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2006年11月30日 (木)

認定こども園

本日、午後、柏のくるみ幼稚園(正式には学校法人くるみ学園)に伺いました。くるみ幼稚園では、これまで16年間、預かり保育も実施してきた経過もあり、平成17年度に「総合施設モデル事業」に応募、全国で35箇所の施設のひとつに選定され、幼稚園型の認定こども園のモデル事業として18年9月まで実施してきました。(12月まで延長見込み)

法人としては、敷地内のくるみ幼稚園のほかに、北柏駅前保育室「わらび」があり、幼稚園敷地内には、別組織ではあるけど、「トムボーイ豊四季ルーム」(認可外保育施設)もあります。

国のかかげる制度は、厳密には、幼保一元型の完全に一体化した制度ではなく、幼稚園と保育所をつぎはぎしたような制度ですが、待機児童の解消をめざして、国は今、全国に制度を広げようとしています。

溜川理事長から、詳細な説明を伺い、2時前後の幼稚園型の子ども達のお迎え、そのまま残るこどもたちの移動、その後のお遊びの時間などを見せていただきました。写真は、2時以降、子ども達が一旦集まる部屋。溜川理事長もいっしょです。Cimg1820

次に、認可外保育施設の「トムボーイ」。左のサークルにはお昼ね中の子ども。保母さんたちは、お利口さんにオッキしている赤ちゃんと作業中。シーッ、静かにね・・。プライバシー保護の観点から載せられないけど、この赤ちゃんのかわいいこと!)Cimg1823

移動中に、下を見ながら歩いていた吉川さんが、遊具におでこをゴーンとぶつける事件もあり(きっと目から火花が出たことでしょう)。その後、部屋へ帰って,溜川理事長から、たっぷり課題やら、取り組みやらをお聞きし、充実した視察となりました。

外からも一枚の写真です。(後ろに見えるのが吉川さんがおでこをぶつけた青い遊具)Cimg1826

トリを飾る写真は、玄関前のニワトリの石造。幼稚園改革の夜明けのトキを告げる?Cimg1825

2006年11月29日 (水)

東京ドーム○○個分

よく量を表すのに使われるのが、東京ドーム何個分、という言葉。ところで、東京ドームってどのくらいの大きさ?・・・・正解は縦・横ともに200m、高さ61m。

さてその東京ドーム24個分の山砂3018万m3、及び岩ズリ953万m3が羽田再拡張工事のために市原を含む千葉県中西部からわずか三年間の間に、東京湾埋め立てに持ち出され計画、それが羽田再拡張計画です。

過去40年間に埋め立て等で山砂はすでに6億m3、重量にして12億トン、広さにして、3000ha(栄町3200ha、四街道3400haに匹敵する広さ!)運び出されています。今も年間1300万~1500万m3の山砂が運び出され、工事等に使われています。

羽田の工事は19年から3年間の突貫工事。漁業補償の問題が遅れているため、計画執行は、さらに遅れそうです。遅れれば遅れるほど、工事は突貫工事になります。山砂のダンプは平時の今でも一日6000台走っています。

それが、工事が始まると一気に倍になります。砂利採取は、環境アセスの対象でもありません。子ども達の通学道路、生活道路にびゅんびゅんとダンプが走ります。粉塵公害、道路の破損、過積載の問題、早朝、深夜までのダンプ走行の騒音、急激に過度の砂利採取をすると、環境影響も後手後手に回りそうで心配です。

そんな問題を28日、議会初日の午後の全員協議会で国交省に質問しました。私の質問は全部の会派の最後。質問が重複しても仕方ないので、できるだけ前の質問者の質問に対する答弁に重ねるように質問を組み替えます。

「適切に対応します」なんて、しょうもない答弁ではがっかりですが、今後も、とりわけ、わが市原では、山砂採取に対して、監視の声を強く上げていく必要があります。「早めの情報公開」がキーワードになりそうです。

写真は、脈絡なく、市原市役所職員文化展に、私の俳句も出させていただいたので、その前で一枚。Cimg1817 撮ってくれたのは、岡村さん。(岡村さんのお母様も生前、俳句を作っておられました。)文化展のコーナーでお茶のお手前もあり、そこで並んで一服いただきました。

