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2006年9月16日 (土)

ホップ・ステップ・アップ!

本日、午後、YOUホールで、魚柄仁之助さんをお招きして講演会。その後、来年統一地方選にむけて市民ネット県議、市議候補のお披露目の会をしました。名づけて「ひろがる、つながる、ステップ・アップの会」。

山本二期目に挑戦、上符さん・市議三期目、桑田さん・市議二期目、そして今回正式に事務局長・岡村由美子さんを市議候補新人として擁立しました。これまで事務局長としての活動はもとより、市民ネット広報、子ども部会、女性部会、平和部会と中心的に活動してきた岡村さんに全幅の信頼をよせて、本日お披露目。

魚柄さんのお話はおもしろく、魚の目からうろこ。ではなく、目からウロコ。「かつて、パックの会という団体から招待を受けた。しかし、エネルギー換算をすると牛乳パックの再生はその運搬、再生にかける水、エネルギーを考えると、膨大な無駄をともない、良かれと思って行う活動は独りよがりのエコロジーならぬエゴになりかねない。」ということから話がスタートします。

沖縄は豚肉を多食するから長寿というのは、「ウソ」。長生きしている人は、貧しく豚肉など食べられなかった人たち。研究者なら、しっかり現地で調査しないとダメ。魚柄さんはかれこれ30年、自分の食べた食材、買い物のレシート、すべて記録しているという。見せてくださったノートは91冊目でした。

食生活を良くしていくためには①身体にいい②おいしい③経済性(手間隙かけず財布も傷みすぎず)が大事。問題をシンプルにすると、いろんなものが見える。

とりわけ心に残ったのは、「水」の問題。世界の最大の水の輸入国は日本である、との指摘。ミネラル・ウオーター?いいえ、違います。バーチャル・ウオーターという言葉に驚かされました。米1キロを作るのに使われる水は5100ℓ。麦1キロには3200ℓ。大豆には3400ℓ。その大豆などを食べる牛や豚などの食肉を考えると、使われる水の量は、気が遠くなるほどの量となる。これを仮想の水(バーチャル・ウオーター)として計算すると、日本に輸入される食材には日本で利用する農業用水の2倍の水が使われていることになる。中国。インドでもすでに水は枯れている、もちろんアメリカも。すべての「もの」には水が含まれている。だから、物を作ればつくるほど、「水」の総量が減ることになります。今後は世界が「石油」をめぐる争いから、「水」をめぐる争いになる可能性が高いという。

その他、食育の問題やら、BSEの問題やら、縦横無尽。最後に今後の地域貢献のあり方の提言がされました。単に目の前の状態に対応するだけでなく、そこに「産業」を育てること。自分がいいことをしていることが大事なのでなく、そこに経済活動や、波及効果のある活動を作っていくことが大切だと話されました。

こんな例も。5人一組で行政委託で給食サービスをしている団体がある。お弁当をおいていくだけで、すぐ帰ってしまう。良いことをしてると、本人達は自己満足をしているけど、お年寄りが望んでいるのは、一緒に話しながらお弁当を食べてくれること。5人がバラバラになって、5人のお年寄りと一緒にお弁当を食べるようになれば、そこにあったかいつながりが生まれる。そんな活動を目指してほしい、と魚柄さんは言います。大きなヒントを頂いた講演会となりました。

出席してくださった皆様ありがとうございます。後半のステップ・アップの会に参加してくださった皆様もありがとうございます。来年の選挙戦に向けて、ぼちぼちスタートです。写真はTシャツ、ぼさぼさ頭、雪駄履きの魚柄さんです。Cimg1693

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