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2009年1月23日 (金)

なだ、そうそう(白石真澄代理人から抗議が来ました!)

2月11日、白石真澄候補の代理人から、本ブログの記載を修正、あるいは削除するようにと申し入れがありました。従いまして、以下のように修正いたします。(赤字部分)

山砂採取問題が知事選の争点として浮上している。

週間新潮1月22日号では、白石真澄候補に関し「県議らは、砂利採掘許可で首を縦に振らない堂本県政に愛想を尽かしている。自公民の幹部が集まり3党相乗りで白石氏推薦を密約していました」と書かれている。

一方、千葉県では鬼泪山(きなだやま)の国有林を削って山砂を取ろうと、業者が昨年から動き出した。これから50年間で50億円の利益があがると、業者のお先棒をかつぐ「ちばぎん総合研究所」がソロバンをはじいている。もっとも、この計算も商人の風上にも置けないドシロウト・ソロバンだけれど。

片や、来週26日にも出馬表明をするとみられる森田健作氏のうしろには、大手の産廃業者がついていると、前回の知事選のときにやはり週刊誌に書きたてられている。

白石氏と森田氏は、アクアラインの値下げでは期せずして声を揃えていらっしゃる。500円と800円の違いはあるけど・・・ 

業者にとっては、首都圏の産廃を千葉に持ち込むのも、千葉の良質な山砂を首都圏に運ぶのも、アクアラインが安ければ大助かりだ。

で、鬼泪山の件であるが、1月18日に急遽現地に向かった。山砂業者が狙っている国有林をばっさり伐採となると、富津市民の生活用水の36%をまかなっている森の保有水源が壊滅的打撃を受けることになる。この目でその水源を確かめようと、現地の方の案内で1日中見て回った。

これが、今回標的とされている国有林一帯からの湧水の小川だ。かなり水源に近い。

Suigen

地元の人の話によると、小さい頃は「鬼が出るから山に入っちゃだめだ」と親から言われたという。そうやって、子どもが山で遭難することを防いでいたのだろう。鬼は本当は山賊のようなゴロツキのことだとも言われている。

山からの湧水は、あちこちから集まって関山用水となり、富津市の佐貫地区を流れている。

Sekiyamayousui

かがんでいるのは地質学者の先生で、用水の幅と水深を測っていらっしゃる。このあと、葉っぱを落として速度を調べれば、毎分の水量が分かるという仕組み。

関山用水は小久保ダムへと流れ込む。住宅街のどんづまりに、突然ダムが鎮座ましましていた。

Okubodam

ここは20~30年前まで、浅間山からの山砂を運ぶベルトコンベアがあった海岸。4キロものベルトコンベアが建設され、浅間山から取られた砂が、沖合いに浮かぶ運搬船に直接ドシャッと搬入されたという。↓

Umi

私たちは海に向かって叫んだ。「山を返せー!!! バカやロー!」

このあと、鬼泪山に向かう。何度見てもこの痛々しい姿が心に刺さる。

Maruhage

Kinadayama

沖縄の歌手が歌う美しい「なだ、そうそう」という唄をご存知だろうか。この「なだ」は泪(涙)のこと。千葉県の山の名前に「泪=なだ」が入っている不思議さに、心がちょっと優しくなる。苦しい戦いだけれど鬼泪山を守り抜き、みんなでうれし涙に暮れながら「なだ、そうそう」を歌いたい。


2009年1月16日 (金)

初ブログ、今年もまたまた鬼泪山

新年になった途端、怒涛のような忙しさで、すっかりブログがお留守になった。今頃新年第1号のブログを書くなんて、本当にお恥ずかしい限りであるが、今年もしっかりと歩みを進めて行こうと思う。牛歩になるか、猪突猛進になるか・・・

松が取れて、まだお正月気分の残る快晴の1日、さくらネットの事務所にいるメンバーで記念撮影。苦労を分かち合う仲間です。

Sakura

お正月気分はここまで。新年早々色々なことが起こったが、特に本日(15日)は午前中予期せぬ事態となった。

早朝の駅宣を終えてそのまま車で県庁へ。午前9時半から、商工労働部とわが「鬼泪山連絡会」の交渉に立ち会う。来る27日に、問題の「土石審」弟1回目が開かれるので、その前に、土石審のメンバーを公正な構成に変えてほしいという要望書を提出するのだ。15人いる審議委員の過半数が山砂採取の利害関係者で、県議枠5人のうち4人までが自民党の山砂採取推進派の議員なのだから、最初から勝負はついている。八百長試合もいいとこだ。

ところが驚いたことに、商工労働部が「知事が皆さんに会いたがっているので、応接室へどうぞ」・・・

昨年11月、「私たち連絡会と会ってほしい」と知事に面談を申し込んだときにはなかなか会ってもらえず、苦労したが、そのとき100メートルあった壁が、今日は1センチ。知事のほうも「何とか国有林を守りたい」という姿勢が明らかで、まあ、時期が時期だけに深読みはいくらでもできるが、今日は封印!写真は知事に要望書を渡した場面。