行方不明の後期高齢者医療制度

24日、後期高齢者医療制度について県担当者から聞く学習会をしました。聴けば聞くほど頭にくる高齢者いじめの保険制度で、一同、すっかり腹を立て、帰宅後、かなり詳細に書き込みをしたのですが、何と、あと一行というところで、記事が吹っ飛んで行方不明。その後、3~4日はパソコンそのものが不機嫌になり、悪戦苦闘。それもこれも、この医療制度が悪いからだ、と八つ当たり。もう一度書き込む気力はないので、カットだけ。Save0033

その後の数日は、はしょって、月曜日、つまり議会開会日の前日の夕方、東京永田町の星陵会館へ。「団塊ネット」なる団塊世代を地方議会へ送るネットワークの発会式に博美さんと出かけました。パネラーが豪華絢爛メンバー 。第一部は、まずは元宮城県知事浅野史郎さん、次いで元長野県知事田中康夫さん。Cimg1813 蓮ほうさん。Cimg1814 この三人がそろって面白くないわけがない。二人の元知事は、知事という激務から降りて、えらく若返って、こざっぱりと卵を剥いたようなお顔。田中康夫さんは、腕にまで広がっていたアトピーが治ったそうです。知事って大変なんだなー、と感心。

田中さんが、「私らは、いろいろ攻められて・・・それでも、浅野さんはまだ人徳があり・・」と言うと、浅野さんは、「当然」という顔でOKサイン。歯に衣着せないエールやら皮肉やら、蓮ホウさんも交えて、達者な三人は話題てんこ盛りで、聴衆も大満足。

後半のパネラーのスペシャルゲスト、は何と加藤紘一さん。Cimg1816 地方議会の選挙の難しさを実態に即してしみじみ。次いで、地方が健全であることをしみじみ。誠実さが全身からにじみ出ています。やはり、お買い得の時間でした。

さて、お次の二人は、吉永みちこさんと残間里江子さん。残間さんは、「そばうち男で終わって良いのか」と過激に発信した人、対する吉永さんも「どこゆく団塊男、どうする団塊女」という著書。甘い男性をバッサリ!痛快!の一言。あっぱれな二人でした。Cimg1815

その後の名乗りを上げた候補者は・・・う~ん・・・。明日は、国交省相手の全員協議会があるというのに、いいのかなーと思いつつ、急ぎ帰宅しました。

2006年11月23日 (木)

寒い一日

朝から、テクテク、通信の残りを配布。帰宅しようとして、その前に図書館に先日の読み聞かせ用の大型絵本を返却に行きました。

おや?市原市立中央図書館開館15周年記念?「郷土ゆかりの資料展」と今回市原市が購入した深沢幸雄画伯のガラス絵も展示されています。古城江観、石川倉次、立野信之等などに関する展示あれこれ・・。ちょっと儲けた気分で一旦帰宅しました。チラシの中の深沢先生のガラス絵。もちろん本物は美しい彩色が施されています。Save0029_1

さて一服して、午後JR市川駅へ。実は、4年前に市川市民が集まって2年がかりで策定し、すべての会派が賛成して誕生した「市川市男女平等基本条例」。その条例が、12月議会で突然「改廃」の憂き目に会っているのです。変えたい議員達の言い分は「うっかり賛成してしまったけど、あの時は勉強不足だった。」というもの。

そりゃあんまりな、伝ベエさん!議員自ら「勉強不足だったからうっかり賛成しちまった」なんて、恥ずかしいこと、言えたこっちゃないでしょう!というわけで、「平等」という文言が入っていることでも画期的な市川の条例を変えさせてなるものか、と千葉県議会の女性県議も駆けつけての街宣となったわけです。

寒い中、大勢の議員やら市民やらが集まってリレートークをしました。何?ということで立ち止まる若者もあり、男性もあり、寒かったけど、「ふところにホッカイロ、心に熱い想い」の一時間でした。

29日が市川市議会議会初日です。傍聴席を市民が埋め尽くしてほしい、と熱望します。

2006年11月19日 (日)

地域フェスタと国際交流

天気予報は雨!ほんとに雨。姉ヶ崎の生活クラブセンターで本日は地域フェスタが行われたのだが、雨でどんどん冷えてくる。市民ネットは大型絵本の読み聞かせを行った。久しぶりの子どもの前で絵本を読むのもオツなもの。私は「すてきな三人組」を、ドスを聞かせて読んだ。岡村さんは、かわいく「カラスのパン屋さん」。ここで時間切れとなり準備していた本は全部は読めなかった。残念。(桑田さんも準備していたのだけど。)

生協職員のプロはだしのライブもあり、あれこれのおいしい試食やらもあり、それなりの賑わい。でも寒い!

