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2006年9月30日 (土)

翼の折れたエンジェル♪

だいぶ疲れもたまってきたなーと思う今日この頃。

さはさりながら。午前中は市原ネットでちょっとチラシ作り。午後は、市原青年会議所の30周年記念式典。壇上に立つ歴代代表のコメントがあったかい。

式典の後、市民会館小ホールで第二部。クラーク国際高校のダンスやミュージックの後、「翼の折れたエンジェル」でおなじみの中村あゆみのロックコンサート。

めったにないチャンスなので、かぶりつきで出席させてもらいました。

でもちょっと待って!プロフィール紹介で、あゆみさんが3年前に37歳で離婚したことをえらく詳しく・・・。こんなこと書いていいの?ちょっとやばいんじゃない?と思っていたら案の定、あゆみさんが壇上で、「自分がマイクでここで離婚のことやら言うのはいいんですけどね。こんな風に書かれちゃーね。おうちに帰ったらシュレッダーに入れてくださいね」と、コミカルな突っ込みを入れながら何度も皮肉たっぷりに茶化す。その度、会場から爆笑。

しかし、しかし、ほんとにすごいパワー。パンチの効いたハスキーな声が心地いい!悲しみも、悔しさも、希望も、あきらめも、パワー全開ですべての女性に送る応援歌になる。ほっそりと小柄な身体のどこからこの声が出るのかしら、と不思議。どきどきして胸が熱くなる。めちゃ得した気持ちですっきり、さっぱりして外へでました。青年会議所の皆様ありがとうございます。写真はホームページから拝借したあゆみさんです。Photo_1

ところで、蛇足ですけど、ほんとにあったこんな小話、聞いてきました。

あるスロベキア出身で日本人と結婚した奥さんの話。「スロベキアにはセミがいない。だから、あのセミの鳴き声というのはほんとに耐え難い。そこで、先日マツモトキヨシにいって「セミを殺す殺虫剤ください」といったら、店員さんがびっくりして「うちにはセミを殺す薬は置いていません。でも10年も土の下にいてやっと日のあたるところに出てこれたんですよ。気の毒な短い一生なんだから、殺したりするのは・・」と言われたそうです。聞くスロベキア人と、応えるマツモトキヨシ店員の光景を想像すると笑えます。「忙中閑アリ」の小話です。

2006年9月28日 (木)

三度(みたび)・こどもの国

本日、議会はかえり初日。自民党、民主党の代表質問です。傍聴席は、障害者の条例の行方を見守る方々が大勢。

自民党の主張の一部です。「障害者条例、大賛成であります。」(私のつぶやき:じゃあ、賛成しなさいよ)「「6月、執行部は、自ら撤回しました。」(私のやじ:ええーっ?撤回させたんでしょ)」「根本的なところで、まだ相違点があります。条例のために新たな組織を作ることには絶対反対。」(私のヒソヒソ:どうやら広域専門指導員制度が気に食わないみたい。でも地域相談員に専門的に助言できる人が必要に決まっているでしょ!)

まだあります。「26条(訴訟の援助)、27条(貸付金の返還)を削除するつもりはないか?」「裁判官でもないのに訴訟に介入することはできないだろう」という主張もあったけど、条例の主旨は、裁判に介入すると言うのでなく、調整委員会が適当と認めるときは、その訴訟に要する費用の貸付その他の援助をすることができる、ということなのに・・・勘違い?

27条の「貸付金の返還等」は、やむをえない事情があると認めるときには、相当の期間、返済を猶予することができるという主旨。免除の制度そのものはもともとあるので、これも難癖に近い。

民主党は、かなり辛らつな批判をしつつ、でもなんとか賛成。苦しいところです。

さて議会中は、休憩時間中も、請願やら、意見書やら、来客やら、と、てんやわんや。

一段落して今度はこどもの国について、企業庁から説明を受けました。まずはいただいた山倉ダム周辺の航空写真。Save0054 上の方が国分寺台団地。青っぽく見えるのがダム。手前の青い帯の水辺空間も企業庁用地です。この細長い部分の周辺を水辺に沿って歩くのも私の悲願のひとつです。家々の小ささから、ダムの大きさを推し量かってください。ダムの真ん中の出島の部分(20ha)がこどもの国です。

もっと真上から見たのが次の写真。Save0055 赤く塗った部分がこどもの国用地です。企業庁用地はその周辺に赤く線が入っているのですが、多分、わかりにくいと思います。

ダム湖周辺の歩道は、今は半周しか歩けません。(あとは無残にもフェンス)。でも、来年年明け2月~3月頃にはぐるっと湖畔を歩いて回れるようになるらしいです。嬉しい!(20年来の夢が叶います)

地権者である企業庁としては、工業用水を汚したりしなければ、こどもの国を必ずしも今のような経営形態で残すべし、とは主張していないようです。(もう一度確認してみます)

では、もし市原市が貰い受けたとしたら(土地を買うわけではない。あくまで地上の施設を含む公園敷地を管理運営するだけ)、もっとあれこれ、アイデアを出して検討する余地はあるのでは?公園として管理するだけなら、3000万円?もちろんそれだけではすまないと思うけど、市は、本気で必要経費を自ら計算してみた?

