« 闊歩する女たち | トップページ | お久しぶり・関さん »

2006年9月 9日 (土)

ヘルメット・とも子

かれこれ10日前、左耳が耳だれで聴こえなくなり、4~5日前には、右耳もふさがった。痛みはないけど、一日中、ヘルメットをかぶったような按配でうっとうしい。火曜日の自立支援法のヒヤリングも、担当さんの声が遠く聴こえる。もともとスカスカな脳みそが、いっそうぼーっとして壊れたウニみたい。Save0048_1

さは、さりながら、水、木、金曜日、約二時間ずつ、ちはら台でハンドスピーカでささやかに街宣しました。岡村さんと二人、ぼちぼち、あちこちで。お昼頃になると、これが不思議なことに、なぜか雨がザーッと来ます。そこで、雨を合図に、旗をしまい、拡声器をかたずけ、おしまいにします。のんきな道中です。

さて、耳の方は、金曜日に耳鼻科へ行って、一件落着。(早く行けばよかった)。今は、夜の庭いっぱいの虫の声もきれいに聴こえます。

6日夜は「開かれた県政を進める会」主催の講演会。パネラーは堂本知事と南舟橋にオープンした北欧家具のIKEAジャパン(株)の人事部長・泉川玲香さん。

泉川さんの話は圧巻。ぺらぺら止まらない。IKEAの人材開発のコンセプトはダイバシティ(多様性)と、Work Life Barance(プライベイトと会社、双方がハッピーになること)。

イケアジャパン、従業員として、どんな人を採用するか、という基準は「学びたいという意欲の強い人」であること。(逆にいえば、自ら意欲、ビジョンを持たない人は、採用されない) 。上司、部下とは言わず、Co-Worker(共に働く人)として、率直な意見を出し合い、消費者ニーズに沿っていきます。従業員数617人。女性61%、男性39%。障害者9名。フルタイム215名。パート353名。外国人14カ国から40人。(パート勤務の賃金は正社員の給与を時間で割って、時給を出し、その時間給をパート労働時間に応じて払う)。意見を言い合う場では正職員もパートも対等、など、日本のパートタイム労働の過酷な状況を思うと夢物語のようです。

玲香さんは英国の日系の会社で働いていた時に出産しました。英国では、出産の翌日に退院。しかし、その後、30日間毎日保育士さんが来てくれます。また、2ヵ月後に職場復帰したけど、会社は自宅から近く、10時、12時、3時にベビーシッターが授乳のために会社に赤ちゃんを連れてきてくれたというからびっくりです(夢のような話)。英国では、私の子ども、あなたの子ども、ということでなく、命そのものに対する敬意があり、子育て中の母親に対するまなざしは暖かかったとか。

しかし、そんな玲香さんに、日本人上司がある時、「子どもがいるということは、働く女にとって障害なんだよ」と、ポツリと言ったという。その一言が忘れられず、IKEAの社長に「何か日本の支店で実現したいことはあるか」と聞かれた時、玲香さんは「保育所を」と提案しました。世界中に支店のあるIKEAであっても、保育所があるのは世界で3番目。逆に言えば、日本だからこそ「保育所」が必要だったともいえます。園長は日本人と結婚したスウェーデン人のクリステイーナさん。

他にもわくわくする話がいっぱいでした。詳細は博美さんの日記にもあります。併せて読んでください。何はともあれ大勢の方が参加してくださって、よかった。Dscf0088_1

当日、県商工労働部雇用労働課が発行した楽しい暮らし方、働き方を進める情報誌「私の働き方を求めて」女性の再就職支援の冊子が配布された。とても読み応えのある冊子です。もっと宣伝して多くの方に手にとってほしいところです。Save0049_1

« 闊歩する女たち | トップページ | お久しぶり・関さん »