何と!かつての人形劇の仲間のKさんがアフリカ支援のブースで売り子さんをしている。「きゃー、キャー!お久しぶり!元気?」なんて会話の後、美大卒の娘さんのトモコちゃんが描いた絵葉書もここで販売しているとのこと。まあ、あのきれいでかわいいトモコちゃんが、こんな素敵な絵を描くなんて!と嬉しくなって、買いました。(トモコはとも子でも大違い!)。クリムトが好きというトモコちゃんの絵です。(これはほんの一枚)Save0027

帰宅して、その後、市民会館の国際交流協会の交流パーティへ。日本語教室をやっていた時の懐かしい人たちの、一年ぶりの顔もちらほら。

これからちょっと、資料の読み込みと、原稿書きをします。足元のハナコを上から一枚パチリ。Cimg1765_1 

2006年11月17日 (金)

教育の未来

本日、あれこれの後、お昼にJFSA(ジャパン・ファイバー・リサイクル連帯協議会)に出かけた。総会には間に合わなかったが、お昼のスペシャルパキスタン料理の昼食に間に合った。写真は「ハリーム」の鍋(ダール豆やら肉やらがどろどろになった乙なお味のパキスタン料理)。そばにいるのはラジャさん。Cimg1811

天井高い倉庫いっぱいの古着の山が見えるでしょうか?Cimg1810 食後、JFSAの歴史を振り返るコメントが、関係者から続々と。日本とパキスタンを結び、古着販売のノウハウを業者からゼロから学び、雨にも負けず、風にも負けず売り続け、たくましくなっていった関係者に頭が下がります。梱包、倉庫の整理のノウハウなどを技術指導した山岸さんが「仕事は段取り、整理が基本。整理できていないと心身ともに疲れて仕事にならない」と言われ,我が家を思い、深く反省。

その後、国会へ。5時~7時まで灯りを掲げて衆議院会館前で集会をしました。本日のヒューマン・チェーンへの参加者は5000人ほど。(でもやっぱりニュースにはならないだろうな・・・)

昨日、教育基本法改正案がとうとう与党が特別委員会で単独採決!そして16日衆議院本会議でまたも強行単独採決!野党はすべての審議を拒否し議場の外!(これほどの大事件が、ほとんどニュースにもならなかった。マスコミ、とりわけテレビがまったく教育基本法改悪のニュースに触れないのは、あまりに変!(今朝の「新聞」では、さすがに一面トップに出ていた。テレビはべた記事扱い?)

日本に、過ぎたるものが二つある。日本国憲法と教育基本法だと思っている。

教育基本法の前文は、泣きたくなるほど教育の理想を語っている。もちろん、日本の現状はこの理念から程遠い。しかし、だからといってめざすべき理想を捨てて、生きる指針さえ見失っている己のレベルに教育の理念や目的を従わせるのは本末転倒である。

それは、桂離宮の良さが理解できない、システムキッチンがない、という理由で、離宮そのものを壊して、自分のレベルに合ったシステムキッチンのある安普請のプレハブに建てかえるようなもの。壊してしまったら、今の日本人のレベルでは、世界に誇れる理念を持った真に崇高な教育基本法など築れるわけがない。国家が教育に直接関与しやすくするように教育の目的を変えるなんて、あまりに低俗!飴玉つきのけちな安普請!

安倍信三をかばいたてするマスコミは、すでに暗黒世界の引きずり込まれて報道統制されているのか、それとも権力に尻尾を振って、自ら思考停止になって報道を自粛しているのか・・・ああ、悔しい。情けない。日本はどこへ行くのだろう。

大人達が、どう滅びようと仕方ない、今の政権を選んだのは自分たちであり、自らまいた種を刈り取っているのだから仕方ない。しかし、そんな大人の犠牲になるのは次世代の子ども達!・・・あんまりじゃない!写真は暗い国会議事堂あたり・・ほんとに暗い。Cimg1812

2006年11月15日 (水)

崩壊する日本の医療

またしても連日あたふたと時間が過ぎていく。まずは市津地区の菊祭りの様子からご覧ください。見事な菊の花の五重塔。Cimg1804 これから始まる本マグロの解体!でかい!Cimg1806

