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2006年8月31日 (木)

見学2箇所

2日続けて見学会。そこで駆け足報告。

29日、五井駅での通信・号外配布。表は、こどもの国が民間売却されそうな事案について。市原市民なら、だれもが利用したことのある県有施設なので、チラシを受け取ってくださる方が多い。

午後、丸善石油化学(株)の千葉工場訪問。この頃何かと臨海部の工場で事故やらがあり、新聞記事となることも多く、見学させてくださるというのはありがたく、ゾロゾロと仲間と出かけました。あれ?「工場長さんは、ひょっとしてご近所のMさんのだんなさん?」「ハイ、そうです。」これで一気にリラックス。気取ってもしょうがない。

丸善は、環境安全社会報告書を発行しています。説明を伺いながらの拾い読みだけど、しっかりした内容です。環境負荷の状況、環境保全、製品安全管理、保安防災、地域とのコミュニケーション(私たちに詳細に見学・指導いてくださったのはまさしくこの一環)、環境会計、防災・安全のコストまで、きっちり書き込まれています。

工場内で利用する水は、主に山倉の工業用水を利用(一部印旛沼、房総道水路)、海水も。飲料水は地下水をくみ上げています。水循環で徹底的に水は再利用し、最後に排出する汚れた水は市の下水処理のような行程で処理し、もとの水よりきれいにして海に放出します。(最終的な汚染水は脱水処理して乾燥させて、汚泥として外部の中間処理場へ行きその後、建設骨材として再利用されます)大掛かりなプラントです。それでも、トン当たり処分料を考えると、自前で乾燥施設を持つ方が、コスト的によいのだそうです)。

海べりの排出口を見学させてもらいました。手前が丸善石油化学の排出口、奥は他社の排出口。いずれも、目視だけど、きれいな水。Cimg1660

電力は、社内自家発電でまかないます。東電に売電できるほど発電しています。企業努力で効率を上げることが、そのままエネルギーロスを少なくすること、省エネにつながる、との説明を受けました。環境対策にかける企業努力・コストは大変なもの、と改めて感心。ともかく、報告書はなまじな行政レポートよりわかりやすく、脱帽です。

しかし、地域防災の観点から、私たちは今後も発言していきたいし、環境保全についても、企業のもつノウハウを学びつつ連携しながら、やっていきたい、との想いを強くしました。ほんとに誠実に丁寧に説明してくださったSさんを初めとする皆様、ありがとうございました。丸善石油化学は、従業員の親和力が強く、家庭的な雰囲気の会社なんですよ、と、以前に丸善にお勤めの方から聞いていたのですが、ほんとにそうだな、と職員の方々の表情を見ていて思いました。うちそろって排水口前での記念撮影です。Cimg1661 30日のバイオマス見学は項を改めて。

2006年8月28日 (月)

いちはらの森林

午前中は、市政相談で事務所。

午後、飯給(いたぶ)にある森林組合へネットの仲間といっしょに見学・聞き取りに出かけました。上符さんが以前に市原の森林についてお話を聴き、今回は、もっと詳しくということで私たちもぞろぞろついて行ったわけです。まずは事務所前で一枚Cimg1650

組合長Mさんにお話を伺いました。4月から県内森林組合は合併してひとつの組合となり、出資金1億2千万円、組合員所有総面積4万5千haを対象に活動することになりました。市原市周辺域に関しては、大多喜も含めて6千5百haの森林面積(組合員1283名)。その内、高滝上流域は2千haです。組合自体は10人の職員で運営しています。市内には広大な森林がありますが、保安林はほとんどありません。保安林にすると税の優遇は受けられるのですが、転用などでの開発がしにくくなるため、指定が嫌がられるのだそうです。

林業の未来は明るくありません。1ha当たり3000本~4000本の木を植えて、5回ほど間伐(15年に一回ほど)を繰り返して、2000本ほどの木を残します。木材の値段は切り出してメイン道路まで引いてこないと販路にものらず、ほとんど儲けになりません。おまけにミゾグサレ病に被害がひどい。

