5月11日(月)八ッ場ダム東京裁判 不当判決!
民主党小沢代表の辞任というニュースでもち切りの今日、もう一つ重大なニュースがあったが、テレビはほとんど取り上げなかった。
八ッ場ダム住民訴訟である。4年前から1都5県で同時訴訟を起こしているが、本日東京地裁がトップを切って判決を出したのだ。
結果は原告側敗訴の不当判決。
私は昨夜から目が炎症を起こし真っ赤に充血。残念ながら東京地裁には行けなかったが、夕方判決の概要が届いた。読んで手がぶるぶる。本当に不当な判決である!
東京は1日170万トンも水が余っている。八ッ場ダムからの水など1滴も必要ない。治水効果のほうも、根拠となるカスリーン台風のときの雨量パターンを捻じ曲げて、過大・誇大に被害をでっち上げている。
そんな国の言い分を、ろくな検証もせずにすんなり受け入れる裁判官。しかし、住民側が綿密な調査と精緻な理論で組み立てた意見は一顧だにしない。
判決を書いた定塚誠裁判長は4月1日に最高裁の情報政策課長に異動している。東京地裁に来る前も最高裁の行政局第一課長にいた人間で、彼自身は裁判官というよりも司法官僚と言える。だから、国には逆らえない。国の無駄な公共事業に鉄槌を下すどころか、やすやすとお墨付きを与えてしまう。
住民訴訟は99%、住民が負ける。所詮、司法も体制側なのだ。もうすぐ始まる「裁判員制度」は、新制度のような血なまぐさい刑事事件ではなく、八ッ場ダムのような行政訴訟こそを扱うべきではないか。税金の使い方という生活に直結することがらなんだから、民間の判断を入れたほうが絶対に良い。「お上」の意向ばかり気にする裁判官が、公正な判断を下せるとは思えない。
いずれにせよ、明日は千葉県で最後の口頭弁論。千葉の裁判官は「正義」を具現してほしい。