12日、日曜礼拝に引き続いて、午後は「あなたも狙われているー忍び寄るカルトの影」と題して吉田好里新松戸幸谷教会牧師の講演会。Cimg1809

破壊的「カルト」の特徴は?勧誘の手口は?街頭で「あなたの手相を見てあげます」と言われた体験は?人格・家庭・社会の崩壊を招いていくプロセスは?大学、市井にはびこる統一教会の手口は?(え~?阪大、東大、京大、青学などにはびこっている・・・?あなたの子どもたちの通っている大学は大丈夫?)なぜマインドコントロールされるのか?身近な家族が破壊的カルトに引っかかっていることを、どうして気づくか?どうして離脱させるか?等等。

ざっくばらんな話しぶりの吉田先生のお話に、当初「私は大丈夫」と思っていた人も、段々自信がなくなってきて・・・。笑ったり、どきどきしたり、スリリングな時間でした。

14日は若宮の加藤さん家で「車the集会」。お集まりいただいた皆さんありがとうございます。午後は、すっ飛んで、12月議会の議案説明。後日詳しく聞き取りすべき案件がいくつもあります。

そして今日は、市原で運営委員会など。

本日は、先だっての地域医療研究会の折、夜勤明けで機嫌の悪かった川崎市立病院内科医長、北里大学医学部非常勤講師の鈴木厚先生の御本の紹介です。

医療改革に憤る先生は、医療はサービス業でなく安全保障である!医療報酬改定は老人殺し、医療難民促進法であり、病院職員の過労死促進法である、と断じます。

たとえば、国家試験に合格して医者になる人は8000人/年。ここ数年、毎年開業医になる人は4300人。新任看護婦の離職率は12.1%。なぜか?病院勤務の医者は当直明けでも通常勤務。24時間戦う事を強いられ、救急病院のすべてが36時間勤務が当たり前の違法状態(労働基準法を守ったら病院は廃業せざるを得ない)。これでは自らが過労で討ち死にする前に、医者は病院を離れて開業に走って当たり前。

自己責任の国アメリカでは、生きるも死ぬも自由。貧しくて医療費が負担できないならば、サプリメントでしのげばいい、と言う発想で、サプリメントが大流行する。日本では生活保護世帯では医療費は無料になるけど、アメリカでは、「自己破産」の理由の第一位が「医療費の支払い」である。医療費の国際比較では、盲腸の手術代:日本は入院7日で37万円。ニューヨークは1日入院で244万円!

私たちが、何となく、医者は、えばって、楽して、儲けている、と思い込んでいる間に、日本の医療が、まさしく崩壊しようとしている実態を、簡便な数字の裏づけをしながら、ぐいぐい説得します。日本がアメリカ型を目指しているとすれば、貧乏人は「死ね」と言われているに等しいことになる。医療過疎、小児科、産科医不足、医療技術料がラーメン並みに安いこと。医療事故がなぜ起きるか、高度医療の実りない実態、等等・・・広範な医療の問題あれこれがぎっしりのポケット解説本です。ご一読を。Save0008

2006年11月11日 (土)

千葉県警察音楽隊

本日、しとしとと雨。千葉県文化会館で警察音楽隊の定期演奏会を聴きに行きました。本千葉を降りたらゾロゾロと人の波。その人の波について行ったら、そのまま文化会館に着きました。先日の教育基本法改悪の集会で、私たちを見張っているように立っている機動隊も嫌だし、警察があんまり力を持ちすぎるのも、やだけど、でもそれはそれとして音楽は聴いてみたくて出かけました。

演奏はすばらしく、ほんとにお得で贅沢な時間を過ごしました。吹奏楽でおなじみの硬軟取り混ぜての演目もすごい。耳が洗われる心地です。第三部では、ルパン三世やら、太陽にほえろ、西部警察、はぐれ刑事純情派も演目に。

ルパン三世は、あれ?ルパンって警察の商売敵の泥棒さんじゃなかったっけ。でも銭形のトッツァンが警部だからいいのか・・・などと、頭の中をジゲンやら富士子やらが走り回ります。聴衆も大喜び。いや~耳の保養です。

午後は、ちょっとパソコンで原稿書き。雨の一日は気持ちがしっとりとリラックス。しかしはかどらない。

カットは、大好きだけどうろ覚えで似てないルパンと銭形のトッツァン。Save0071

2006年11月10日 (金)