多くの市民の方から「こどもの国はどうなってしまうの?署名活動して、残してもらうなんてできない?」という声も聞きます。市原市も何らかの説明責任があるんじゃない?

本日は、ご意見を受け付けます。何かコメントのある方は、お申し出ください。

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2006年9月23日 (土)

3日分の勉強

21日(木)夜、アネッサにて「地域福祉フォーラム」社会福祉協議会の平野さんから、社協の仕事・仕組みと、市原市地域福祉計画のお話を聞かせていただいた。何となくわかっているつもりでいたことが、すっきり組織図が頭に入った感じ。地域福祉計画づくりに関わった皆さんも参加されていたので、質疑は具体的、包括的。今後の市民力がまさしく地域福祉の基本になることを改めて確認した。

22日(金)議会初日。午後、県ネットでまちづくり部会として、千葉大の福川先生をお招きし、「都市計画・まちづくりとは?」の学習会。盛りだくさんの内容で目をシロクロさせながらのお勉強。法律も多岐にわたるから大変。ぼちぼちやっていきます。Cimg1706

そして23日(土)教会の修養会。午前は「いのちの電話」理事長の日下忠文先生の講演会。午後は先生を囲んで話し合い、質疑。「私の仕事は傾聴、だから話すのは苦手です」と言いながらも、うそばっかり。聴衆を笑わせながらの熱弁です。

科学が哲学から独立して歩み始めたのは500年前。また精神医学らしきものが誕生したのは1845年、グリーンジンガーが精神病は脳病であると主張したことから始まる。

日下先生は、あの有名な「夜と霧」の著者フランクルの流れを組む。フランクルは、人を単に生物的存在と見るのでなく、スピリチュアルな存在として見る。

自らも強制収容所に収容され、家族を所内で殺されたフランクルは、そんな収容所のなかにあっても、人は自分の存在に関して強く意味づけようとする意思を持っており、全存在でその逆境を受け入れ、意味づけようとする。その自らを意味づけようとする意思こそが、人の価値である、そこに着目する療法を「ロゴセラピー」と称する。

日下先生もフランクルの主張の流れを継承し、その想いの延長線上に、「いのちの電話」の活動もあるようだ。話題は多岐にわたったが、終始、先生の伏流水のような人に対する信頼、強固な意志を感じた。

人口10万人に対して自殺者ドイツ13、アメリカ12、イングランド10、イタリア8、日本25!その背後には、何十倍の未遂者があり、さらに願望を抱いている人ともなれば、その裾野はさらに広がる。健康な人は自殺しない。(もし、健康な人で自殺した人がいたなら、それは学会の症例になるほど。)もっと、病の認知が必要。

人はスピリチュアルな(魂を持つ)存在である、というと、日本では、今はとかくオーラだ、前世だ、という怪しげな話ということになるけど、もっと魂の器としての「ひと」に着目したい。

漢字の「命」と言う言葉を「いのち」と読んだ日本人の智慧。「いのち」は「い・・息」「の・・助詞」「ち・・スピリッツ」を表しているのだそうだ。

病気が治っても「で、どんな人になりたい?」ここから先が、空っぽでは、また病気に逆戻りしてしまう。人が何に「価値」を置くか、価値をぶれさせない、ということが大事です、と日下先生は語ります。でも押し付けがましくない!すごい人です。先生の写真は撮ったはずだけど、映っていなかった。残念。

再びこどもの国

昨日、とっちらかりながら書いたので、自分でもよくわからないので、もう少し付け加えます。

平成17年度:職員は正規職員(15名)。パート(31名)。業務補助、嘱託(4名)。内訳は、駐車場(2)。出改札・企画(8)、ゴーカート(6)、ローラー、鉄道(7)、レストラン・スナック、売店、焼き物・サイクリング・バーべキュー・釣堀(18)、庶務(2)、施設・駐車場(4)、園長/副園長・リーダー(3)。(正規。非正規込み)

人件費は(正規)1億424万円+(非常勤その他)5705万円委託料(1億62万円)

