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2008年12月29日 (月)

クリスマスイブに国会乱入?

12月24日、クリスマス・ソングが流れる街中。少しいじけながら国会へ向かう。めざすは参議院会館。「八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会」の幹事会に出席する。

関口県議と角倉県議は口々に、地元群馬の厳しい状況を訴える。関連事業がかなり進み、本体工事に取り掛かるのも間近か?という雰囲気の中で、地元の人たちには生活再建の不安が高まる。なかなか進まない代替地の造成。あきらめて出て行く住民があとを絶たず、川原湯温泉街は歯の抜けた櫛のような寂しさだ。温泉街入り口にあった枝垂れ桜で有名な料理屋さんも、もうすぐ閉鎖されるという。

そこへきて、民主党が「八ッ場ダム中止」を政策として打ち出しているので、関口さんたちに対する議会での風当たりが強まっているという。しかし、さすがに関口さん、「こんな状況を作り出しているのは国交省だ!」と切り返し、「国道145号線ができないことにはダム本体工事にもとりかかれない。国交省はまた工期延長を持ち出すだろう」とズバリ指摘。

だが、一方で「生活再建」も確実なものに仕上げていく必要がある。これは何としても国会の場で議論し、「生活再建支援法」として成立させなければならない問題だ。民主党では大河原さんが頑張ってくれているが、いまだ骨子案もできていない。

というわけで、幹事会での話し合いが終ったその足で、参議院会館内の議員控え室を回りながら、法案成立を要請することになった。ちょうどこの日は国会の最終日。うわっ、あの顔、この顔、テレビでよく見る議員だらけ!

まずは群馬選出の富岡由紀夫さん、例の今年6月の「財政金融委員会」で費用便益の質問をし、アホな国交省副大臣の「資料はないはずはないんですが、それが、ないんですね・・・」という答弁を引き出した方である。テレビで見るよりシャープな感じで、予想通りとてもナイスガイ。

このあと、大河原さん(会えず残念)、金田誠一さん(もうすぐ引退とか、残念)、福山哲郎さん、近藤昭一さん、松野信夫さん、などなど数え切れない方々にお会いし、ついでに廊下ですれ違った山谷えり子氏にはガンを飛ばし(向こうからは倍返しされた!)、そのまたついでに衆議院会館まで足を伸ばしてみたら、ちょうどヒアリングをやっていた保坂展人さんの会議室に乱入し・・・ 本当に数多くの議員に、「生活再建支援法早期成立」を訴えることができた。

それにしても、金田さんの秘書をやっていた角倉さん。さすがに水を得た魚のように廊下を渡り歩き、どの控え室も「やあ、やあ」の顔パス。日ごろから決して「小顔」ではないとは思っていたが、こんなに顔が広いとは・・・

一緒に回った春子さんが万歩計を見たら、国会内で4000歩は歩いていた。外に出ると、空に何かが飛んでいる! あっ、鳥だ? 飛行機だ? 飛行船だ!

Hikousen

大きなクレーンは、議員会館を建て替える工事のもの。今の会館は手狭だという理由らしいが、今どきまだ使えるビルを棄てて、新しく高層ビルを建てるかなぁ? 「これも公共事業の冷え込みを何とかするため?」と勘ぐりたくなった。まあ、来年はこの飛行船のように、景気浮上・・・とは行きそうもないなぁ。

2008年12月22日 (月)

県議会最終日、鬼の泪か、ホワイト・ストーンか???

1219日金曜日、12月県議会が終った。58本の議案の中で、実に48本が指定管理者についてであった。ちょうど3年目の見直しの時期だから無理はない。しかし、県の説明は相変わらず不親切。指定管理者がどういう基準で選ばれるのか、何が評価されたのか、されなかったのか、コストは下がったのか、何一つ分からない。県内に散らばる公園や障害大学校にいちいち出向いて調べるわけにもいかず、いやそれどころか、請求しない限り資料さえ出てこないのだ。これで審議しろというほうが無理難題。

さて、議会最終日。恒例の少数会派顔見世興行!