のびろ学園

昨日、袖ヶ浦市にある社会福祉法人喜泉(きせん)が運営する第二種自閉症児施設「のびろ学園」、自閉症成人施設「ひかりの学園」、地域生活支援センター「たのしみ」などの視察に行きました。伺ったのは、市原のネットの仲間達など、総勢10人ほどです。お話してくださったのは川相智史園長さん。

日本自閉症協会会長石井哲夫氏が始めた事業に共感した須藤晃弘(初代理事長)が昭和51年に82000m2の土地をポンと寄贈し、同センターの前身である「須藤福祉センター」を開設しました。当時、自閉症、という認知は全くと言ってよいほどなく、さぞ、その道のりは厳しかっただろうと思います。

昭和56年に自閉症児の療育施設「のびろ学園」が誕生し全国でも珍しい施設と言うことで大いに注目されました。ついで、59年に成人施設「ひかりの学園」が東京都の補助によって設置され、自閉症の人に対する生活支援及び、社会化の促進の作業指導がスタート。その後、関連施設も併設され、ゆったりした敷地で両園合わせて88名が入所しています。自主性、社会性を身につけさせたいという主旨から、一日のスケジュールをあまり厳しく言うことはありません。各々、自分のやりたいことをその日に選んで作業をしたり、その他のことをしたりします。

のびろ学園では、家族との縁を切らないように家族支援をしながら、土日は自宅に帰ります。(今は自立支援法対応で日額換算されるので施設としては大幅な減収になり経営が大変だそうです)

自閉症対策の歴史、強度行動障害支援、発達障害支援法・自立支援法の成立による功罪、制度改正によるグループホームの困難性など、伺いたいことはつきません。のびろ学園のパンは有名ですが、これからは「佃煮」に挑戦するそうです。新しい試みを取り入れながら施設を活性化したいという川相さんは、どんな質問にも、淡々と答えてくださいました。

写真は、自閉症の方々の作品が並んだ部屋。世田谷で展覧会を行い、年々評価が高まっているそうです。自閉症の方々にとって、世界がどんな風に見えるのか、片鱗が見え、そんな意味でも貴重な絵画であり、彫刻です。その前で一枚。Cimg1797 作品のそばによって一枚。Cimg1798

その後は大好きな袖ヶ浦公園に寄ってお昼を食べ、散策して帰りました。

本日は午前中、防災対策特別委員会。たたき台をもとに、委員会としての意見をまとめました。各委員から、控えめに意見あれこれ。最終決定は12月議会に入ってから。

午後は環境学習会。市原で。やたらお天気がいいけど、気分を変えて、けだるい一枚です。Save0069

2006年11月 8日 (水)

決算・教育基本法改悪反対

本日は決算委員会最終日。午前/企業庁と午後/総務部。

企業庁の工業用水について。総括外部監査指摘事項のうち、房総臨海地区水源は、施設能力28万m3/日の約50%しか利用されていない。現状能力は17万2800m3/日あるが、契約水量は14万1800m3/日しかない。使える水はまだ余裕もあるし、差量10万7200m3/日は使用見込みがないので当面水源手当てはしない、と企業庁も「措置事項」の中で明記している。房総導水路は利根川から延々と水を引いている。そうした余剰水量を見直していけば、あえて八ッ場ダムまで作る必要はなくなるはず・・・との観点から質問。答弁は空しいが・・。

総務は行政改革のうち、入札改革、大量退職者に備える退職金の準備について質問。入札改革はまだまだ、スタートしたばかり。総務部が仕掛けても、各課が笛吹けど踊らず、という状況にしか見えない。時間があれば、もっと詳しく調べたいテーマです。

さて、本日は決算最終日。やれやれと一息ついた後、国会議事堂前に直行。教育基本法改悪に反対して、衆議院を人の輪で囲もうという「ヒューマン・チェーン」のイベントに参加しました。鎖となれば、猫の手もあったほうが鎖は長くなります。そんなわけで「猫の手」の一人としてはせ参じたわけです。議事堂前にはすでに大勢の人が参集しています。基本法改悪採決が16日にも行われる、という新聞報道もあり、気が気ではありません。参加者は、何と2300人も!でもこれだけの人が集まっても、明日の朝刊には2~3行のべた記事にしかならないんだろうな、と思うと悔しい。

最近の高校の世界史などの単位不足で卒業できるのできないの、という問題も、教育基本法から目をそらすために、いきなりこの時期に、降ってわいたように騒ぎ立ててるとしか思えない。もちろん、単位不足の問題も大事だけど、でも、今、教育基本法が土俵際に追い詰められているこの時期に、それはないでしょう!年金問題の本質が、未納問題でうやむやにされた時を思い出す。

マスコミも良いように政府と足並みをそろえてるし、同罪。ああ、悔しい!