物件費2億1700万円のうち、大きなものは非常勤等の人件費5705万円と、委託料1億62万円。その委託費のうちわけ(ここにかかる人件費は収支の人件費に含まれない)は、園庭管理(2257万円)、屋外清掃(3885万円)、建物清掃(1380万円)園内警備(324万円)、催しもの委託(20本979万円)

支出のことを考えず、とりあえず事業収入だけを見れば、2億8838万円。

さらに詳しく知りたい方はご一報ください。つらつら眺めていると、無駄を省いていけば、なんだか、何とかなりそうな気がしてならないのですが・・・。本日の写真は井上さんが撮ってくれた写真です。あいにくの雨模様の日に出かけて撮った写真です。まずはエントランス。_052 次いでこどもの国鉄道の車窓から 。_045_1 そして橋の上で一枚パチリ_055 最後は、ダムの外周、歩道はあるのに、ここから先はフェンスで行けない!なんとかしてほしい_062

2006年9月21日 (木)

こどもの国

山倉ダムそばの「こどもの国」周辺は、私の散歩コース。そのこどもの国(20ha)が、9月いっぱいで閉園(休園)になる。その後は、民間売却を県は検討している。(写真は夕暮れのこどもの国入り口辺り)Cimg1699

山倉ダム(工業用水)もこどもの国も土地の所有者は企業庁。こどもの国は県の外郭団体である「ふれあい財団」が管理運営してきた。(企業庁からの土地の賃料は115万円/年)公社等の外郭団体の外部監査評価では同園は、赤字は問題ではあるが、低廉な入園料で多くの県民に利用されてきた施設として、施設としては、「残す」という評価となっていた。経営改善は大いにするべきという指摘をされつつ、ではあったけど。

しかし、毎年、年間2億3千万円の県費の補助金で赤字を補填し続けてきた千葉県。たまりかねて、ふれあい財団の解散に伴って、市原市にもらってくれないか、と打診してきた。県と市で話し合いがなされてきた。(上物の撤去費用として、県が提示したのは4億円の持参金をつけてもらってくれないか、という話。)それに対して、市原市は年間2億5千万の赤字が出るのなら×10年分の25億円+5億円(上物撤去費用)をつけてくれるなら、と要求。

鶴舞青年の家も、今後どうするか、方針が定まらないところ、さらにこどもの国を押し付けられたのではたまらない、との判断が働いたのかどうかはわからないが、それにしても貧乏な千葉県に、よくもまあ、ふっかけたもの。市原市はもらう意思がない、冗談じゃない、30億円も出せるもんか!と判断した千葉県は、「話し合い決裂、じゃあ、民間に公募で売却するから、いいもん!」となってしまった。8月に民間売却の公募をかけるつもりで新聞にまで発表してしまった千葉県だったが、当該地をダム目的以外に目的外使用してきたことのため、民間売却するなら国の承認を取り直さなければならない(適化法に触れる)という、ということが後からわかって、売却が間に合わず、とうとう休園となってしまったわけである。(私が聞き取りをしている段階でも、ふれあい財団の解散の話はしたけど、県担当者は9月休園の話はしなかった・・やれやれ・・まして秋の遠足を企画していた市民グループや学校や幼稚園には寝耳に水・・こんな千葉県の態度も大いに問題)

でも、ちょっと待って!ほんとのところ、赤字はどれだけ?こどもの国の収支報告を見ると、赤字は2億3千万ほど、(うち人件費が1億5千万円。かつては約2億円が人件費だったけど、正規職員を減らし、パート等で対応するようにしてきて5千万減らした)

平成17年現在で正規職員が15名、嘱託1名、パート31名などで、職員数は50名。主な職員の退職金は払い終え、ふれあい財団の解散に伴って設備投資の長期債務も一括清算し、必要経費から、入園料を含む収入を差し引くと、あれ?このままの体制で運営したとして、次年度からの純赤字は9千万円を切るくらい?

約20haを単純に公園として管理するとして諸経費は、その公園管理費としては約3000万円(委託費として人件費には含まれない)。その他に、屋内、屋外清掃やら、警備やら、イベント代やら(これらもすべて委託だから人件費におは含まれない)も加えると約1億円。(この段階では、入園料などの収入は除外して考える)

さらには、園内のレストランやその他の販売するものなど、果たして、それぞれがどれほどの赤字を出してきたのか、検証もされていない。(この分野の人手は人件費に含まれる)。話し合いをするのなら、県・市、双方で存続を前提として緻密な数字による検証が必要だったのではないか、と悔やまれてならない。

民間売却を必ずしも否定するわけではない。しかし、もっと市民の声を聞いてから市としての決断があってしかるべきだったのではないか、と強く思う。

こどもの国を利用している市民は2割ほど、残りは市外の人だから、そういう施設に市の税金を使うのは、いかがなものか、という声がある。冗談じゃない!市民以外が使ってくれる場所が、市原市にどれだけあると思ってるの!ゴルフ場、海づり公園、養老渓谷、そして、こどもの国、だったじゃないですか。市外の人が訪れてこその「観光」スポットじゃないの?

