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2006年9月23日 (土)

3日分の勉強

21日(木)夜、アネッサにて「地域福祉フォーラム」社会福祉協議会の平野さんから、社協の仕事・仕組みと、市原市地域福祉計画のお話を聞かせていただいた。何となくわかっているつもりでいたことが、すっきり組織図が頭に入った感じ。地域福祉計画づくりに関わった皆さんも参加されていたので、質疑は具体的、包括的。今後の市民力がまさしく地域福祉の基本になることを改めて確認した。

22日(金)議会初日。午後、県ネットでまちづくり部会として、千葉大の福川先生をお招きし、「都市計画・まちづくりとは?」の学習会。盛りだくさんの内容で目をシロクロさせながらのお勉強。法律も多岐にわたるから大変。ぼちぼちやっていきます。Cimg1706

そして23日(土)教会の修養会。午前は「いのちの電話」理事長の日下忠文先生の講演会。午後は先生を囲んで話し合い、質疑。「私の仕事は傾聴、だから話すのは苦手です」と言いながらも、うそばっかり。聴衆を笑わせながらの熱弁です。

科学が哲学から独立して歩み始めたのは500年前。また精神医学らしきものが誕生したのは1845年、グリーンジンガーが精神病は脳病であると主張したことから始まる。

日下先生は、あの有名な「夜と霧」の著者フランクルの流れを組む。フランクルは、人を単に生物的存在と見るのでなく、スピリチュアルな存在として見る。

自らも強制収容所に収容され、家族を所内で殺されたフランクルは、そんな収容所のなかにあっても、人は自分の存在に関して強く意味づけようとする意思を持っており、全存在でその逆境を受け入れ、意味づけようとする。その自らを意味づけようとする意思こそが、人の価値である、そこに着目する療法を「ロゴセラピー」と称する。

日下先生もフランクルの主張の流れを継承し、その想いの延長線上に、「いのちの電話」の活動もあるようだ。話題は多岐にわたったが、終始、先生の伏流水のような人に対する信頼、強固な意志を感じた。

人口10万人に対して自殺者ドイツ13、アメリカ12、イングランド10、イタリア8、日本25!その背後には、何十倍の未遂者があり、さらに願望を抱いている人ともなれば、その裾野はさらに広がる。健康な人は自殺しない。(もし、健康な人で自殺した人がいたなら、それは学会の症例になるほど。)もっと、病の認知が必要。

人はスピリチュアルな(魂を持つ)存在である、というと、日本では、今はとかくオーラだ、前世だ、という怪しげな話ということになるけど、もっと魂の器としての「ひと」に着目したい。

漢字の「命」と言う言葉を「いのち」と読んだ日本人の智慧。「いのち」は「い・・息」「の・・助詞」「ち・・スピリッツ」を表しているのだそうだ。

病気が治っても「で、どんな人になりたい?」ここから先が、空っぽでは、また病気に逆戻りしてしまう。人が何に「価値」を置くか、価値をぶれさせない、ということが大事です、と日下先生は語ります。でも押し付けがましくない!すごい人です。先生の写真は撮ったはずだけど、映っていなかった。残念。

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