Kinadayama

実は昨日、TBSのテレビ番組「噂の東京マガジン」から鬼泪山の件で取材を受けた。議員控え室に取材に来るというので、てっきり取材班のスタッフだけかと思ったら、なんと笑福亭笑瓶さんがいた! で、私と川本さんが笑瓶さんからインタビューを受けることになった。その模様は1月25日に放映される「噂の東京マガジン」をご覧あれ。ああ、もうちょっとメークをちゃんとしておくべきであった・・・ 時間はお昼の1時です。

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笑瓶さんは後ろの列、左から2番目。意外とシャイな感じ。ギャグでは私のほうが勝ったような気がする。・・・って、何を勝負してんだか。


2009年1月 1日 (木)

2008年度 ひろみの十大ニュース発表!

あと1時間で2008年が終ろうとしています。皆さま、今年もわたくしめのブログ「県県GO!GO!」をごひいきにしていただき、ありがとうございました。年を重ねるごとに忙しさが増し、「毎日更新」のはずが、気がつけば1週間も10日間も放りっぱなしのことが何度もあり、大変失礼をしました。特に沖縄視察に関しては、移動中のバスの中でソバを食べる川本さんの写真を載せたあと、長期に休載してしまい、いつブログを見ても「川本さんがおそばを食べる図」が出てくるという事態を招き、川本さんはじめ関係各位(?)にご迷惑をおかけしました。

さて、今年も恒例の超個人的「ひろみの十大ニュース」の発表といきます。

10位:みちのく日帰り旅、更にみちのく日帰りひとり旅

2月に平和部会の吉澤さん、渡辺さんと青森へ。ネットと生活クラブが共同で集めた「六ヶ所再処理工場の操業中止を求める署名」1万3600筆を、青森県庁へ届けに行ったのである。青森駅に着いてみれば見渡す限り雪で凍りついた街。普通のクツで行った我ら3人は、こけつまろびつ滑りつつ、県庁にたどり着いたのである。お昼はあわただしく地元のお寿司屋さんに入ったが、うまかった! 今度はゆっくりとお邪魔して、地酒も味わいたいなぁ。

5月には多重債務解決に実績をあげ、自殺者激減へと結びつけた秋田県庁の職員さんを訪ねてまたもや日帰り旅。今回はひとりなので、お昼は駅弁。でも、うまかったー! 

9位は9条!、世界会議 in 幕張

「世界は9条を認め始めた」というキャッチコピーだったが、あれだけの大成功を収めた今は、「世界は9条を求め始めた」と言い換えたほうがよいだろう。この年の暮れに、イスラエルがパレスチナを空爆して大勢の犠牲者を出しているニュースを聞くたび、そう思う。それにしても、ウーアの歌声はやはり素晴らしかった。ドラエモンのような体型(妊娠中)には度肝を抜かれたけど。

8位:映画「赤貧洗うがごとき~田中正造の生涯」上映

今年に入って何度も実行委員会で話し合い、4月に上映会を開催。その前に実行委員はまず試写を見ようということになり、夜7時に試写会を開いたが、私と川本さんは5時から時間が空いていたので夕食をとりに。 そこで一杯(いや、2杯)やってしまい、映画が始まると共に私は「失神」。 途中覚えているのは、田中正造がなけなしの小銭を村の子どもたちにやってしまう場面。「ほう、嬢もほしいか、それ1銭、坊もほしいか、それ1銭」という妙にリズミカルなセリフだけ。 このあと、上映会開催まで、人にチケットをすすめるたび、「どんな映画?」と聞かれてはうなだれる始末・・・         

7位:新会派結成

ネットの二人(川本、大野)に無所属市民の会の吉川さんの3人で1年間会派を結成していたが、今年4月に社民党の小宮清子さんが合流、4人会派となった。新会派名をどうするか、銀行の合併のように「りそな」とか、全く別のネーミングにする案も出た。例えば、「そんな」とか、「ありそでなさそな」とか色々でたが、結局、「市民ネット・社民・無所属」というただ三つ並べただけのベタなネーミングとなった。で、略称はどうするかでまたもや悩み、結局それぞれの最初の字を並べて「市社無」とした。6月議会では案のじょう、一般質問で登壇した私に「シシャモー!」と野次が飛んだ。

6位:長男の結婚

9月に長男が結婚。相手は大学時代の同窓生で、昨年パキスタンの復興支援に行っていた息子に、彼女が会いに行ったとき、泊まっていたホテルがテロか何か分からないが火事になったそうな。それで、二人の仲も火がついたというから、何が幸いになるか分からない。

5位:北海道視察

会派4人で初めての視察。3日間、とにかく駆けずり回った。道庁では遺伝子組換え作物の交雑防止条例のことや、まちづくりなどをヒアリングし、苫東の時代遅れの巨大工業団地造成の現場で絶句し、夕張市の寂しさに胸を詰まらせた。あいまに二つのNPOを訪ね、大いなる元気をもらったのが嬉しかった。また、吉川さんと私たち3人の間で、「カニは夏がうまいか、冬がうまいか」の大論争になったが、いまだ決着をみない。どなたかご存知なら教えてください。

