平成16年に国へ申請した設計図。東関道の左側が人口密集地で、国道296や51号が走るから、そちら側に入口が設けられるリーズナブルな設計だ。規格も「平面式」と安い仕様。

ところが、右の図のように、突然昨年設計が変更され、入口がクルリンパとあまり人の住まない右側に付け替えられ、規格も「トランペット型」というデラックス仕様に変わった。なぜか? そりゃ、小学生でも分かる。すぐ南に口を開けて待っているのが、くだんのアウトレット用地。このために設計図をホイホイと変えてしまう県の土木行政。これじゃあ、私企業のために作るのか、と言われても仕方がないじゃあーりま専科。

と、ここまで書いて、続きは明日。質問を終えてからまた報告します。

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