事務所前に積み上げてあった木材は、2~30年生の間伐材で、根元の太い所が元玉(もとだま)といって、3.5寸角の木材がとれ柱に使えます。その上の部分が二番玉(にばんだま)3寸角の木材になり、母屋材(もやざい)、屋根用となります。値段は・・・人件費を差し引くと、ため息しかでません。写真は3寸角の木材がとれる間伐材。Cimg1652

大切に守ってきた100年生の杉でも、切り出しの人件費、クレーンで引き出す費用、など、差し引いていくと、ほとんど儲けは残らない。おまけに、クレーンも入らないような深い山中だと、森林組合も切り出しを引き受けてくれないそうです。どうする?日本の森林業!市原市の木を使って家を建てることを、モデルハウス・キャンペーンでやってみるしかなさそうです。(でも組合員の合意を取り付けるのが難しそう・・)ため息をつきつつ、一番径の大きな木材の前で一枚写真をパチリ。組合長さんはとうとう写真に入ってくださいませんでした。一枚撮ってあるんですが、ここでは内緒。Cimg1655

最後は飯給(いたぶ)山すそにある真高寺山門を見学しました。寛永5年に建築され、最近改修なった見事な山門です。Cimg1657 梁の部分も優美です。Cimg1659

2006年8月27日 (日)

死に方の選択

初めがあれば終わりがあります。そんな自明のこととして、人の「死」があります。日本人の中には、「大往生」「花は桜木」という言葉にこめられた「死に方の美学」のようなものがあったはずです。しかし「畳の上で死にたい」という願いは、今や、贅沢になってしまい、ほとんどの人が病院で死にます。

病院という監獄で、自らの生き死に・命の終わり方の選択を、他者の手にゆだねるのはいや!そこで、在宅ケア、ターミナルケアに、かねてから関心がありました。

本日は「在宅ケア市民ネットワーク ピュア」主催の学習会「患者と家族を支える在宅ケア」に参加しました。講師は松戸で「あおぞら診療所」を開設しておられる川越正平先生。一見、トッチャン坊やのようなやさし気な若い先生なのに、あくまで見識は高く、想いは深く、信念はゆるぎなく、かつその姿勢の謙虚さに驚かされます。すごい!まずはスタート時のあおぞら診療所。Cimg1645 何とかわいらしい!町のゲーム屋さんを改修したのだそうで、今はもう少し、立派になっているそうです。

「ターミナルケア」では暗いので、今は「End Of Life」というそうです。がん患者だけでなく、あらゆる疾患のエンド・オブ・ライフを担当するのが在宅医療。QOLや満足度に重点をおきます。あくまで本人の満足度。(ここがポイント)。

「地域を病棟」ととらえ、自宅が病室。道路が廊下。在宅主治医・訪問看護婦・薬剤師が活躍します。もちろん病院とは異なりますが、それは「詳細な検査ができない」「医療者にとっては都合が若干悪い」「回診が困難」という程度。

一方、在宅のよさは「生命と生活を支える」ことができること。往診によって家庭の状況がみえます。食生活、住まいの状況、家族が見えて、柔軟・適切な対応ができます。クリスマスシーズンには、こんな格好で往診します。まあ、患者さんの笑顔の明るいこと!Cimg1646 喜びを感じてもらえることが大切、というのが川越先生の持論。あれかこれか、と迫るのでなく、あくまで患者本人にとって良いように、修正しながら診療方針を変えていく、それが「臨床」だと思います、との言葉に深く感動しました。

あおぞら診療所では患者の4人に1人が癌(ガン)。死亡者のうちガン患者は53%。(在宅看取りの68%がガン患者)。重篤なケースが多いため、初診から死亡までの日数は自然と短くなります。もちろん、家族が在宅に耐え切れず、病院にもどるケースもあります(約3割)。在宅ケアを推進するためには24時間の安心を提供する磐石な基盤が大切です。在宅療養支援診療所の創設。高機能型訪問看護ステーション(24時間体制で対応できる訪問介護看護)の推進、が必要とのこと。

