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2006年8月13日 (日)

サプライズ・へいわ!

雷鳴とどろく8月12日、千葉文化センターで行われた「平和憲法をどう守り活かすか」というシンポジウム。会場はぎっしりの人。

改憲が自明のことのような昨今の情勢は、もはや「護憲」などと言っている場合でなく、瀕死の白鳥ならず瀕死の憲法を救うための「救憲」の時代に入ってしまった、と呼びかけ人の一人、千葉大の小林正弥先生は訴えます。

9条改憲反対のためには、多少の見解の相違は超えて大結集すべき時です。コーディネーターは、てきぱき・きくちゆみさん。館山で夫さんと共に自給自足を目指して暮らしながら、著作・翻訳などを行っています。彼女が訳したコミック「戦争中毒」は、「なぜアメリカは次々戦争をやりたがるのか」がわかりやすく描かれています。以前にも、日記に書きましたが、改めて宣伝します。目からウロコ本です。Save0035_1

男女共同参画でもなにかとお世話になっている渥美雅子さんは、空襲を含む戦争体験を語ります。東京大空襲は有名だけど、浜松では6月18日、死者1720名、消失家屋15400戸。千葉の大空襲は6月10日、7月7日、死傷者1600名、市街地の7割が消失。

高橋晴雄さんは「四街道9条の会」を立ち上げ、垣根を越えて1200名が集まる集会を行った人です。メディアは危機的状況では役に立たない、地域の中でグローバルな問題に近づくことが必要、と主張。渥美雅子さんが奇しくもそのことを「日常生活のグローバル化」と表現。ほんとにそうです。

そして加藤登紀子さん。カンボジアで日本人NGOが一貫して義足作りに取り組んでいる事例を話し、館山では若者達が農業体験をしている話など。とかく、今のご時勢は、若者を取り囲む状況は暗く、否定的に語られることが多いけど、登紀子さんは、海外支援に向かう若者や、フリーターとして様々な職業につく若者の可能性に着目します。かつて日常の暮らしに関わることなら何でもやった「百の姓・・すなわち百姓」のように、今の若者たちの体験の豊かさを認め、それが活かされる「場」を作っていこう、との提案。

9・11の後、ダライ・ラマが「悲惨な事件はニュースになるけど、ニュースにならない小さな平和な家庭を営んでいる圧倒的多数の人々にも思いをはせてほしい」と語ったという話。

ピース・マニュフェストにおける自衛隊三分割論。いわゆる自衛隊、国内救助隊、国際救助隊に。救助を主目的とするなら、訓練は軍事訓練でなく、救助のために必要な訓練でいいのでは?との提案に思わず拍手、頷きました。

もちろん最後の登紀子さんの歌のメドレーは圧巻。みっちり内容の濃い集会で、参加者大満足で帰路に着きました。(登紀子さんの歌に関しての詳細は博美さんの日記でお読みください)Cimg1623

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