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2006年9月12日 (火)

富士石油(見学)

先日の丸善石油(株)に引き続き、今度は、防災対策特別委員会として、袖ヶ浦の富士石油(株)の袖ヶ浦製油所を視察しました。富士石油は日本で8番目、原油タンク16基、製品タンク143基を要する大きな製油所です。

まずは、会議室で防災対策担当者の方々から説明を聞きました。厚労省の「指針」に基づき、「安全衛生管理システム」の導入宣言を行い、安全管理に継続的に取り組んでいます。自主防災組織を軸に大型高所放水車、化学消防車などを常備しています。初期対応訓練は年間200回も行われるそうです。

高所放水車はキリンさんの首みたいなのがスルスルと伸びて、放水!Cimg1689

近隣事業所と共同防災組織も持っています。2003年には、共同防災組織で法定外IS型大容量泡放射砲も配備しました。浮き屋根の内にまで届け、とばかり、砲弾のようにすさまじく水が放水されます。Cimg1690

平成15年の出光興産(株)北海道製油所の事故以来、石油コンビナート災害防止法等ならびに消防法等の改正により、屋外タンクの浮き屋根は全面火災対応の改修を迫られている。この写真は12万キロリットルの原油を貯蔵できる直径90.1m、高さ20mの巨大なタンク。ここに今の相場にして60億円分の原油が入っています。かつてはその大きさは、東洋一といわれましたが、今はもっと大きなタンクも他所ではあるそうです。

しかし、近くで見ると、あきれるほど大きい!まるで野球場みたい。ここにマックス18mまで原油を貯蔵します(スロッシングレベルとして空きは2m以上確保することが義務付けられています。一方備蓄は70日分、これも義務づけられています)。ともかく、大きすぎて写真に入りません。あしからず。Cimg1691

こんなに対策をとっていても、先だって、コスモで事故が起きりました。コスモの損失は100億円だとか。変更管理の報告をコスモは怠っていたということですが、どれほどりっぱな施設であっても、所詮、人間が管理します。便利さと、怖さは隣り合わせ。更なる対策を祈るばかりです。ご案内いただいた皆様ありがとうございました。

見上げるような巨大な話ばっかりなので、最後にささやかな写真。好物のいちじくです。何と4パックも!Cimg1692

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