いずれにしても、自らの死に場所を選び取る自由を取り戻すため、「街角ホスピス」が必要である、との提言を、しっかり納得することができました。道のりは遠いけど、少なくても自分の死に方にも、直、関わってきます。今後も、関心を持って学んで行きたいと思います。

ピュアの藤田さん、いい企画をしてくださって、ありがとう。写真は、かつて聞き取りに行った時の藤田さん、再掲です。Cimg1490_2 

2006年8月26日 (土)

再び・コスタリカ

土曜日早朝、山倉ダム周辺を散歩。さて、こどもの国の行方が気になります。

ついで、アネッサで「軍隊を捨てた国・コスタリカ」をDVDで上映する企画をいちはら市民ネットで行うことになっています。多くの方に観てもらいたくて、ネットが企画しました。途中、ネット事務所によって、かつて柏で企画された時の資料をコピーして持参して大急ぎで駆けつけました。

 1時間半の上映。観るのは初めてではないのに、「子どもの仕事は?」→「愛されること、遊ぶこと」と子ども達が発言する場面では涙が出そうになります。イスラム圏の家族のように、ここでも、父親達が、全身で子ども達とのスキンシップをしています。そして国家予算の4分の1が教育費だというコスタリカの教育現場が、しっかりと映し出され、こどもたちの活き活きした表情に打たれます。

 平和について、身近なみずからの嫉妬心などを相対化しながら学び、討論しつつ身に付けていく子ども達。違いを認め合うことの難しさ、大切さを討論しつつ学ぶ子ども達に脱帽。選挙に大人の手を引いて出かけていく子ども達。高校生たちが、間近にせまった大統領選挙の候補者の再選について授業中に語り合う光景。(政治をタブー視する日本となんという違い!)そして投票率は80%をつねに下らない。すごい!

サンホセ郊外の街頭インタビューに応ずる家族連れが「軍隊を持つことには反対。だって死ぬかもしれないでしょ?」異口同音にそう語ります。

ほんとにそうです。難しい理屈はともかく、戦争に行っちゃえば、死ぬかもしれないんです。自らの銃剣で人を殺すことになるかもしれないんです。「軍隊不保持の憲法を制定して、それでここまで平和にやってこれた。これまで何の問題もなかった。だからこれからも、軍隊を持たないことで、国際的にも軍事協力を迫られることから一線を画していくことはできるはず。」と信じ、誇りを持って語る市井の人々。

もし、今、原宿で、六本木で、若者にマイクを向けて、これほど明快な「非戦を支持する」声を聞くことができるだろうか?と不安が募ります。

夜は、近くの土橋公園で町内の納涼会。ビールやらビンゴやら、ビデオ鑑賞やら、役員の皆様ありがとうございます。たくさんの子ども達が、青いビニールシート一杯に参加していて、賑やかで、頼もしい。まん丸お目目のぽちゃぽちゃ腕の赤ちゃんもいて、だっこもさせてもらって嬉しい。

カットは今読んでいる<憲法「私」論>の表紙。(水島朝穂著)<みんなで考える前にひとりひとりが考えよう>というサブタイトルがついています。この国の行方がどうにかなりそうな時、誰かのせいにしたり、「時代の空気」のせいにするのでなく、一人ひとりが立ち止まって、自分の責任として平和の意味を問い直してほしい、と痛切に思います。赤ちゃんの未来のためにも、変な時代の空気には抗していかねば・・・。Save0039_1

2006年8月25日 (金)

ア~ア・・・

連日ドタバタと夜まで外出する日が続いている。そんな折、大槻副知事が、8月一杯で辞職するニュースが飛び込んできた。

昨日の朝、8時過ぎ、突然の知事からの電話。何事かと思えば、大槻副知事が辞任することになった、との報せ。「寝耳に水」の報せが呑み込めず、え・・?????