さらにこんな声もある。ゴルフ場や養老渓谷は市外の人がお金を落としていく経済効果がある。こどもの国にはそんな経済効果がない。ちょっと待って!・・・他から来た人が、お金を落とさなければ税金を投入する価値がない?卑しくもかつて市の総合計画で、こどもの国周辺をを文化の核と位置づけてきたじゃないですか!文化を収益性だけで計ってほしくない!どれだけたくさんの子ども達が、ディズニーランドとは一味違う施設として、ここで一日過ごしてきたことか。子どもの心に思い出の場所として残ってきたことか。豊かな情操として心に残る、それだって文化じゃないですか!私も子ども達が幼い頃は、東京や横浜から友人が来ると、それぞれの子ども達をこどもの国で遊ばせながら旧交を温めたものです。「いいねえ。市内にこんなに手軽に子どもを遊ばせられる場所があって」とうらやましがられたものです。

どんな形で市原に残すことが、市民にとって、とりわけ子どもたちにとって一番心豊かになれる場所になるのか、もっともっと、市民の声を聞いてほしい。民間売却となれば、もはや、市が口を出す余地はなくなる。全部を入園料を取る今のような形で残さなくても、部分的に残し(たとえば、ゴーカート、列車、ローラースケートなど)、後は公園として広く開放する方法だって考えられる。袖ヶ浦公園のように、愛情ある地元団体に指定管理者として管理運営してもらう方法はないのだろうか?

いずれにしても、もっと、調査を!もっと粘り強い話し合いを!と切に望むばかりである。写真は、山倉ダムこどもの国側。夕焼けの湖面です。Cimg1702

反対側。企業庁の土地でものすごくすてきだけど、野暮なフェンスで立ち入り禁止。もうかれこれ、20年以上!Cimg1701 Cimg1705

2006年9月18日 (月)

人口の20%以上が・・・

今や、日本の人口の20.7%が65歳以上。そのうち75歳以上が9.5%だそうです。(朝日新聞より)。17日、18日と各地の敬老会が続いています。ご招待状をいただき、何箇所かの会場へ出かけました。

会場まで来ることのできる方々だから、ということもあるのだけど、まあ、皆さんの元気なこと。本日のアネッサで、たまたま式典の後での、健康体操の時間に会場に入りました。気功を取り入れた座りながらできる体操です。私も講師の先生のお声に併せて、やってみたら、肩も背中もすっきりして、得しました。

そして、先生が、「さあ、お隣さんと手をつないでください。」ちょいと照れて、でも女性たちは手をつなぎます。男性は・・・半分くらいの人が、手をつながない。まして、隣が女性ならば、なおのこと。その表情たるや、小学生の男の子が照れて困っている顔そのもの。

う~ん、齢は重ねても、心は、時空を越えて年取らないものなんだなー、と妙に感心。私も、初恋の情けない思い出も、居残りの放課後の教室での夕焼けも、昨日のことのように思い出せるし、タイムスリップもできます。

さて、後、10年ちょっとで、私も皆さんに仲間入りします。その時、こんな顔で照れたりするのかな?そんなわけで、カットは、心はランドセルの元気なおじいちゃん。Save0053

2006年9月16日 (土)

ホップ・ステップ・アップ!

本日、午後、YOUホールで、魚柄仁之助さんをお招きして講演会。その後、来年統一地方選にむけて市民ネット県議、市議候補のお披露目の会をしました。名づけて「ひろがる、つながる、ステップ・アップの会」。

山本二期目に挑戦、上符さん・市議三期目、桑田さん・市議二期目、そして今回正式に事務局長・岡村由美子さんを市議候補新人として擁立しました。これまで事務局長としての活動はもとより、市民ネット広報、子ども部会、女性部会、平和部会と中心的に活動してきた岡村さんに全幅の信頼をよせて、本日お披露目。

魚柄さんのお話はおもしろく、魚の目からうろこ。ではなく、目からウロコ。「かつて、パックの会という団体から招待を受けた。しかし、エネルギー換算をすると牛乳パックの再生はその運搬、再生にかける水、エネルギーを考えると、膨大な無駄をともない、良かれと思って行う活動は独りよがりのエコロジーならぬエゴになりかねない。」ということから話がスタートします。

