いすみ鉄道とリニアモーターカー
いすみ鉄道の社長のイスを去った吉田たいらさんに対し、自民党が波状攻撃を加えている。特に森田健作氏を支持する県議に顕著だ。
自民党の一部の県議さんたち、これまで「いすみ鉄道」の「い」の字もおっしゃらなかったのに、突然熱に浮かされたように、議会で叫び、ブログで書きなぐり、まるでいすみ鉄道の守護神になられたような鼻息である。
吉田氏はいすみ鉄道社長に就任して、1年足らずで1,700万円増収を実現させた。かなりの経営手腕だ。途中で退任すると、会社にとって本当に困るだろう。しかし、何も月やハワイへ行ってしまうのではなく、今後もしっかりと見守っていけるし、千葉県も植田副知事を暫定の社長として積極的に支えていく姿勢を示している。
詳しいことは、3月4日の総合企画常任委員会で、参考人として呼ばれた吉田さん自身の口から明快に説明されるだろう。吉田さんを招致することに決めた先日の常任委員会は、自民、公明による吉田いじめそのもの。選挙にからんだ場外乱闘の様相ではないか。
社長のイスを去っただけでこれほど騒ぐ人たちが、首相のイスをあいついで蹴飛ばして去っていった二人の人物に関しては、ほとんどコメントがなかったが、こちらのほうがよほどの大問題だろうに・・・
また、森田健作氏が政策としてあげている「リニアモーターカー」。成田と羽田を10分で結ぶという。
しかし、どこに財源があるのか? 沿線住民の電磁波被害はどうするのか? 用地買収はどうするのか? 「おれは知事だー!」と権力を振りかざし、収用をかけまくるのか?
それに、アクアラインと木更津市の先例で分かるように、二つのポイントを高速で結べば、必ず「ストロー現象」というものが起き、強いほうが弱いほうを吸い上げてしまう。つまり、成田に到着した客は全てそのまま羽田に吸いとられ、宿泊客ゼロ、観光客激減、シャッター街の増大となる。
この裏には、どうも羽田空港の第5滑走路計画が潜んでいるように思えてならない。鬼泪山の山砂をごっそり削り取り、またぞろ、羽田の新滑走路に使おうというのか。そして、リニアモーターカーで、一気に東京へ客を運ぶ。東京一極集中の完成である。森田健作氏は東京都知事になられたほうがよいのでは???