頭は、ハテナマークだらけになりつつ、人懐っこいやさしい大槻さんの顔がしきりに頭の中にちらつき、・・・とりあえず、博美さん、吉川さんに連絡。二人とも「え~っ?」とびっくり、がっくり・・・・。

まもなく、今度は副知事本人からの電話・・・。何と言葉をかけてよいか、言葉が見つからない。淡々と静かに、道半ばで辞職することをわびるいつもの大槻副知事の声。私としては、「ほんとに残念です。障害者条例にしても、環境問題についても、今後のことが不安です。でも、ほんとにご苦労様でした」としか言いようがない。

午後、新聞社から取材の電話。「感想は?後任の副知事人事についてのお考えは?」

「突然のことで、考えがまとまらない。でも、あわてて議会対策を考えた後任人事に走るのでなく、当分の間、じっくりと周辺の声を聞き、もう一人の副知事を立てることがふさわしいのかどうかも含めてあせらず、検討してほしい。」と、やっとのことで答えた。目先の議会対策というコップの中のドタバタに目を奪われて、県民益を見失うことがあってはならない。

それにしても、信頼し、尊敬する大槻さんがいなくなることは・・・・ア~アである。副知事は、今後は長野県に移住し、第三の人生を選択すると言う。外には、虫の声。明日から少し、涼しくなるという。新たな秋の攻防が始まる?・・・ア~ア・・。

写真は、眠狂四郎無頼控の文庫本を枕にして眠るハナコ。Cimg1610

2006年8月21日 (月)

やっぱりすごかった高森先生

手白沢温泉帰りの疲れを残しつつ、賑やかな盆踊り会場へ。陽気な知り合いに会うと、嬉しくなってついおしゃべり。国分寺台東、市津地区の盆踊りにお邪魔しました。ふるさと太鼓の皆さんと休憩中のおしゃべりしていたら、Mさんのお孫さんが、バチを持って、真剣な顔で、♪デンデン・デン。ちょいと一枚パチリ。花火がどーんと上がります。Cimg1640

ところで、昨日は午後、市民会館の、精神の家族会主催の高森信子先生の講演会でした。精神障害のある人の家族はどう接したらいいのか、ということについて、ユーモアたっぷりに、お話していきます。暗くない!

統合失調症の人にとって「幻聴」とは?「幻視」とは?ということを疑似体験するビデオから。こんな悪口・声が絶えず耳元で聞こえたらたまらないな、と実感。

幻聴は、75%の統合失調症の人にとって聞こえます。脳波を調べるとほんとにその音が聞こえるのと同じ波形になるのだそうです。

また、だれでも4つの条件がそろえば、幻聴は聞こえてしまう。すなわち①不安②孤立③過労④不眠、です。安定剤で不安を減らし、入眠剤で不眠を軽減し、過労も解消させることができます。でも「孤立」は薬ではどうにもならない。

ここからが家族の出番になります。「あなたが大切ですよ」「生きているだけで立派です」というメッセージをしっかり言葉で伝わるように伝えることが大事です、と事例を挙げつつ説明されました。

言うは易し、行うは難し。後のワークショップでは、こっぱずかしくて言えないことを実感。皆さん、テレながら練習していました。さて、帰って、やさしい言葉がけができたかな?Cimg1638

2006年8月20日 (日)

俳句(苦)イング

金・土と奥日光・手白沢温泉に行ってきました。俳句仲間と「優雅な合宿?」です。

奥鬼怒温泉郷入り口で車下車。後は、2時間歩きます。まずは八丁の湯まで4キロの遊歩道。鬼怒川の瀬音が前になり、後になり。秋というには残暑厳しい日差しだけど、そこはそれ、森林浴、木漏れ日、草落ち葉・・・快適、汗だく、ぐちゃぐちゃ。ぐったりとして八丁の湯の前庭で休憩。

