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2007年8月 7日 (火)

8月6日(月) オット、びっくり、パトリオット!

「愛国」という言葉ほどウサンクサイものはない。真の意味は「売国」であることがほとんどだ。そして、最悪の「愛国者」が千葉県にやってくる!

沖縄の米軍嘉手納基地に配備されて大問題になった迎撃ミサイルのパトリオット。英語で「愛国者」の意味だ。これが、米軍ではなく、日本の自衛隊に配備されるという。すでに埼玉県の入間基地には、今年3月に配備。そして、次がわが千葉県の習志野基地なのだ!

ここで、弾道ミサイル防衛(Missile Defenseの略でMD)を紹介。

Img018

一番左側にいるのがイージス艦。どっかから飛んできたミサイルをイージス君が打ち落とすのに失敗! すると、お次が問題のパトリオット君の出番となる。一番右の黒いのがパトリオット君。

ついでにパトリオット君の写真もどうぞ。

250pxpatriot_missile_launch

こんなすごい迎撃ミサイルシステムが習志野基地に配備されるとなると、いろいろ問題だ。しかも市民には全く情報が来ない。知らない間にこんなものがすぐ近くに出現するとは一大事。

ということで、今日、吉川さんやちはるさんら「イラク戦争に反対する会」のメンバーが中心になって総勢9人で、習志野基地に話を聴きに行った。基地に入ってまずびっくりしたのが、この人形。↓

Takaichi

おやおや、例の高市早苗さん。やっぱりね。テレビでは気持ち悪いくらい汗をかきかき、ワケの分からないことをしゃべっているけど、これもさっぱり分からん。「高い志、広い眼、深い心」・・・ これって自衛隊の皆さんのことなのか。私なら、非暴力を貫いたガンジーに対して捧げたい言葉だが・・・

さて、「パトリオットの情報を知りたい」と事前に吉川さんが何度も説明し、議会事務局を通して正式に今日の視察が実現したのに、自衛隊側がこれを拒否。一般見学者向けのあほくさいパワーポイントを写してお茶をにごそうとしたので、みんなで猛抗議。

一番私たちが気になったのは、パトリオットが打ち落とした敵側のミサイルの破片が、そのまま広い範囲で住民の上に降り注ぐということだ。特に、生物兵器が搭載されていると大変。危険な細菌やウィルスが降ってくることになる。核弾頭だったらもっと大変。核爆発が起こり、被爆の被害は甚大だ。ところが自衛官は全く答えようとしない。

「一切我々には知らされておりません。上級部隊に聞いてください」

この一点をテープレコーダーのように繰り返すのみ。そんなアホな。打ち落としたら、上から破片が落ちてくることくらい、サルでも分かる。こんなことを想定しない防衛って、一体何なんだ。

すると、うしろで我々の押し問答を聞いていたヒゲズラのコワモテ自衛官が、「あなたがたは、打ち落としたときのことばかり言うが、じゃあ、打ち落とさなかった場合は考えないのか!」と怒鳴った。

つまり、打ち落とせなかった場合は、被害が更に大きくなるという意味だ。そんなこともサルでも分かってる。問題にしているのは、ミサイルが命中したらすごい被害が出るから、その前に打ち落として、少々の住民の被害が起きてもそれはシャーない、とするその考え方なのだ。大勢の命を救うために多少の犠牲はいとわない。これこそが、戦争を正当化するまやかしの論理だ。

パトリオットは1発2~4億円もする。システム全体ではなんと1兆円! しかも、命中率はあんまり良くないという。マッハの速度で落ちてくるミサイルに当てるのは至難のワザ。こんな当たるも八卦、当たらぬも八卦みたいなものに大金を投じるのにはウラがある。

日米の軍事同盟を支える三菱重工などの軍需産業が大いにうるおう、というわけだ。ここでも「死の商人」がほくそえむ。

「当たっても死者、当たらなくても死者」などという事態を招かないことが一番大切なのに、まるで、そのような事態を心待ちにしているかのようなパトリオットの防衛システム。これがあることで、かえって、どっかのイカレポンチがミサイル発射のボタンを押したくなりそうな・・・

基地内で写真を撮るのは全てご法度。でもしっかりと私たちの写真は撮られていた。ずるいぞ、自衛隊。仕方なく、視察が終わってから門の外で撮影。

Gate_2 

そして、未練がましくヘイの外から中をパチリ。基地の中にはこんな装甲車があちこちにうじゃうじゃ止まっていた。

Soukousha

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