わが会派はもちろんオールスター出演。最初は吉川さんで「07年決算認定」の反対討論。田中康夫氏からパクッた「決断」という言葉の意味を最後に持ってきて、自民党の議員の「決断」を鋭く迫った。

続いて私の番。議案第1号の12月補正予算の反対討論から始める。政府が「生活者」の安心実現のために緊急対策をたて、千葉県はこれに沿って予算を組んだと高らかに言い放っている。どれどれ・・・

ありゃま、あきれた。わずか252千万円の補正予算だが、その70%が道路に使われている。相変わらずの生活知らんぷり予算だ。

続いて請願75号の反対。これはちょっとウルトラC。請願自体は「国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める」という真っ当至極なもの。だが、しかし、後半部の「国有林野事業の健全化」にはぶちきれた。だって、この請願の紹介議員は自民・公明なのだから。彼らは鬼泪山の国有林を丸ごと削れという請願にもOKを出したんだから。

そこで、「森林はCO2吸収源となるのだから森林税を設けて保全しろ」という第1項目に反対することにした。

片方で森林をばっさばっさと削り取り、片方で植林や伐採のために税金を取ろうなんて、マッチポンプもはなはだしい。マッチ売りの少女もびっくりの自己矛盾だ。森林税はドイツのように、きちんと森林を開発から守る法律をもっている国にこそふさわしい。日本のように「森林開発」そのものを規制できない法律しかもたない国には、環境税という美名があだとなり、自動車保険をかければかえって事故がふえるという「モラルハザード」を招いてしまう。

環境税、あなたも私もワンコイン。払っているから、もういいの。森林削って、もういいの。お金で解決、もういいの。

当日の討論原稿は以下のURLからお読みください。

「0812touron.doc」をダウンロード

討論の模様です。

Hiromitouron

画面左上のチーバ君のふくよかなお腹に触発されたわけではないが、こういいました。

【森林開発そのものを許し、伐採や採掘を広げていく一方で、地球温暖化が気になるから植林のために環境税をつくろうというのは、例えて言えば暴飲暴食を改めずに、メタボが気になるからとたまにジムに行って汗を流すというのど同じではないでしょうか】

さて、続く川本さんの討論も面白かった。教育委員再任の人事案件だが、私も川本さんも日ごろから教育委員会を傍聴していて、「教育委員会、金返せ!」と思わずブログに書いては顰蹙をかっている。川本さんはその教育委員会を痛烈に批判。常に事なかれ主義で、高校生の転落事故に関しても一切調べようとしない、等々。そして返す刀で、「この批判は、12月5日に辞職した白石真澄氏にも当てはまる」とぶった切ったのだ。おとなしく聞いていた議場は騒然。しかし、そうだ、そうだと言う声が自民から聞こえてきましたぞ。さあ、三党相乗りをめざす犬ぞり師、白石さん、どうする、どうする?

2008年12月11日 (木)

弱者切捨てでいいのか?知事候補は・・・

なんともスッキリしない。民主党が一生懸命推している知事選候補者白石真澄さんのことである。自民党にも「推薦」を打診したと新聞に報じられている。公明は既に「推薦」確実とも報じられている。つまり、民主・自民・公明の3党相乗りという磐石の「犬ぞり」を手にいれたも同然だ。

その白石氏、いろんな紙媒体に登場しているが、こんなビックリ発言がある。文芸春秋「本の話」2008年8月号から~

(「テレビじゃ言えない医療と健康のタブーとウソ」というコーナーで、テレビでもおなじみのお医者さん中原英臣さんとの対談で・・・)

白石「事故を起こすと保険料が上がる自動車保険と同じように、医者にかかると保険料が高くなるという仕組みにしてはどうなんでしょうね」       中原「軽症の患者さんが医者にかかる回数が減るかもしれませんね」

むむむ・・・ 私は言葉を失った。自動車事故と病気を同じレベルで論じることのできる人なんだ。病気になることは悪いこと、自己責任の極地を行ってる人なんだ。

2008年12月 8日 (月)

千葉県初の女性市長の誕生!

