5月20日(水) 疑惑の知事記者会見・その2
さて、前回の「知事記者会見の不自然なカット」発覚から、週があけた5月18日(月曜)。議会棟会派室で、小宮さんと県の報道広報課に聞き取り調査をした。そのときの県の説明。カッコ内は私のコメント。
◆外部サーバーと契約を結んでいる。年間何ギガバイトか今はちょっと分からないが、数百万円払っている。時間にすると30分くらいだ。
(これに対し、全部放映した場合は何ギガバイトになり、契約料はいかほどになるのか、聞いたところ、返事はあとでということ)
◆1回目が45分以上放映して、そのあとだんだん短くなっているのは、最初はどのくらい放映できるか分からず45分以上やってみたが、やはり、これだと容量オーバーになることが確実。だから短くした。
(本末転倒! 全部放映することが県民の「知る権利」を尊重することであり、容量をふやせばいい話しじゃないか)
◆千葉テレビも会見は途中で切っている。
(千葉テレビは千葉県の委託により県広報番組を作成・放映(随意契約)している。平成20年度だけでも県と108,604,650円の契約を結んでおり、言わば千葉県はお客様。県のHPが千葉テレビを基準にする理由にはならないだろう)
◆堂本知事の時代から、30分前後でカット編集してきた。
(今は堂本知事時代の動画は全て削除されているので、確認のしようがない)
◆朝日新聞の記事では「県民からの要望があれば、すべて放送することも検討したい」と書いてあるが、自分はそんなことは言っていない。正確には「技術的な面を含めて、検討の余地がある」と言った。
(このあと職員に確認すると、「検討もするつもりはない」と更に後退!)
もう一度言うが、2回とも森田知事が政治資金規正法やパチンコ問題について質問を受けた場面がカットされている。声を荒げて退席した場面も含まれている。ここがバッサリとカットされているのだから、誰が見ても「容量が理由なんて、なんと要領の悪い言い訳なんだろう」と思わざるを得ない。
知事が指示したとしたら大問題だし、職員が気を利かせてカットしたとしたらこれまた大問題である。情報隠蔽は一番やってはならないもののひとつだ。一度隠し立てしたりウソをつくと、うそにウソで塗り固め、やがて身動きできなくなり墓穴を掘ってしまうことだろう。
急いで「抗議文」を作成し、記者クラブに投げ込みに行く。(抗議文は以下をダウンロードしてください)
千葉県はガンとして「容量がたりないのでカットせざるを得ない」と言い張るが、では、他県はどうなのか? 森田知事が日ごろから意識している東国原知事の宮崎県を調べてみた。
4月7日(1時間2分32秒)、4月21日(1時間15分50秒)、5月19日(1時間8分37秒) いずれも「カットなし完全放送」
千葉県は毎週やるが、宮崎は2週間に1回のペースなので、その分長くやれるのかもしれないが、少なくとも全部放映できているのだ。しかも特筆すべきことは、最初の「知事発表」がせいぜい10数分で、あとはたっぷりと記者の質問時間になっている点だ。
本来は記者会見に県民も参加できるようにするべきだ。長野県はすでに実施。知事が変わった現在も続けられている。