みどりさんだけ、バスで途中まで。あまり疲れなかったみどりさんの爽やかな句です。

新涼や 八丁の湯の バスに乗る みどりCimg1629 写真は八丁の湯。

再び、歩き始める。女夫淵温泉口近くに案内看板。なになに・・・?道は二手に分かれて、ひとつは「急な坂道」もうひとつは「ゆるやかな車道」。「急な坂道」で近道しよう・・・と出来心を起こしたのが運のツキの3人!小道に分け入ってすぐに後悔した。とんでもなく急な階段、なんだ、こりゃ!地獄一丁目、二丁目、ぼちぼち歩くと、やがてまたしても立派な急階段の地獄三丁目!しかも、どうやらこの道は、近道でさえない・・・ようだ。単なる苦行好きの行者道らしい。「そういえば、近道とは書いてなかったよネー」「私って、人生、岐路に立った時、必ず不都合な方を選んじゃうんだよねー」などど・・哀れな三人は、自己責任をずっしりと背負い、誰を怨むこともできず、ゼーゼー、ヒーヒー。見事なブナ林に風が吹き抜けるのが、せめてもの救い。写真はブナの林。Cimg1630 楽なコースを選んだ連中の声がする「おーい」。私らは・・・「負けた気がする・・・ゼー・・・シクシク」

よ~やく、手白沢温泉!何はともあれ、すばらしい源泉かけ流し!内湯も露天もほんとに、いい湯。お肌はすべすべ、ゆ~ったり、いい気分♪そして、おいしい料理の後は、句会。歩き疲れて、酔っ払って、なんだ?この句は?

かなかなや 勝負(かちまけ)なしの 回り道  尚哉(得点多数!怪我の功名)

急坂ゆる坂 八月の貧乏くじ 回り道  友子(どうせ私の人生こんなもの)

乾坤(けんこん)の 滝の石から 赤蜻蛉(とんぼ) 友子(トンボがいっぱい!)

もう一度、お風呂に入り、星に呼ばれて、浴後、庭先に出た。満天の星、久しぶりに見上げる銀河。縁台に寝っころがって、いい気分。

最後の写真は、翌日、帰路のさわやかな木漏れ日の林。Cimg1636 運転してくださった尚哉さん、サブリーダー、和枝さん、ありがとうございました。

2006年8月14日 (月)

守るべきは、子ども

夏の風物詩といえば、盆踊り、花火大会。

昨日は、辰巳地区のお祭りにお邪魔しました。老いも若きも、子どもも、男性も、着ぐるみプーさんも、仮装?の眼帯おばさんも、みんないっしょに三重の輪になって踊る様が、すごい!夜風が気持ちいい。

今日は、佐倉、成田まで出かけて、ちょいと調査したいことがあって、博美さんと四苦八苦。お昼は、博美さん行きつけの「かぼちゃ」というお店でランチ。元気な女主(あるじ)にも会えて、トラ縞のかぼちゃプリンも食べて、ラッキー。

取って返して夜は高滝の花火大会。夫と息子と共に出かけました。実は、何を隠そう、高滝花火は、初体験です。「すごいよ」と話には聞いていたけど、ダム湖の主がびっくりするのではないかと思うほどの息もつかせない連発の花火でした。2500発の花火だとか。

人出もすごい!一体どこからこんなに人が湧き出してくるの?という人の波。帰りの渋滞のすごさはちょっと課題だけど、でも夏の夜のいい夢を見させてもらいました。

見よう見まねで踊る子ども、汗だくになって太鼓を打つ子ども、お面を後ろおでこにしてお父さんに手を引かれて歩く子ども。背中で眠る子ども・・・みんなかわいい。こんな夏の体験が、子ども達の思い出として子どもを育てていきます。私たち大人の仕事は子どもを愛すること、守ること、育てること・・・そんなことを思いながら、後姿をスケッチ。Save0036_1

2006年8月13日 (日)

サプライズ・へいわ!