1週間前のことになるが、千葉県で初めての女性市長が誕生した。白井市長横山くが子さんである。以前からおつきあいのある横山さん、市民派町議として私たちネットと同じような考え方とスタンスで活躍してこられた。4年前に市長選挙に初挑戦。現職を相手に、わずか150票差で負けたが、今回は見事に雪辱をはらしたのである。

私は吉川さんらと2回応援に入り、街宣カーでマイクを握った。白井市は昔からの古い地区と、新しい千葉ニュータウンが混在する街だ。車1台がやっと通れるくらいの細い路地の地区と、整然とした小奇麗な住宅街が隣り合わせに立ち並ぶ不思議な町並みが続く。

そこを私と吉川さんがマイクで漫才をやりながら通るわけだから、これは票を減らしたかな?と内心心配だったのだが、無事当選。しかも対立候補に1300票もの差をつけてのあっぱれな勝利。

写真は12月5日に開かれた祝勝会にて。

Yokoyamasan

子育て支援、高齢者対策、通学路の安全確保など、しっかりと政策をマニフェストにまとめて配った横山さん。

女性市長誕生ということはもちろん嬉しいことだが、首長が女性であれば良いのかといえば、それは違う。横山さんの場合は本人の実力が素晴らしいから問題は皆無だが、権力欲だけの女性候補はごめんこうむりたい。

民主・自民・公明相乗りが噂される女性知事候補など、何をやりたいのかさっぱりわからない。ただ、選挙で有利なこと、当選したあとも議会対策はさぞ楽なことだろう、ということだけは十分理解できる。しかし、そんなことで県民の思いが県政に反映できるのか。イエスマンだけの議会では、全ての議案が何の障碍もなく通過、と言う事態もありえる。議論を戦わす場であるはずの議会で議論がされないなど、民主主義の死にも等しいことではないか。

2008年12月 1日 (月)

八ッ場ダム住民訴訟4周年

11月30日、東京は日本青年館で「八ッ場ダム住民訴訟4周年報告集会」が行われた。私は司会担当。講師が何しろアノ毒舌マシンガントークの田中康夫さんだから、内心ドキドキ。案のじょう、「地雷」を踏んでしまった。

これは始まる前の楽屋で。田中さんと。

Tanakayasuo

で、どういうことかと言うと、司会者として前口上を述べるわけだが、この日の朝、朝日新聞に大阪、滋賀、京都の3知事が「淀川水系の大戸川ダムに反対」と揃って打ち出し、その対談記事が載ったので、早速引用した。熊本県の川辺川ダムに続く「知事のダム撤回宣言」という流れが、私たち住民サイドの訴訟という流れと呼応して、八ッ場ダム反対に大きな力となると考えたからである。

しかし、田中さんは言下に、「あれは朝日新聞のまやかし記事。本気でダム事業撤回など考えてはいない。淀川水系で4つあるダム計画のうち、一番やめやすい大戸川ダムをやめて、お茶を濁しているだけ。新聞記事を鵜呑みにしてはいけないですよ」と痛烈に批判した。確かに、あのパフォーマンス橋下知事が本気でダム事業というものを考えているようには思えない。

田中康夫さん、例によって1時間ちょっとを息つくヒマもなくしゃべくりまくった。日本の借金が1時間ごとに66億5357万円増え続けていること。1週間でなんと1兆1178億円以上だ! 千葉県の当初予算に匹敵する数字ではないか。ダムを含めさまざまな公共事業を徹底的に洗い直し、ゼネコンではなく、地元にお金の落ちる産業を考えるべきだと、なるほど納得の内容だったが、最後に例によって、漢字のお勉強。

「私」という字は、ノギヘン(小麦などの穀物の意味)+「ム」(ひじ鉄の意味)つまり、収穫をひとりじめ、他人にはひじ鉄をくらわせること。

「公」という字は、そのひじ鉄を「八」という字が包み込んでいる。つまりひじ鉄をくらわせないで、収穫を分配するということ。上の部分が開いているのは、風通しよく、公明正大にするという意味。ふむ。

なるほどね、漢字も読めない、空気も読めない、先も読めない首相には困り果てているけれど、私は新聞の裏を読めなかったという次第・・・

会場はぎっしり満員。みんな田中さんの話に聞きほれていた。

Kaijou

このあと、われらが全体弁護団 の代表高橋さん、事務局長広田さんの二人が掛け合い漫才のような「熱闘!八ッ場ダム訴訟」報告を行い、場内は爆笑のうず。1都5県の弁護士の中で誰が一番品がないか、誰が一番獰猛か、などなど、珍問珍答が続出した。長い裁判、時には笑い飛ばすことも必要です。

各地の報告も熱が入り、あっという間の3時間。みなさま、お疲れ様でした。

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