沖縄は豚肉を多食するから長寿というのは、「ウソ」。長生きしている人は、貧しく豚肉など食べられなかった人たち。研究者なら、しっかり現地で調査しないとダメ。魚柄さんはかれこれ30年、自分の食べた食材、買い物のレシート、すべて記録しているという。見せてくださったノートは91冊目でした。

食生活を良くしていくためには①身体にいい②おいしい③経済性(手間隙かけず財布も傷みすぎず)が大事。問題をシンプルにすると、いろんなものが見える。

とりわけ心に残ったのは、「水」の問題。世界の最大の水の輸入国は日本である、との指摘。ミネラル・ウオーター?いいえ、違います。バーチャル・ウオーターという言葉に驚かされました。米1キロを作るのに使われる水は5100ℓ。麦1キロには3200ℓ。大豆には3400ℓ。その大豆などを食べる牛や豚などの食肉を考えると、使われる水の量は、気が遠くなるほどの量となる。これを仮想の水(バーチャル・ウオーター)として計算すると、日本に輸入される食材には日本で利用する農業用水の2倍の水が使われていることになる。中国。インドでもすでに水は枯れている、もちろんアメリカも。すべての「もの」には水が含まれている。だから、物を作ればつくるほど、「水」の総量が減ることになります。今後は世界が「石油」をめぐる争いから、「水」をめぐる争いになる可能性が高いという。

その他、食育の問題やら、BSEの問題やら、縦横無尽。最後に今後の地域貢献のあり方の提言がされました。単に目の前の状態に対応するだけでなく、そこに「産業」を育てること。自分がいいことをしていることが大事なのでなく、そこに経済活動や、波及効果のある活動を作っていくことが大切だと話されました。

こんな例も。5人一組で行政委託で給食サービスをしている団体がある。お弁当をおいていくだけで、すぐ帰ってしまう。良いことをしてると、本人達は自己満足をしているけど、お年寄りが望んでいるのは、一緒に話しながらお弁当を食べてくれること。5人がバラバラになって、5人のお年寄りと一緒にお弁当を食べるようになれば、そこにあったかいつながりが生まれる。そんな活動を目指してほしい、と魚柄さんは言います。大きなヒントを頂いた講演会となりました。

出席してくださった皆様ありがとうございます。後半のステップ・アップの会に参加してくださった皆様もありがとうございます。来年の選挙戦に向けて、ぼちぼちスタートです。写真はTシャツ、ぼさぼさ頭、雪駄履きの魚柄さんです。Cimg1693

2006年9月13日 (水)

失せ物・いちはらday

本日は10月下旬の肌寒さと、ちょいと小雨まじり。朝から、失せ物を探して、一階と二階を行ったり来たり。ウロウロ・・情けない。

そうこうしている間に、朝の時間はあっという間に過ぎ、あわてて市原事務所へ。一日運営委員会やら別の検討会やら。途中、ひろみさんからの電話で、「そうだ!4時から障害者に関する条例の議案説明だった!」。あわてて県議会へ。(何せ、失せ物が手帳だからスケジュールがわからず始末が悪い)・・・(帰宅後、タンスの隙間で発見!よかった!)

控え室で、9月議会に再提案される「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」の改訂版と改定前の条例の違いの説明を受けました。職員の苦労も相当なもの。ざっと説明を聞いただけでは、内容に大きな後退がないような気もするけど、よくわからない。むしろ、せっかくの条例が、こうして、ずたずたに切り刻まれることそのものが切ない。今後、しっかり読み込みます。せめて一句 

秋しぐれ  議案ポキポキ 折れる音  友子・・・・うーん?今いち。

さて、明日は街宣車に乗ります。土曜日にはいちはら市民ネット主催で、魚柄仁之助さんの講演会もあります。いちはら市民ネットの統一地方選の候補者発表の日でもありますが、講演会だけの参加もOKです。食生活研究家としての魚柄さんのライブトークが楽しみです。ご参加、お待ちしています。Save0051_2 

2006年9月12日 (火)

富士石油(見学)

先日の丸善石油(株)に引き続き、今度は、防災対策特別委員会として、袖ヶ浦の富士石油(株)の袖ヶ浦製油所を視察しました。富士石油は日本で8番目、原油タンク16基、製品タンク143基を要する大きな製油所です。

まずは、会議室で防災対策担当者の方々から説明を聞きました。厚労省の「指針」に基づき、「安全衛生管理システム」の導入宣言を行い、安全管理に継続的に取り組んでいます。自主防災組織を軸に大型高所放水車、化学消防車などを常備しています。初期対応訓練は年間200回も行われるそうです。

