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2008年8月 4日 (月)

8月3日(日) ミサイル1発5億円!

本日は今年最高の35度! 凶暴太陽が照りつける中、習志野の自衛隊駐屯地に向かう。

昨年11月29日未明、私たちの抵抗むなしく、突如迎撃ミサイルパトリオット3が習志野基地に搬入された顛末はブログにも書いた。ミサイルそのものも大問題だが、地元の習志野市、八千代市、船橋市、そして千葉県には電話一本での連絡のみ、周辺住民には事前の説明が一切なされなかったことが更に大問題だと思う。軍事が優先される社会はものすごく危険だ。

今回再び同じことが起きた。

7月28日、習志野基地からパトリオット3システムが、またしても極秘のうちに東京市谷の防衛省に搬入され、実践さながらの展開訓練が実施されたのだ。

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これは、「夜中にブッソウなものをこっそり運んだ」という次元のことがらではない。運ぶこと自体が一連の軍事訓練なのだ。市民には何も知らせず、千葉県と東京にまたがって、ミサイル発射訓練が堂々と行われたのである。マスコミは何をしているのか! 平和憲法を無視した違法行為を国家がやっているのに、何の報道もせず、やれ北京オリンピックだの、高校野球だの、国民の目をそらすための報道を無邪気に繰り返しているだけではないか。

というわけで、本日このミサイル訓練に抗議する有志が炎天下の習志野基地正門前に集まった。自衛隊側の職員を前に、複数の団体からの抗議文が次々と読み上げられる。

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背景に「納涼夏まつり」の垂れ幕が・・・ そう、今日は自衛隊基地内でお祭りをやっているのだ。家族連れが私たちを横目で見ながらお祭りへと門の中に入っていく。あなたがた、この中には一発で家族の平和を粉々にしてしまうお化けがいるのだよ。そうか、基地そのものが「お化け屋敷」だ。「納涼」の意味が俄然リアルさを増してきた!

私も市民ネットワーク千葉県の抗議文を読み上げる。

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ごらんのように、帽子に長手袋と完全防備。こちとらの「敵」は凶暴太陽。仮想敵国よりはなんと平和なことか。

ミサイル1発は5億円もするという。今回の訓練のあと、アメリカのニューメキシコ州でパトリオット3の実射訓練が予定されており、ミサイル2発を含めて23億円の予算が計上されている。迎撃ミサイルシステム全体では6兆円に達するというから、開いた口がふさがらない。医療費たかだか10兆円(31兆円のうちの税金分)をケチっているくせに、こんな軍事費に巨額の税金を垂れ流す。一番喜んでいるのは軍事産業だ。

汗をふきふき、巨大お化け屋敷をあとにした。

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