写真は薄暗いけど、ずらっと並んだ佐倉組の皆さんと。Cimg1794

2006年11月 6日 (月)

ダム!

本日は水道、県土整備部の決算委員会。

県土整備部で、高滝ダムの堆積土砂の浚渫の問題について聞きました。高滝ダムは、100年で180m3の堆砂量を予想していたけど、何と13年で166m3も埋まってしまいました。(2年前で92%の堆積)。浚渫の検討をしてきましたが、まだ対策が決まりません。「あれから2年、今はどうなっていますか?」と、ゆとりを持って聞いたところ、何と106%の堆砂!え~っ???・・・うろたえてしまいました。

何も100%を越えているからと言ってすぐに氾濫するわけではありませんが、あんまりと言えば、あんまりな答弁!ダムは、堆砂容量180万m3、利水容量はさらにその上に685万m3、洪水調節はその上に565万m3、それでダムサイト、ギリギリになります。

しかし・・・堆砂容量は、超えてしまっている!どうする?まだ浚渫した土砂をどこへ持っていくかも決まっていない。2年前と同じ答弁です。亀山ダムも同じ。養老川の川底が見える所の浚渫についても、はかばかしい答弁なし。

そして大多喜ダム。ここも2年前と状況は変わらない。平成3年~22年、総事業費145億円の事業ですが、すでに15年が経過して、未だ用地買収が済んでいない。共有地が未買収。事業費は45%使ってしまった。本格工事になれば事業費は増える。15年たって治水、利水の事業そのものも見直すべきでは?と質問。はかばかしい答弁なし。

あれこれあって本日の分を終了し、控え室で調べ物を始めたら、児童福祉課から「こどもの国」の公募売却のお話・・・。さらにどっと疲れました。106%の堆積物に埋もれたダム湖の底でぶくぶくしている気分です。Save0068

2006年11月 5日 (日)

日本の医療が危ない

こんな気になるタイトルのシンポジウムが東京・永田町の星陵会館で行われました。主催は地域医療研究会/代表世話人・鎌田實氏です。

トップバッターは鎌田さん・・・・諏訪中央病院は、まだ寝たきり老人と言う言葉もなかった時代からデイケアのような仕組みを作ってきました。薄暗い納戸で「寝たきり」の病人の悩みやら、一つ一つ現場で見えてきた事柄に対して答えを出しながら地域医療に取り組んでこられたそうです。病院及び周辺の様々な関連施設は大きくなり、病院自体も362床のベット数を抱える大病院。でも、病院を終の棲家にするのはよくない、と考え、在院日数を減らしながら地域医療を充実させる、医療費は上げない(今も長野県はダントツ医療費が抑制されています)。500人の関係職員の生活も成り立つようにしていく、などの命題に取り組んでいます。

鎌田さんの続き・・・でも、こんなに医療関係者は頑張っているのに、医療に対する不満は大きくなっています。それは「病気を退治する」という「攻める医療」から、治療後の患者を「支える医療」の充足を求める患者側の想いに応えていないからではないか。「助かりたい」から「生きててよかった」と思える医療をめざしたい、との言葉。本日の鎌田さんは午後のコーディネーターでもあります。Cimg1787

続いての午前の基調講演は権丈善一慶応大学商学部教授。私はケンジョウです。ゴンジョウではありません。有名ではないから、本日の講師だというのに、受付で参加費を取られそうになりました、と、まずは軽くジョークでジャブ!その後は限られた時間の中で言いたいことがてんこ盛り!怒涛の講演!目を白黒させながら聞きました。鎌田さんの隣が権丈さん。きかん坊そうな顔でしょ?Cimg1793

おもしろ語録:その1「医療費を増やす」と公約しない政党には次の選挙で一票を入れないようにしよう!

その2 政策は所詮、力が作るのであって正しさが作るのではない。

その3 <必要に応じた分配>に重きをおく社会を日本に選択させるには、この国の労働者組織は役不足である。(連合の人がいたらごめんなさい)

その4 日本の医療政策を取り巻く環境を考える時、経済学が役割を果たしていない。必要なのは「公共経済学」である。(そうだ!)