高所放水車はキリンさんの首みたいなのがスルスルと伸びて、放水!Cimg1689

近隣事業所と共同防災組織も持っています。2003年には、共同防災組織で法定外IS型大容量泡放射砲も配備しました。浮き屋根の内にまで届け、とばかり、砲弾のようにすさまじく水が放水されます。Cimg1690

平成15年の出光興産(株)北海道製油所の事故以来、石油コンビナート災害防止法等ならびに消防法等の改正により、屋外タンクの浮き屋根は全面火災対応の改修を迫られている。この写真は12万キロリットルの原油を貯蔵できる直径90.1m、高さ20mの巨大なタンク。ここに今の相場にして60億円分の原油が入っています。かつてはその大きさは、東洋一といわれましたが、今はもっと大きなタンクも他所ではあるそうです。

しかし、近くで見ると、あきれるほど大きい!まるで野球場みたい。ここにマックス18mまで原油を貯蔵します(スロッシングレベルとして空きは2m以上確保することが義務付けられています。一方備蓄は70日分、これも義務づけられています)。ともかく、大きすぎて写真に入りません。あしからず。Cimg1691

こんなに対策をとっていても、先だって、コスモで事故が起きりました。コスモの損失は100億円だとか。変更管理の報告をコスモは怠っていたということですが、どれほどりっぱな施設であっても、所詮、人間が管理します。便利さと、怖さは隣り合わせ。更なる対策を祈るばかりです。ご案内いただいた皆様ありがとうございました。

見上げるような巨大な話ばっかりなので、最後にささやかな写真。好物のいちじくです。何と4パックも!Cimg1692

2006年9月10日 (日)

お久しぶり・関さん

以前、博美さんたちと東京の勉強会に行った折の講師、日本生態系協会(財)の事務局長・関健志さんを講師にお招きして、残土ネットの学習会を企画しました。博美さんをはじめ、関係者の皆様、ご苦労様でした。(私は、当日大勢の人に来てほしい、とやきもきするだけ。)

関さんは、相変わらず時間いっぱい元気にお話してくださいました。写真はちょっとピンボケになってしまったけど関さん。Cimg1685 ネパールでの自然保護関係会議への参加でのショック。関さんは生物大好きの専門家だったけど、他国からの参加者は、経済、法律、政治などの専門家で、「今、自然破壊を食い止めなければ地球の人類の存続そのものが危ない」という危機感に満ちていたこと。ついで湾岸戦争での油まみれの鳥達救出のサウジアラビア体験。その後、幾多の苦難の後、日本生態系協会を誕生させました。

ヒトという生物にとって、太陽、水、空気、生物、土壌がどれほど大切か。すべての生物の根っこは、土中の微生物や様々な虫。その命をはぐくむ土壌1センチを作るのに、何と100~400年もかかります。

世界の4大文明発祥の地は、かつては豊かな森林地帯だったのに、ヒトが木を切り、土壌を流出させ、砂漠化させてしまいました。黄河は、河口から150キロ上流にいたるまで半年以上、水が一滴も降らないことがあるそうです。(ここもかつては、上流域には豊かな森林があったらしい、との検証もあるそうだ。)

これからは、自然再生に向けた国づくり画必要であることを、諸外国の取り組み事例を次々スライドで示しながら、あれこれ手を変え、品を変え説明する関さん。まさしく関を切ったような熱弁です。カットは以前買った冊子の表紙。Sekai_no_nogyo

2006年9月 9日 (土)

ヘルメット・とも子

かれこれ10日前、左耳が耳だれで聴こえなくなり、4~5日前には、右耳もふさがった。痛みはないけど、一日中、ヘルメットをかぶったような按配でうっとうしい。火曜日の自立支援法のヒヤリングも、担当さんの声が遠く聴こえる。もともとスカスカな脳みそが、いっそうぼーっとして壊れたウニみたい。Save0048_1

さは、さりながら、水、木、金曜日、約二時間ずつ、ちはら台でハンドスピーカでささやかに街宣しました。岡村さんと二人、ぼちぼち、あちこちで。お昼頃になると、これが不思議なことに、なぜか雨がザーッと来ます。そこで、雨を合図に、旗をしまい、拡声器をかたずけ、おしまいにします。のんきな道中です。

さて、耳の方は、金曜日に耳鼻科へ行って、一件落着。(早く行けばよかった)。今は、夜の庭いっぱいの虫の声もきれいに聴こえます。

6日夜は「開かれた県政を進める会」主催の講演会。パネラーは堂本知事と南舟橋にオープンした北欧家具のIKEAジャパン(株)の人事部長・泉川玲香さん。

泉川さんの話は圧巻。ぺらぺら止まらない。IKEAの人材開発のコンセプトはダイバシティ(多様性)と、Work Life Barance(プライベイトと会社、双方がハッピーになること)。