4位:あやしい農地造成「風の丘」騒動

今年に入って飛び込んできた騒ぎ。木更津の広大な山林を大量の残土で埋立てて、ハウス栽培でキュウリやトマトを作るという。調べれば調べるほど、農業をカクレミノにした残土事業としか思えない。書類さえ揃えばハンコを押す県の農地課と大喧嘩。「そんなんだったら、職員はいらない。法律の本とハンコだけ置いていればいいじゃないか」と思わず叫んだ。一方、このネタを聞きつけたテレビ局も番組で取り上げ、一躍全県に知れ渡ることとなって良かったが、ただし、私が議会で放ったダジャレ「残土のキュウリでザンドイッチか!」を清水国昭にパクられてしまったのが釈然としない。このあと、「風の丘」は10月末に事業者が申請を取り下げた。地元の反対運動も功を奏した形となり、久々の明るいニュースであった。

3位:沖縄ツアー

1月に平和部会のメンバーで沖縄訪問。宜野湾市や読谷村、嘉手納基地などをつぶさに見て、戦争の傷跡と、いまだ米軍基地が居座り続ける沖縄の「痛み」を肌で感じることができた。北部のやんばるの森や辺野古の海、これら美しい自然が米軍基地建設計画で破壊されようとしている現場も訪れた。平和ガイドのMさんが言った言葉「少女がアメリカ兵に暴行された事件が大きく報道されているけれど、沖縄では同じような事件がしょっちゅう起こっているんですよ」が忘れられない。

沖縄といえば泡盛だが、辺野古の海に1年間沈める泡盛を予約しないかと誘われ二つ返事で了承。塩水につけることで、お酒が旨みを増すとか。もうすぐ「年季」が明けるが、出来具合が気になる。

2位:鬼泪山の国有林の山砂採取問題

山を丸ごと削り取る山砂採取事業。究極の環境破壊として、私はずっと反対してきたが、ここへきて民有地を掘りつくした業者が、国有林にまで触手を伸ばしてきた。事業をやるには県の審議会を経なければならないが、この審議会委員の議員枠5人のうち4人までが自民党議員で、この4人が業者が県に出した請願の紹介議員になっているのだ。「審議会」の中立性など、鬼泪山のあなたの空遠く、吹っ飛んでしまっている状態である。

こんな中、私たちが立ち上げた「鬼泪山国有林の山砂採取に反対する連絡会」が知事に要望書を出したり、チラシを撒いたり活発な活動を続ける一方、富津市の地元でもかなりの動きが出てきている。また、業者に依頼されて「ちばぎん総合研究所」が作った調査報告書のいい加減さは、麻生首相の漢字の読み違いにも匹敵するくらいひどい有様で、公開質問状を出したが、いまだにナシのつぶて。千葉銀の口座を解約しようかな。

1位!!! 八ッ場ダム裁判で証人となる

八ッ場ダム中止を求める1都5県の住民裁判も4年が経過したが、今年の夏からようやく各地とも証人喚問が実施されることになり、千葉県は嶋津さんと私がその大役をおおせつかった。

しかし、証人として陳述書を書くのだがこれがひと苦労。6月議会の議会質問作成と平行して、八ッ場関連ファイル6冊分の資料を読み返し、毎晩遅くまでパソコンに向かった。私を担当する中丸弁護士には色々ご苦労をかけ、10月の裁判に備えた。

さて当日は、1都5県で一番品のない弁護士と自称する広田弁護士が応援に駆けつけてくれ、1都5県で間違いなく一番狡猾な弁護士B氏に噛み付いてくれた。また1都5県で一番獰猛な弁護士と呼ばれる及川さんが、さすがに鋭い指摘で敵を追い詰めていった。で、私の陳述には敵のB弁護士、その場で全く反論せず、後日文書にて意見を述べるという。これには驚いた。弁護士ってしゃべってナンボの世界でしょ? それを「後日、文書」???あなたはテレビのお笑い番組「レッドカーペット」を見ていて、突然漫才コンビがしゃべるのをやめて「筆談」しだしたら怒るでしょう?

それはともかく、証人として法廷に立つと最初に宣誓をするのだが、そのとき裁判長から「生年月日は?」と聞かれ、正直に答えた。すると、それまでざわついていた傍聴席がいきなりシーンと静かになったのである。みんな耳がダンボだったような気がする・・・ 後で広田さんから言われた。「今日は大野さん、企業秘密を暴露しちゃったね」

年明けには東京で最初の結審がある。楽しみなような、怖いような・・・

以上10大ニュースでした! と、なんと、年を越してしまい今午前1時。2年間に渡ってブログを書いてしまった。

皆さま、あらためまして、今年もどうぞよろしくお願いします。


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