その5 現在問題になっているのは、少子高齢化、格差社会、医療崩壊という「三本の矢」。でも選挙において国民はひとつの争点しか選択し得ない。だって一票しか持っていないんだから。何を最優先させるか、政策のアイデアが「力」になる。だからこそ、医療崩壊がどれほど深刻な問題か、国民をひきつける政策「力」で示すしかない・・・など等。

午後のパネリストは厚労省医政局指導課課長佐藤敏信さん。お役人らしくない軽妙なお話。この頃の政策の分析。(おぬし、できるな!)

医療情報の公開・開示を求める市民の会の勝村久司さんは、長女を陣痛促進剤被害で亡くされてから医療裁判や市民運動に取り組んでこられた方です。

(勝村さん)産院では火曜日午後2時頃の出産が多い。でも、自然のままだと未明がもっとも多い(助産院調べ)。それに赤ん坊は曜日を選んで生まれるわけではない。すべて、病院の都合で「陣痛微弱」という名目で促進剤を注射されて苦しんだ挙句の出産となる。促進剤に対する過敏性は人によって200倍の差があり、なんでもない人、命に関わる被害を受ける人の差があることは、自明のことなのに、そんな事実も今日にいたるまで知らされていない。

彼もまた今回の中医協の委員として発言したそうです。医療単価の価値観を変えていかなければ、医療費の総額を上げていくだけでは根本解決にはならない。具体的には、小児科、産科の医療点数ををプラス改定し、出産を保険適用にすべき。また、領収書発行の義務化も提言。

医療問題で訴訟になっているケースは、悪質な事例ばかり、そうした悪質な医師の問題と、誠実に医療を行いつつ過酷な状況におかれている医療全体の問題は分けて考えてほしい、との提言もされました。

続いてのパネリストは鈴木厚さん。川崎市立病院・地域医療部長です。夜勤明けで疲れた身体に鞭打っての出席で、内から怒りのオーラがふつふつと湧き上がり、堰を切ったような弁舌。まあ、おもしろいの、おもしろくないのって・・・、書籍を二冊買ってきましたので、また後日、書きます。

最後は石井えいき(漢字がパソコンにない)先生。日本病院会常務理事。中医協委員です。今まで医師会といえば診療所、開業医の声が大きかったけど、今回初めて病院関係者が中医協に加わったのだそうです。始めから医療報酬マイナスが決まった上での議論だったけど、でも患者や、病院会が参加したことで議論が広がったことはプラスでした、と評価されました。

誰もがあふれる想いを怒涛のように語るから、まあ、議論の「濃い」こと!でも出席したひろみさんも、佐倉の山本良子さんもぐったり疲れて大満足の一日でした。Cimg1790

そうそう会場には、色平哲郎さんも見えていました。お昼時間にお話できて、ラッキー!

nihonn

2006年11月 4日 (土)

天平の甍コンサート

何だか手違いで一旦打ち込んだ原稿が消えました。気を取り直してもう一度。

和歌山県発注の工事をめぐる談合事件で和歌山県知事木村良樹知事が辞意を表明。全国知事会で道州制をすすめる委員会委員長でもある同士の辞意はほんとに残念。この前は福島県の佐藤知事が、身内の談合やら、人事に対する横暴やらで辞任。全国知事会会長の梶原さんも、裏金騒動で味噌を付けた。宮城県の元知事浅野さんが、談合は犯罪です、と言い切っていた。さて、このままでは地方分権が遠のいてしまう。

中央官僚の「それ見たことか」と言う高笑いが聴こえそうで悔しい。

さはさりながら、本日は歩いて三分のところにある国分尼寺で野外コンサート、その名も「天平の甍コンサート」。ニューフィルハーモーニーオーケストラの千葉金管楽器5人組によるコンサートです。口下手で、と言いながら5人全員が何とも軽妙なリレー司会。300人を越える人が回廊中庭で音楽を堪能しました。ベンガラ塗りの回廊にトランペットを始めとする金管楽器の音色が心地よく、家で決算委員会の資料を読んでいる最中だったのですが、ちょっとサボって、「忙中閑あり」の一服の一時です。Cimg1786