イケアジャパン、従業員として、どんな人を採用するか、という基準は「学びたいという意欲の強い人」であること。(逆にいえば、自ら意欲、ビジョンを持たない人は、採用されない) 。上司、部下とは言わず、Co-Worker(共に働く人)として、率直な意見を出し合い、消費者ニーズに沿っていきます。従業員数617人。女性61%、男性39%。障害者9名。フルタイム215名。パート353名。外国人14カ国から40人。(パート勤務の賃金は正社員の給与を時間で割って、時給を出し、その時間給をパート労働時間に応じて払う)。意見を言い合う場では正職員もパートも対等、など、日本のパートタイム労働の過酷な状況を思うと夢物語のようです。

玲香さんは英国の日系の会社で働いていた時に出産しました。英国では、出産の翌日に退院。しかし、その後、30日間毎日保育士さんが来てくれます。また、2ヵ月後に職場復帰したけど、会社は自宅から近く、10時、12時、3時にベビーシッターが授乳のために会社に赤ちゃんを連れてきてくれたというからびっくりです(夢のような話)。英国では、私の子ども、あなたの子ども、ということでなく、命そのものに対する敬意があり、子育て中の母親に対するまなざしは暖かかったとか。

しかし、そんな玲香さんに、日本人上司がある時、「子どもがいるということは、働く女にとって障害なんだよ」と、ポツリと言ったという。その一言が忘れられず、IKEAの社長に「何か日本の支店で実現したいことはあるか」と聞かれた時、玲香さんは「保育所を」と提案しました。世界中に支店のあるIKEAであっても、保育所があるのは世界で3番目。逆に言えば、日本だからこそ「保育所」が必要だったともいえます。園長は日本人と結婚したスウェーデン人のクリステイーナさん。

他にもわくわくする話がいっぱいでした。詳細は博美さんの日記にもあります。併せて読んでください。何はともあれ大勢の方が参加してくださって、よかった。Dscf0088_1

当日、県商工労働部雇用労働課が発行した楽しい暮らし方、働き方を進める情報誌「私の働き方を求めて」女性の再就職支援の冊子が配布された。とても読み応えのある冊子です。もっと宣伝して多くの方に手にとってほしいところです。Save0049_1

2006年9月 4日 (月)

闊歩する女たち

何を隠そう、我が家の庭は雨月物語の「浅茅が宿」のような状態。ここに人が住んでいるとはとても思えない。そこで、駐車スペースを広げたことをきっかけに、庭も何とかしてもらおう、ということで、造園屋さんに入ってもらうことにしました。まずは、ぼうぼうの状態を何とかしてもらうことから、ということで「申し訳ありません」と謝りながら、庭に入ってもらいました。帰宅したら、ともかく、さっぱり丸刈り坊主の男の子の頭のようなすがすがしい庭になっていました。これでやっと庭師さんたちが、庭仕事に入れる状態になりました。(ほんとに申し訳ありません・・・大人が二人もそろっていながら)

さて、本日、午後は「千葉県資源循環型社会づくり推進会議」の傍聴をしました。博美さん、井村さん、わが井上さんも傍聴です。出席者の中に、ゴミ端会議の大澤さん、市原市環境部の職員の姿も。どちらも、しっかり発言してくれて、嬉しい!本日の会議は枠組みを作るところまで。かなり前向きな意見も多く、今後はタウンミーティングや推進会議の意見を取り入れて、実効性のある計画を作ってほしい、と願うばかりです。

その後、控え室にもどり、みんなで練り上げてきたネットの予算要望書を県財政課に手渡しました。

Save0047 写真は脈絡なく、昨日いただいたカレンダーの一部の「湯女図」です。江戸時代初期の作で、作者不詳?湯屋で客の垢を流したり、酒席の相手をしたりしていた女達が闊歩する光景を描いたものです。なんとも活き活きした表情が昔から大好きでした。(よく模写もしました)私が好きだと以前に話していたので、昨日Kさんが下さったものです。毎日いろいろな事件もありますが、でも何はともあれ、芸術の秋。

2006年9月 3日 (日)

なんともあったかい遠山あきさん

朝晩めっきり涼しくなってきました。嬉しいけど「すぐに能登は寒くなるな」と思うと故郷の母が気がかりです。

さて、本日は午前中防災訓練。まずは五井地区の防災訓練の拠点、千種中学校へ。ついで、中央会場・加茂中学校へ。山の緑の濃い加茂は空気もすっきりしています。本日は、絶好の稲刈り日和ということで、参加した皆さんは気もそぞろだったと思いますが、でもこうした日常訓練も必要。ご苦労様でした。写真は山を背景にびしっとした隊員の訓練風景。2006_090306930007