雷鳴とどろく8月12日、千葉文化センターで行われた「平和憲法をどう守り活かすか」というシンポジウム。会場はぎっしりの人。

改憲が自明のことのような昨今の情勢は、もはや「護憲」などと言っている場合でなく、瀕死の白鳥ならず瀕死の憲法を救うための「救憲」の時代に入ってしまった、と呼びかけ人の一人、千葉大の小林正弥先生は訴えます。

9条改憲反対のためには、多少の見解の相違は超えて大結集すべき時です。コーディネーターは、てきぱき・きくちゆみさん。館山で夫さんと共に自給自足を目指して暮らしながら、著作・翻訳などを行っています。彼女が訳したコミック「戦争中毒」は、「なぜアメリカは次々戦争をやりたがるのか」がわかりやすく描かれています。以前にも、日記に書きましたが、改めて宣伝します。目からウロコ本です。Save0035_1

男女共同参画でもなにかとお世話になっている渥美雅子さんは、空襲を含む戦争体験を語ります。東京大空襲は有名だけど、浜松では6月18日、死者1720名、消失家屋15400戸。千葉の大空襲は6月10日、7月7日、死傷者1600名、市街地の7割が消失。

高橋晴雄さんは「四街道9条の会」を立ち上げ、垣根を越えて1200名が集まる集会を行った人です。メディアは危機的状況では役に立たない、地域の中でグローバルな問題に近づくことが必要、と主張。渥美雅子さんが奇しくもそのことを「日常生活のグローバル化」と表現。ほんとにそうです。

そして加藤登紀子さん。カンボジアで日本人NGOが一貫して義足作りに取り組んでいる事例を話し、館山では若者達が農業体験をしている話など。とかく、今のご時勢は、若者を取り囲む状況は暗く、否定的に語られることが多いけど、登紀子さんは、海外支援に向かう若者や、フリーターとして様々な職業につく若者の可能性に着目します。かつて日常の暮らしに関わることなら何でもやった「百の姓・・すなわち百姓」のように、今の若者たちの体験の豊かさを認め、それが活かされる「場」を作っていこう、との提案。

9・11の後、ダライ・ラマが「悲惨な事件はニュースになるけど、ニュースにならない小さな平和な家庭を営んでいる圧倒的多数の人々にも思いをはせてほしい」と語ったという話。

ピース・マニュフェストにおける自衛隊三分割論。いわゆる自衛隊、国内救助隊、国際救助隊に。救助を主目的とするなら、訓練は軍事訓練でなく、救助のために必要な訓練でいいのでは?との提案に思わず拍手、頷きました。

もちろん最後の登紀子さんの歌のメドレーは圧巻。みっちり内容の濃い集会で、参加者大満足で帰路に着きました。(登紀子さんの歌に関しての詳細は博美さんの日記でお読みください)Cimg1623

2006年8月11日 (金)

議員年金の怪

昨日は、神奈川ネット・平塚市議の佐藤秀子さんをお招きして、議員年金制度について勉強会。

神奈川ネットが議員年金問題に取り組みは、2002年の法改正から。

一般市民の年金と議員年金はどこが違う?

まず、公的年金(国民・厚生)との同時加入が可能。町村市議、県議会、国会とそれぞれ別組織であるため、ダブル、トリプルで受けられる。

受給資格が12年で得られる(市民は25年)。受給資格に満たなくても掛け金が一時金としてもどってくる。(市民は掛け捨て)。遺族年金は孫までOK。(市民は子まで)

国会議員年金は問題を残しつつも廃止になりました。(しかし、今後は掛け金もなくなるので、既に受給している人への支払いのため、掛け金分も今後公費で負担することになった)その額!21億円→30億円!既に需給している人の財産権の保護のため、だと!(一般市民の年金需給年齢がどんどん遠ざかり、金額も減るのは、約束違い、財産権の侵害じゃないのか!?)

法改正で、今後、国会議員になる人への議員年金制度は適用されなくなりましたが、相変わらずなのが、地方議会。地方議会に対しては、制度の存続を前提としています。

全自治体の年金分の公費負担を試算してみると、町村議会分65億、市議会分140億、県議会分25億円、となります。では、わが千葉県は?市原市は?