もう一枚は手作りチャリティコーナー。(同じく回廊の中で)Cimg1784

おまけは、尼寺展示館入り口の奈良の大仏の台座に描かれた釈迦像とその一団を模した図。風格があってしてバランスのいい大好きな一品です。お出での節は、ぜひじっくりご覧ください。Cimg1781 

2006年11月 3日 (金)

光の子幼稚園バザー

例年、文化の日に行われる光の子幼稚園のバザー。アジアの隣人ためにすべての収益を寄付する目的で、かれこれ30年近くも行われています。幼稚園が自らの遊具を揃えたり、即、子どもに還元したりする目的でなく、あくまでアジアの隣人のために行われます。私の子ども達が在園中からずっと変わらず幼稚園のお母さん達の協力を得ながら賑やかに行われてきました。

今年は、お天気にも恵まれ、若いお父さん達を始めとして老若男女でごった返しました。国際色豊かなテントが並ぶのもここのバザーの特徴。写真は、タイ料理のあれこれがメニューになったテント。Cimg1775

その隣では教会の男性陣が讃岐うどん、おでんを売るお店。さらには、国際協力活動をする「ブリッジ」、オリーブハウス、ぽれぽれ、アーシアン、教会の子ども達のお店。園芸用の小さなポットの並ぶコーナーもあります。

園舎内では人形劇、子ども用リサイクルグッズ、献品コーナー、ケーキとお茶の喫茶とカレーコーナー。私は、いつものように園舎内のカレーのコーナーでワイワイ言いながら雑用をしました。今年もおいしいカレーで売れ行きも上々。写真はそのカレー屋さんの裏方で一心不乱に黙々とお皿を拭いたりなどのお手伝いをしてくれた女の子。とにかくかわいくって!ほんとにお疲れ様。ありがとう!Cimg1772

もう一枚の写真は、ぽれぽれのお店で売っていたお皿。なんとも癒し系で・・・。Cimg1780

その後、市原市美術展。知り合いの作品も展示されていて、見ごたえ抜群。入り口近くにあったそのうちの一枚です。(不思議な描き方です)Cimg1776

2006年11月 2日 (木)

認定こども園

決算委員会の合間の勉強会。

本日「認定こども園」について自治労連千葉県本部保育評議会の方から、お話したいとの申し出があり、ネット事務所でお話を聴いた。各市町村にとっても認定子ども園の問題は関心のある課題であり、県議だけで聞くのも、もったいない、と思い、ネット全体に声をかけ10人ほど集まった。

幼稚園は園児が集まらず定員割れを起こし、経営がたいへんなところがある一方で、保育所では待機児童が増え続けている。過疎化が進む所では、少子化でめっきり子どもの数も減り、幼稚園か保育所どちらかがちゃんと機能してくれればいい所もある。

また個人的には、「保育に欠ける」と言う言葉は、子どもに対しても、保護者に対しても、ほんとに失礼ないやな言葉だと思う。また、こどもに必要なのは「教育」だ、「保育」だとことさらに区別していうことではないと思っている。

子どもには何より「安定、安心、愛情」に満ちた規則正しい環境が必要であり、その上で、押し付けでない躾を含む大人の心遣いがあれば、おのずとこどもは好奇心のままに、遊び、学ぶ意欲を自らの中に育てていくものだと思っている。そうして紆余曲折を経ながら、み~んな悩んで大きくなっていくのだ。セレブな教育や、子どもだからといって保護しすぎるのも成長を妨げる。「木」のそばに「立」って「見」まもると書いて、「親」と読む。成長を暖かく「見守る」ことが最大の大人の役割、いつもそう思う。

幼保一元化が長い間議論されてきて、私自身は、こども本位の幼保一元化をすすめてほしかったのだけど、現実の認定子ども園は、経済効率本位に進められていきそうで油断もすきもならない感じであり、しっかり眉につばを付けて成り行きを注視していかなければならない。

文科省(教育)、厚労省(保育)という枠組みで、子ども問題を論じるのは、大岡裁きで子どもの腕を引っ張り合うえげつない母親たちに翻弄され泣きじゃくる子どもを見るようでもあり、何だかなー・・・。12月県議会には、この問題をめぐる条例が上程される。さて、全否定もいかがなものか・・・かといってわれわれが修正動議を出しても、却下されそうだし・・・。To be 、or not to be・・・! ご意見下さい!

写真はお話を聴く面々。Cimg1769

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