午後、「市原市男女共同参画の会」の第2回総会。後に、講演会を控えていたので、大急ぎで、スイスイと議事進行。会長がHさんからKさんに交代しました。事務局長も交代。Tさんのまあ手際のいいこと!一人で10人前働いちゃうのではないかと思うほど、テキパキ・テキパキ。

そして、講演会。稲刈りで忙しい時期で参加者が少ないのではないかと心配しましたが、「遠山あきさん」の講演ということで、満席。よかった!大正6年生まれの先生は、偉い方であるはずだけど、ちんまりとかわいい。「私が出会った女性達」のお話をユーモアたっぷりにお話されました。

戦後、婦人が参政権を獲得したことを記念して、婦人の「権利、平等、平和」を願って誕生した「全国婦人会議」(全国から60人が選ばれた)の3泊5日の体験。ここで心ゆくまで討論したことを活き活きと語られました。その後、千葉県からの参加者、代表選考の応募した人たちで結成した「はまゆうの会」は今も続いているとのこと。

人は交わってこそ豊かになります。。交わってこそ「なにか」が生まれます。出会いは時間の長さではありません。相性もあるんでしょうかね。とのお話は、みんなが共感するところです。

気取らず、背伸びせず、少女のような好奇心に満ちた先生のお話のファンは、市原にはたくさんいます。今日も頷きながら、小さな笑い声をあげながら聴き入る皆さんの表情が柔らかくて、そっちを観ているのもおもしろい講演会となりました。Cimg1675_1

もうひとつの写真は、本日買った先生の近著。Save0040 あとがきに「平太郎とは、私が話を聞かせてもらったすべての人、読ませてもらった体験記の主人公たち、そのすべての人の集合体である人物といっていいでしょう。」とあります。これから読みます。

2006年9月 2日 (土)

山田町・バイオマス

30日に見学した山田町バイオマスタウンについて、簡単に。

市民ネットワーク千葉県の仲間10人と山田町バイオマスタウンへ。出迎えてくださったのは、和郷園(農業組合法人)の環境事業部室長・阿部邦夫さん(環境カウンセラー)。

山田町は人口1万1千人。何とかかの地に新産業を、と考えた町長に進言したのが「バイオマス構想」。「おらほが家には1升マス、2升マスならあるけど、バイオマスって、なんだ?」という町議がいたという笑い話で一座が和みます。

平成16年~18年度までの農林水産バイオリサイクル研究のモデル事業で、牛糞からメタンガスを発酵させ、燃料とし車を走らせたり、堆肥、液肥を作る。もともと和郷園は、丁寧な畜産業を営んできたから、手を上げ、バイオマスを事業化するのは、早かった。

メタンガスの燃料化、有効活用研究には、荏原製作所、大阪ガス、などが手を上げている。又、農林業利用については、県内の農業・畜産・森林の各研究センターやら、県やら、山田町やらが共同研究。

ここでは牛100頭分の糞尿5トン/日がタンクに入れられ、120m3のメタンが出ます。写真は、そのウンチの入っているタンク。すでにちょっと処理されているので、思ったほど、臭くありません。Cimg1666

そのメタンガスで走る車です。公道を走るので、立派なナンバープレートがついています。Cimg1664_5

こっちはスクーター。予備のタンクも内蔵しています。Cimg1665

その他、あれこれの研究施設やら機器類も見せてもらったのですが、阿部さんの自慢は、やっぱり、和郷園のリサイクル、堆肥化施設。清潔に管理された現場に案内してもらいました。カット野菜などの野菜くずを、こな微塵にして、水分をギューッと搾る機械です。雑巾で絞るみたい?なんだかミキサーで絞るという感じです。赤いのは、にんじん。Cimg1672

野菜だけでは、きれいな堆肥になりません。当初は失敗続きだったそうですが、今では食用老油の搾りかすを入れて、発酵させます。すると、なんと、あらフジギ。こんなサラサラ堆肥ができます。触ってみると、まだ、ほんのりあったかい。Cimg1674

しっかり説明やら、現場案内やらしていただき、大幅に時間延長してお話してくださった阿部さん、ありがとうございました。午後のご予定に食いこんでしまい、申し訳ありませんでした。

帰りは、近くのレストラン980円食べ放題のバイキング。たらふく食べて大満足でしました。お味もGOODです。お近くにいらしたら、是非どうぞ!

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