今後は、市民ネットワーク千葉県も、わかりやすい言葉で、地方議員年金制度の廃止と、年金の一元化を求める活動をはじめなければなりません。

これは、当日配布された簡単なリーフレット。Save0029

2006年8月 8日 (火)

七夕・キリコまつり

ともかく、報告。

5日~8日と能登・珠洲市の実家へ里帰りをしてきました。

父の7回忌の法事で、母と、兄姉妹それぞれの伴侶とともに内輪の会。

姪っ子が、われら三姉妹(私が長女)を見比べて、どこが似ていて、どこが似ていないか、興味深げに品定めをしています。法事のあとの食事会で、4人兄・姉妹そろってウルトラ方向音痴であり、そろって浮世離れをしていることを、それぞれの伴侶が、しみじみと確認しあっていました。

散々道に迷った挙句の行動にそれぞれの個性が現れる。私(長女)は、どうせ自分には方向感覚がないと「開き直り」、次女は、自分が方向音痴だという自覚なく自信を持って違う方向へ車のハンドルを切り、末っ子はなんと車で出かける前日、自転車で目的地まで予備演習をしたり、言い訳をしたり。「信じられないほどのスケールで、目的地にたどり着けないことでは同じなのに、反応がちがうのは面白いね」と、世間話をするように語り合う夫達。いいですよ、どうせ。

おりしも、珠洲市でボーイスカウトの4年に一度のジャンボリーが行われているので、ちょっと伺う。

そして7日の夜は、わが故郷・宝立(ほうりゅう)町の七夕キリコまつり。電柱の電線にひっかりそうな巨大なのっぽ灯篭のような「キリコ」が大人用、子ども用合わせて8本、海辺の沿道を練り歩き、やがて、11時頃に、暗い海中のかがり火目指して入ります。

ヤッサ・ヤサという掛け声、横笛、太鼓、キリコのきしむ音、若い衆が肩当をしながら総出で担ぎます。河口の水面に灯篭や提灯の灯がゆらめき、キリコの大画面にそれぞれの趣向をこらした絵と文字が描かれ、競い合います。昼は、地味だった墨絵の龍が中に灯がともったとたん、生き生きと動き出し、今年の圧巻。

日ごろの過疎の村のどこにこれだけの人がいたのか、と思うほど、人であふれます。

幼い頃は、海にキリコが入る頃は、浜で大人にもたれていつも眠ってしまっていました。その都度、誰かにおんぶされて帰っていたような気がします。昔の子どもにとって、11時は深夜、無理もない。

でも、残念ながらSave0031 、カメラを忘れて帰郷したので、パンフレットからキリコ祭りの様を載せます。

2006年8月 5日 (土)

テクテク100キロ!ガンバレ!

昨日は、夜、妙香地先の汚染除去に関して県・市の恒例の状況説明の集会に参加してきた。いつもながら、丁寧な説明。難しくてわからないところもあるけど、臨海部工場群も協力して除去された汚水処理をしているという。全量どれだけ埋まっているのかは相変わらずわからないけど、ともかく周辺に汚染が広がらないよう、配慮しながら除去を行っていることだけは伝わってくる。なにより、情報公開の姿勢があることがありがたい。今後を考えると気が遠くなるけど、あきらめず除去作業を継続していくしかない。

本日も朝から通信配布。4キロくらい歩いたかな?帰宅後朝食。そしてちょっとネット事務所へ立ち寄っての帰り、車中から歩道をみると、妙な一行が・・・。

なんと、お遍路編み笠を目深にかぶり、次郎長一派か、赤穂浪士47士の討ち入りか、旗打ち立ててぞろぞろと歩く子ども達の一行!暑さでかなり寡黙にはなっているが、きっちり引き締まった表情の子ども達、前後をしっかりガードしつつ先導する大人たち・・・おのおの方、これは何としたことでござるか・・!

「あー!これがうわさの「市原100キロ徒歩の会」だー!」そうだ、岡村さんの息子N君も参加してんだー!急ぎ、家に帰り、デジカメをもって引き返す。

間に合った。市役所どおりの交差点の一行が信号待ちをしている。一日約20キロ、寝食を共にしながらしっかり歩く。今日が最終日なのだという。パチリ。

おばさんは、こんな子ども達の日焼けした表情を見ているだけで、ジーンと胸が熱くなってしまいます。よく頑張ったね。すごいね。企画してくださった皆様もありがとうございます。ばったり出会えたことに感謝!Cimg1604 信号待ち。

Cimg1605 再び、出発進行!

2006年8月 4日 (金)

バック・ツー・ザ・フューチャー

あず~い!で、一念発起して、押入れ、書類の整理。ばっさばっさと古い書類は整理。(大事なものまで捨てているのではないか、とドキドキしながら・・)

そしてこんなものを見つけました。なんと!10数年前、まだ、主婦として、ウエストゴムのスカートで、猫と遊び、私塾やら、人形劇やらと奔走していた頃、生協の機関紙に連載していた一こまマンガ、その名も「枕の友子」です。

わー、懐かしい♪ 結構うまいじゃん!90年頃から描いていたようです。記憶にあるカットやら、すっかり忘れていたカットやら。アトランダムに過去の亡霊・枕の友子です。Save0020 Save0001 Save0003 Save0004 Save0021 本日は以上。また載せます。

2006年8月 3日 (木)

夏休みの日記

市民ネット通信が刷り上ってきました。月曜日から早朝配布に1時間半ほどかけて歩いています。ちょっとは運動不足の解消になるかな?

予算要望書のための聞き取りは福祉、まちづくり、環境、と連続で取り組んでいます。

平行して、2日は、市原の県立スタジアム用地の活用についての聞き取り。草ぼうぼうになった県スタ用地には、高校生が被害にあう事件があったり、不法投棄やら、小火騒ぎやら、地元も気が抜けません。なんとか、オープンスペースとして、市民が利用しやすい面整備が必要、ということで実情から聞きました。草刈だけが、当該地で予算化されているということでは、さびしすぎ!今後も調査を続けます。

3日は午前中は環境問題聞き取りと「こどもの国」関係の聞き取り。新聞記事で「民間移譲」を検討、と出ていたけど、どうなの?「こどもの国」は山倉ダム(工業用水用)と一体整備され、土地は企業庁のもの。県の外郭団体・ふれあい財団が管理運営してきた。赤字が毎年2億5千万円とデラックス!(ほとんどが人件費)。

そんなわけで、行革の一環で今後、ふれあい財団は解散の方向。こどもの国は当初、市原市に譲渡を打診してきたけど、決裂。県は、とうとう民間移譲を検討し始めるのだという。

ともかく経営の実態を知りたくて、聞き取りをするのだけど、今一よくわからない。民間移譲を考えているけど、公募の審査項目には、事業児童厚生施設として残す。工業用水として利用するため、水質汚染は許されない、再移譲はしない・・・などの項目が上がっているが、果てさて、どうなりますか??

ともかく情報公開・明朗会計を目指そう。実態を広く知らしめることによって、「三人よれば文殊の知恵」とのことわざどおり、いい知恵が市民から寄せられるかもしれない。

情報非公開といえば、過去の成田問題。本日は吉川さん、成田市議足立さんと共に、暫定滑走路のへの字部分で農業をしておられるIさんの事務所にお邪魔してお話を伺った。ろくな審議もしないまま、公団の言い分だけ聞いて結論を出そうとする農業委員会の議事録にもびっくり。当初、成田問題がここまでこじれたのは「初めの一歩」を市民に知らしめないまま、強引に空港整備を進めようとしたことに端を発していた。

その轍を再び踏まないでほしい、という願いもむなしく、相変わらず、知らしむべからず、寄らしむべし、問答無用の国の態度は改まらない。前途多難だなーというのが、本日の感想だ。

写真は、いかにも夏!ひまわり!Cimg1602_1 

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